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結成10周年を迎えたLittle Glee Monsterが語る、新曲『Break out of your bubble』への想いと6人の未来

  • 2024.12.5

ELLEgirlが注目する、次世代スターの魅力に迫る連載「今月の推し」。vol.39は、10月に結成10周年を迎え、感動的なMVが話題の新曲『Break out of your bubble』でも注目を集めるLittle Glee Monsterが登場! 姉組・妹組の絆や、MV撮影の舞台裏、ファッションと美容事情まで、ますます目が離せない「リトグリ」の“今”を深掘り。

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INTERVIEW with Little Glee Monster

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Q. 普段のファッションスタイルは?

MAYU:お腹や足を出すファッションが好きで、Y2Kとかギャル風のファッションが多いです。「ヒステリックグラマー」や「エックスガール」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」みたいに少し辛めというか、ロックっぽさがあるテイストが好み。私は肌を見せる方がスタイルがよく見えると思っているので、季節関係なく肌見せファッションが多いです。

アサヒ:私は女の子らしいお洋服とが好きで、「メリージェニー」のようなファッションが好きです。ワンピースやスカートのスタイルが多くて、あとはスニーカーも好きでよく「ニューバランス」の“530”を履いています。

かれん:私は韓国が好きなので、韓国のストリートっぽいスタイルが多いです。あとはファンのみんなが私の好みのお洋服をプレゼントしてくれるので、自分で買ったことないブランドのお洋服を着たりも。最近いただいた「マーティンキム」のトップスもよく着ています!

ミカ:気分によってファッションのタイプが大きく変わるんです。「ザラ」とか、「マーティンキム」みたいに、シンプルでかっこよくて、でも可愛らしさもあるようなファッションが好きです!

結海:私は肩や足の肌見せをするファッションが増えました。いろいろなジャンルの服に挑戦していて、スカートを履いてガーリィにスタイリングするときもあれば、ロングのフレアパンツでかっこよく決めるときもあります。最近は「エモダ」にハマっています。

miyou:デニムがすごく好き! デニムのセットアップを着たり、デニムに「ティンバーランド」を合わせてたり。90年代風のコーデをよく着ますね。よく「キース」で買い物をしますが、ブランドにはこだわりがないので古着も着ます。 最近は「アディダス」と「ウェールズ・ボナー」のコラボシューズをゲットしました!

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Q. 最近買ってよかったファッションアイテムは?

かれん:最近トレンドのフチなしの眼鏡を買いました。かけていると周りの人に褒めてもらえることが多くて、買ってよかったと思っています!

MAYU:私は「アナスイ」のセカンドライン「アナスイ エヌワイシー」のセットアップ。ディズニーのジャスミンみたいなヴィヴィッドな水色のアイテムで、別々に着ることができるので、今年めちゃめちゃ着ました! それを着てディズニーも行ったり(笑)。

アサヒ:白のミニスカートを買いました。インスタで可愛く着こなしている子がいて。フリルがレイヤードされているようなデザインで、ガーリィな着こなしに重宝しています。

ミカ:「ナイキ」の“エア フォース 1”の新色のブラウンです! 秋冬っぽくてどんなファッションにも合うと思って買いました。履いてるだけでおしゃれに見えるのがお気に入りのポイントです。

結海:私は「カナル4℃」で小指用のピンキーリングを買いました。誕生日が近い友達と一緒に買ったので、思い入れがあります。

miyou:海外の通販でゴールドのネックレスを大量買いしました! 友達とまとめ買いして。ロザリオやストーン、太めのチェーンなどを重ね付けするコーデに使っています。

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Q. 愛用中のコスメは?

アサヒ:「ディップティック」のヘアミストです。“ローパピエ”の香りが好きで、最近ヘアミストを買いました。香水も持っているのですが、香りの持ちを良くするためにダブル使いをしています!

かれん:最近ファンの方にいただいた「フィー」のリップです。同じカラーでも発色の強さが30%と70%の2種類あって、私は70%の方を使っています。ぷるぷるうるうるなリップになって、しかも肌馴染みが良い自然なピンクなのでヘビロテしています。なんでこんなに私の好みがわかるんだろう(笑)。

MAYU:私は「ジェラートピケ」のボディミスト。同じ香りでヘアミストもセット買いしています。 昔ファンの方がくださったフローラルの香りのミストがすごい好みの香りだったので、そこから柔軟剤みたいなフローラルの香りが好きになりました。「ジェラートピケ」のミストは香水よりも優しい香り方なのがお気に入り。ライブ前に気合いを入れたいときから寝る前までいろいろなシーンで使っています。

ミカ:私は美容院で買った「オージュア」の“スムース セラム”です。美容師さんにおすすめのアイテムを診断してもらってから使い始めて、カラーリング後のパサついた髪がすごくサラサラになりました。

結海:「Qoo10」のメガ割でゲットした「ナンバーズイン」のパックです! 高校生のときからずっと使っていて、いろいろな番号のパックを使い分けています。あとは、「ショーレイヤード」の香水。フルーツ系の香りを取り揃えていて、香りをレイヤードして使えるそうです。私は洋梨の香りをチョイスしたのですが、アクシデントで割ってしまいました……。

miyou:私は「ブイティー」の“リードルショット”を、スキンケアのプラスワンアイテムとして使うようになりました!

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Q. 新曲『Break out of your bubble』の魅力は?

かれん:この曲はドラマ『宙わたる教室』の主題歌として起用していただいたのですが、歌詞の内容がドラマの内容とすごくリンクしているんです。悩みや葛藤、他人に見せたくない弱みなどの感情がありながらも、前を向いて進んでいくような力強い楽曲です。リトグリ史上、いちばんキーが高いところがサビにあるので、すごく歌うのが難しいのですが、歌うことの喜びを魂で表現した1曲になっています。

MAYU:今の等身大の6人、等身大の「リトグリ」を表現できたと思っています。今年は「リトグリ」10周年のタイミングで、 新体制になってからも2年経つタイミング。タイミングや視点は6人それぞれだと思いますが、私たちに限らず、言われて傷ついたことや、傷つけてしまったこと、そういう思い出したくないことを乗り越えることができたから、この歌を歌えるんだろうなと考えています。乗り越えることができたからこそ見える景色や、そうなりたいという願い、あるいは決意がこの曲からは感じられて、魂のまま着飾らず、自然と溢れ出るような感情で歌うことができました。

アサヒ:作詞作曲のとおるすさんがアカペラをされてる方で、メインのディレクションだけでなくコーラスにもメインが立つように、抑揚や声の質など細かく教えていただけたので、この曲の壮大さがより伝わる1曲になったと思っています。

ミカ:あるがままの姿でいていいし、 自分も殻を破ろうと思わせてくれる。そんな熱い歌詞と私たちの分厚い迫力のあるハーモニーがたくさん詰まった、大切な曲になりました。

結海:最初は殻に閉じこもっているけど、ラストにかけて自分をさらけ出せるようになるようなストーリーが見える歌詞とメロディーが魅力です。それがMVにも現れていて、序盤はひとりひとりのカットがあって、最後に6人全員が揃う。6人がそれぞれの悩みと葛藤を自分の中でもがき苦しみ、全員で前を向いて歩いていくようなストーリーの、MVとメロディと歌詞がリンクしている曲になってます。

miyou:「リトグリ」は基本的にメインのメロディで歌ってる人と、ハモり・コーラスという構成が多いんですが、今回は特にメイン1対コーラス5のハーモニーが多くて、とても聞き応えがあると思います。ライブで聞くと、CD音源とはまた違った聞こえ方がする曲だと思います。

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Q. MVの撮影で印象に残っているエピソードは?

かれん:監督がミュージックビデオを撮る前の企画書で、この曲へかける思いを熱く書いてくださいました。撮影当日も私たちが気持ちが入りやすいように、6人が音楽をただ楽しんで、純粋に歌ってる姿を撮りたいと言ってくれたのが、この曲により入り込めたきっかけになったと思います。すごく温かい雰囲気で、部活してるんじゃないかというぐらい良い空気感で撮影できました。

MAYU: 長野県の大自然が広がる場所で撮影したんですけど、セットでは絶対に表現できない壮大な世界観で、あんなに開放された場所は初めてでした。衣装やヘアスタイルもシンプルで、ナチュラルにありのままの姿を表現することができたと思います。

ひとりずつのカットが多かったのも新鮮でした。ひとりひとりにフォーカスが当たることで、それぞれ悩みを抱えているのがすごく見えて。最後は6人で壮大な景色とともに、未来が開いていく様子をMVを通して感じていただきたいです。

アサヒ:ひとりひとりが違う場所で、自分と向き合いながら表現していく姿や、妹たち3人がここまで解放した姿を見れたのが初めてで、すごく印象的でした。6人揃ったときに、6人で歌える喜びを感じながらみんなで歌えたのがとても印象的でした。

ミカ:曲にすごくぴったりの壮大な場所で、ありのまま立ってる木や堂々としている山など、自然と緑が生き生きとしていました。私たち6人も自然と一体になって、一緒にあの作品を作れたのが本当に素敵でした。

結海:6人がそれぞれ自分と1対1で向き合って、辛かったことなど思い出しながら表現していたと思うので、その時間がすごく大事だったなと思いました。家の中でなく大自然に囲まれて自分と向き合うということはなかなかできない体験なので、すごく良い時間だったなと思います。

miyou:自然ってよくも悪くもそこにあるだけだからこそ、そのなかでは自分としか向き合えない。そういう独特な雰囲気のおかげで初めて自分から溢れる涙も知ったし、みんなから出てくる涙にいろいろな意味を感じながら、すべてが印象に残る特別な時間でした。

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Q. デビュー10周年を迎えた感想を聞かせて!

かれん:「リトグリ」は周りの人に恵まれていると実感しました。10周年ライブでは、こんなにもたくさんの人が10周年をお祝いしたいと思ってここに駆けつけてくれて、一緒に喜んでくださるということにすごく感謝しました。

また、2日目のラストに妹3人が手紙を書いてきてくれたんですが、「自分たちが引っ張っていけるぐらい頑張ります」という言葉や、3人の決意をそこで感じることができてすごく嬉しかったので、本当にたくさんの皆さんに感謝の10周年だなと思いました。

MAYU:これまでの10年を思い返したときに、10周年を迎えて今もこうして「リトグリ」が「リトグリ」でいられることに感謝です。3人になってしまったときに、諦めなかったあのときの自分たちにも感謝。出会いや別れがたくさんあった10年でしたが、しそれを経験があったからこそ強くなったし、その経験が紡いでくれたものもある。ひとつひとつの瞬間が奇跡で、当たり前じゃなかったと改めて思わせてもらいました。

アサヒ:10年前は10年後の想像はつかなかったし、私たちも高校生になりたてで、ほかの子が青春をしているのが羨ましいなと思ったこともあったけど、そのときの私たちが夢に向かって頑張れたからこそ、こうしてまた新しい形で10年目を迎えられたと思います。みんなが愛を持って「リトグリ」を支えてくれたから、こうして長く活動できているのがとてもありがたいなと思っています。

ミカ:手紙でお姉ちゃんたちに伝えたように、これからは私たち妹組ももっと成長して、このグループを引っ張っていけるような大きな存在になっていきたいと強く思っています。これまでもこれからも、いつだって感謝の気持ちを忘れずに、これから新しい景色を見ていきたいです。

結海:子供の頃とにテレビで見ていた「リトグリ」の10周年を、同じグループの一員として一緒にお祝いできる日が来るとは、あの頃は考えてもいませんでした。ずっと画面越しで見てた存在だったからこそ、1年前の9周年の時は、ありがとうよりもおめでとうの方がしっくりくると思っていました。でも今年は胸を張って、心からこの6人でありがとう、これからもよろしくお願いしますと言えたし、思えているのがすごく幸せだなと思います。

miyou: 私たちは加入してからまだ2年しか経っていないので、10周年を肌で感じることがなかなかできない。でもその10年間を支えてきた3人のそばにいて、6人で一緒に笑えることが幸せです。ファンのみんなが私たち「リトグリ」の幸せをいちばんに願ってくれてすごく愛されてるのを感じたし、私たちもみんなの笑顔を願いながら、これからも歌っていきたいなと思いました。

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『Break out of your bubble』

Little Glee Monsterの通算24枚目となるシングル。2024年10月8日から放送開始されたNHKドラマ10『宙わたる教室』の主題歌に採用。

作詞:とおるす

作曲:とおるす、尾上榛

ELLEgirl
Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)/2013年5月に結成し、2014年10月29日にメジャーデビューした女性ボーカルグループ。力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された。2017年に初の武道館単独公演のほか、Earth, Wind & FireやAriana Grandeのツアーサポートアクトを務め、2018年には初のアジアツアーを成功させるなど日本国内にとどまらない活躍を続ける。2017年より4年連続でNHK「紅白歌合戦」に出場。2024年10月にデビュー10周年を迎え、10月19日、20日には東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザにてLittle Glee Monster 10th Anniversary Liveを開催した。公式サイトはこちら

Photo:SATOSHI OMURA

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