【下北沢】米屋が作る手握りのおにぎりとあつあつ豚汁をイートイン♪「鎌倉屋米店×うなぎの寝床」

2024.12.22

下北沢駅直結の複合施設「ミカン下北」のD街区1階に2024年6月にオープンした握らないおにぎりのイートイン店舗「鎌倉屋米店」。1人でも2人でも、気軽に具沢山のおにぎりを熱々の豚汁とイートインできます。

手で握ったおにぎりの美味しさを

ふっくらした米のおいしさを一粒一粒感じて欲しいための“握らないおにぎり”。手握りの温かさが感じられるようにふわっと包むように握るという意味合いなのだとか。コンビニの海苔がパリッとしたおにぎりも美味しいけれど、こちらのコンセプトもいいですね。

日本の伝統的な食文化の一つであるおにぎりのおいしさを後世に伝えていきたいという鎌倉山米店。安曇野産コシヒカリなど季節に合わせた高品質のお米を使用し、香り高い海苔、厳選した素材と共に米が主役のおにぎりを味わえます。

おにぎりの種類は15種（そろそろ増えているかも？）。最初に伺った時には、「店内で丁寧に焼き上げた鮭がたっぷりなのでオススメですよ！」とスタッフさんの助言で銀鮭を選びました。登場したおにぎりは、程よい大きさで、こぼれんばかりに鮭が盛られていました。

頬張れば中にも具がしっかり。海苔の風味と鮭の塩味と時間が経っても乾燥しにくい米を使ったご飯のバランスが絶妙。その満ち足りた味わいにホッと一息。包装材にはエコな竹の皮が使われています。インバウンド向けのアピールもされていてお客様もちらほら。

お出汁のおいしい具沢山の豚汁

この時期、お出汁の効いた汁物は欠かせないよね？ということで豚汁もオーダー。上にドーンと存在感ある大きめな薄揚げ。ボリューミーな味わいが、満足感をプラスしてくれます。根菜もたっぷり。熱々の豚汁のほか小さな二つの副菜もつきます。ピーマンもキャベツものシャキシャキ食感。ちょっとした味変にも。

変わり種の具も意外とオススメかも

再訪時にいただいてみたのは“キンパ”。韓国のあの美味しい海苔巻きの味わいだけれど、おにぎり屋とのコラボで別の顔を見せて、キンパっておにぎりの具だよね？って味わい。お米の美味しさもしっかり感じることができました。こうなるとアボカドチーズなんかも気になってきます。

筑後地方のいいもの「うなぎの寝床」とコラボ

お店の奥はコラボ店舗で、日本の地域文化発信・デザインを手がける「うなぎの寝床」。福岡県南部の筑後地方のアンテナショップとして誕生し、農業・商業・工業など多くの事業者と商品開発やブランディング事業を行ってきたのだとか。もんぺや食器などを“旅気分”で実際に手にとって素材感や色合いを見ることができるっていいですね。