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【UFC】「僕が勝った方が盛り上がる」朝倉海、パントージャ戦の必勝誓う “ビッグマッチ”に気負いなし、日本大会開催にも意欲「僕が出場すれば会場は埋まる」

  • 2024.12.5
左から朝倉海、UFCフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(写真右:SPREAD編集部、左:(C)Getty Images)
SPREAD : 左から朝倉海、UFCフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(写真右:SPREAD編集部、左:(C)Getty Images)

7日(日本時間8日)にUFCデビュー戦を控えた総合格闘家の朝倉海が4日(日本時間5日)、試合前インタビューで意気込みを語った。
朝倉は世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」の初陣で、現フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)と対戦。勝てば日本人初・アジア人初の王者誕生のかかるビッグマッチに挑戦する。

■「僕が勝った方がUFCが盛り上がる」

朝倉は金髪に白色のパーカー姿で登場。米国での初めての公開インタビューに終始堂々と、平常心で回答した。

まず、朝倉は「僕の試合を見たことがないファンが多いと思うが、僕はKOを狙うスタイルで、KOで勝つことが多かったので、楽しんでもらえるファイトスタイルだと思う。今回もそれをしっかり見せて、存在をアピールしたい」と朝倉の試合を初めて見る海外の格闘技ファンに向け、意気込みを語った。

また、現地で朝倉の知名度が上がっていることに関しては、「本当に嬉しい。ラスベガスでも声をかけてもらう機会が増えて、やっぱりUFCの影響力はすごいなと。期待してもらっているなと感じるので、その期待を超えるようなパフォーマンスを見せたい」と笑顔を見せた。

王者パントージャへの印象を聞かれると、「彼は本当に素晴らしい選手だと思うし、年齢的にも今が一番強いのではないかと思う」とリスペクト。しかし、「これからの将来のことを考えると、僕が勝ってUFCを引っ張って行った方がUFCが盛り上がると思うので、僕が勝たなきゃいけないなと思う」と現王者相手に必勝を誓った。

■UFC日本大会は「僕に任せて」

朝倉は度々この試合に勝って、UFCの日本大会を開催したいと発言しているが、「僕はずっとUFCを日本でやりたいと思ってUFCのトップにも伝えているが、状況的に難しいと……でも、僕がチャンピオンになれば、その状況が変わると思う。実際に日本の格闘技のレベルは上がっていると思うし、強い選手もたくさんいるので、日本でUFCを開催したら絶対に盛り上げる自信がある。今回の試合でしっかり勝って、来年日本でUFCができたらいいなと思っている」と、試合前会見でも前向きに言及。

さらに、現地記者から「日本大会がしばらく行われていない原因と、朝倉が王者になったら日本大会は成功すると思うか」との質問を受けると、「そのとき(前回大会時)は日本にスター選手がいなくて、格闘技自体もそんなに人気がなかった。今は『RIZIN』だったりさまざまな団体が盛り上がっていて、試合の日は会場が埋まるし、PPVもたくさん売れる……あとは、僕が出場すれば、絶対会場は埋まるので。ぜひ僕に任せて、UFC日本大会を開催してほしいなと思います」と、日本の格闘技会の変遷を語り、観客の誘致にも自信を見せた。

【動画】朝倉海、UFCデビュー戦3日前会見でも平常心

パントージャ戦は朝倉にとってUFCデビュー戦。勝てば日本人初のUFC王者となる“大一番”だが、朝倉は「プレッシャーはまったくないですね。勝つ自信があるので、普通に戦って相手を倒すだけ。何も変わらない」と平常心を強調。
RIZINのときと、試合前の過ごし方は「そんなに変わらない」とし、「僕は常にプロモーションに力を入れて、お客さんをたくさん呼ぶことを意識して今までずっとやってきたので、そこは前からずっと変わらない」と語った。
5分5ラウンド用の練習と、7年半ぶりのフライ級マッチへの手応えについては、「タイトル戦の話が出たのが3〜4カ月前で、そこから5ラウンドで戦うことを意識して練習量を上げてきたので、まったく問題ない。練習でも5分5ラウンド以上のラウンドもたくさんこなしてきた。フライ級に関しては、135ポンド(バンタム級)で戦ってきたが、ほとんど減量がない、ナチュラルに近い状態だった。125ポンド(フライ級)が自分のベストだと思っているので、まったく問題ないです」と、ファンの不安要素を一蹴した。
朝倉は日本人初のUFC王者として歴史に名を刻むことができるのか。大注目の一戦となる。

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