1. トップ
  2. レシピ
  3. 揚げてないのにフライドポテト風!?「里芋のバタぽん炒め」に挑戦!カリッとねっとり食感がやみつきの旨さ

揚げてないのにフライドポテト風!?「里芋のバタぽん炒め」に挑戦!カリッとねっとり食感がやみつきの旨さ

  • 2024.12.6

管理栄養士のともゆみです。里芋っておいしいし栄養があるので、煮っころがしにしたりみそ汁の具にも使う筆者ですが、家族にはあまり人気がなく、作ってもいつも余ってしまいます。そんな里芋を何とか家族にも食べさせたくて悩んでいたところ、ミツカンの公式SNSで「里芋のバタぽん炒め」見つけちゃいました。わたしの直感は「これなら食べてもらえそう!」と訴えています(笑)。果たしてその結末や…いかに!?


お酢をはじめとする調味料などを販売している食品メーカー「ミツカン」。そのミツカンの公式インスタグラムでは、簡単、健康、おいしいレシピを提供してくれています。
今回そこで見つけたのは、里芋を使った炒め物。まるで揚げないポテトフライ?なのだそう。これなら家族も食べるかも。味付けにはミツカンから販売されている「味ぽん」を使います。

まるで揚げないポテトフライ!?「里芋のバタぽん炒め」の材料と作り方

【材料】(2人分)
里芋…5個(皮を剥いて220g)
無塩バター…10g
味ぽん…大さじ1と1/2
かつお節…適量
青ねぎ(小口切り)…適量



【作り方】
1. 里芋の皮を剥きます。材料に皮を剥いた重さが220g分と記されていて、重さを量ったらすべて使うと多かったので、220g分にしました。大きめの里芋3個使いました。スティック状に切ります。



2. 耐熱皿に1をのせ、ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで5分加熱します。



3. フライパンにバターを入れ、中火にかけます。2を入れて、表面に焼き色が付くまで時々ひっくり返しながら焼きます。



4. 火を弱め、味ぽんを回し入れ炒め絡めます。



5. 味ぽんが絡まったら器に盛り付け、かつお節、青ねぎをかけて完成です。


カリッと香ばしい!これはイケる!



里芋の外側はカリッとしていて香ばしいです。中はねっとりとしていますが、カリッとした外側の部分が多いので、ねっとりした割合は少なめですかね。確かにポテトフライのようです。バターの風味が効いていて、バターのコクと焼いた香ばしさがあって、味ぽんだけで絶妙な味付けになりますね。酸味の抜けた味ぽんとバターが混ざってとてもおいしいです。かつお節と青ねぎの風味が加わることで、和風なお味に仕上がりました。

里芋はカリウムが豊富

里芋の主成分はでんぷんですが、カリウムも豊富に含まれています。また、水溶性食物繊維、ビタミンB1なども含まれます。

カリウムはナトリウムと相互に作用しながら体内の水分を調整する働きがあります。ナトリウムが水分を溜め込むのに対して、カリウムは水分が多すぎる状態にならないように調整する働きをします。体内に十分なカリウムがあると、余分なナトリウムを尿へ排泄する作用があるため、むくみや高血圧の予防に役立ちます。高血圧の場合には、減塩とともにカリウムの摂取量を増やすことが肝心です。カリウムは水に溶けやすい性質があるので、茹でる以外の調理法がおすすめです。通常カリウムを摂り過ぎても尿中から排泄され過剰症の心配はありませんが、腎臓の機能が低下している場合は高カリウム血症に気をつけます。

里芋って煮ることが多いので、ねっとりとしている印象がありますが、この料理のように香ばしい料理だと、里芋だとわかりにくいかもしれません。実際、家族に出したところ、皆、里芋だと気づかずにパクパク食べていましたね。後で言ったら「あれ里芋だったんだー」って。この里芋料理なら家族みんながたくさん食べてくれるので、これからも重宝しそうです。かつお節と青ねぎは大人向けにして、子どもにはかけない方が喜ぶかもしれませんね。よかったら作ってみてくださいね。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学 監修 新出真理 ナツメ社
栄養学の基本ゆる図鑑 監修 中村丁次 宝島社

元記事で読む
の記事をもっとみる