後藤真希の美ボディ写真集に騒然。世間を驚かせた「平成のアイドル写真集」を振り返る

11月29日に発売された後藤真希（39）の写真集『flos』（講談社）が話題だ。デビュー25周年を記念して出版された同写真集には「美ボディ」カットが多数あり、胸の谷間が強調された下着姿や、バストトップの形がくっきりとわかるTシャツ姿などが掲載されている。

なかでも注目されたカットは、後藤がプールの中で遊んでいるシーン。バストトップの形が分かるどころか服が完全に透けており、ほぼ「見えている」のと変わらない状態だった。

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この写真を見たファンからは様々な声が上がった。

「彫刻みたいですごくいいな…」「年齢の割に美しすぎないか」「39歳とは思えないスタイル！」と絶賛する人がいる一方、「なんで晒しちゃったの？悲しい」「消費されてほしくないよ」などの意見も見られた。

モーニング娘。時代には圧倒的な美貌でカリスマ的人気を誇った後藤真希だからこそ、当時を知るファンは複雑な気持ちになっているようだ。

同様に、かつて物議を醸した女性の写真集もいくつか存在する。この機会にSNSで再注目されたアイドル写真集を振り返ってみたい。

現在は女優として活動している宮沢りえ（51）。映画『たそがれ清兵衛』や『人間失格太宰治と3人の女たち』では各賞を受賞するなど、いまや大物女優の風格さえある。そんな宮沢は11歳でデビュー。14歳で出演したCM『三井のリハウス』の初代リハウスガールとして注目を浴び、トップアイドルとなった。

その後も順調に芸能活動を続ける中、18歳で突如ヘアヌード写真集『Santa Fe』（朝日新聞社）を発売する。まだあどけなさが残る初々しい宮沢がヌードに、しかもヘアヌードを発表するという衝撃は大きかった。

当時、こういった際どい写真は落ち目になった芸能人、もしくは成熟した大人の女性が撮るものという認識があり、まだ10代の売れっ子アイドルが脱いだということも世間を驚かせた。

今回の後藤の写真集騒動を受け「想像もしていなかった」という点で同じ衝撃を受けた、という大人世代は多い様子だ。

宮沢と並び「伝説」として度々語られるのが、菅野美穂の写真集（47）だ。15歳で芸能界デビュー後、すぐに数々のドラマや映画に出演。演技力に対する評価は昔から高く、1997年には『君の手がささやいている』（テレビ朝日系）に出演し、その後は新人賞も受賞している。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの1997年、20歳の誕生日にヘアヌード写真集『NUDITY』（ルー出版）が発売される。水着での露出すらしなかった菅野からの突然の発表に、世間は驚いた。

さらにファンを困惑させたのはその後だ。発売後に開かれた記者会見の場で、菅野はなぜか泣き出してしまう。後日「感極まった」と説明していたが、この涙は様々な憶測を呼んだ。

後藤に関しても裏を読む人は少なからずいるようで、大胆カットに挑戦した理由を推測している人も見られた。

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SNS上ではいろいろな意見が飛び交っているが、後藤本人は写真集をポジティブなものと捉えているようで、リラックスしながら撮影ができたと各誌のインタビューで語っている。

現在、豪華版が完売するなど、好調な売れ行きを見せている写真集『flos』。刺激的なカットばかりが話題になっているが、自然な表情が見られると評判も上々のようだ。40代になってもその完成された身体を見せつけてほしい。

（コクハク編集部）