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「ズボンが入らない」40代で急激な体型変化に衝撃!毎日続けられるゆるい習慣で体が変わった

  • 2024.12.7

40代になった私は、それまで着ていた洋服のシルエットに違和感を覚えるように。さらに、久しぶりにはいたズボンが入らないことに衝撃を受けます。どうやら違和感は、私の体型が原因のようなのです。40代からの体型の変化に悩んだ私の体験談を紹介します。

去年のズボンが…入らない!

30代までの私は、中肉中背。既製品の洋服ならMサイズかSサイズがちょうど良いという体型でした。食道楽にもかかわらず、それなりに体型が維持できていたのは子育てや仕事に忙しかったからかもしれません。雑誌のダイエットや美容記事も細かくチェックし、少し体重が増えてもすぐに元に戻す生活を心がけていました。

ところが、40代に入ると生活環境が変わり、1日中パソコンの前で過ごす日が多くなったのです。自分の体重が何kgあるのかも、すっかり気にしなくなっていました。

ある日、久しぶりにクローゼットからズボンスーツを出したところ、明らかな違和感を覚えます。「私、こんな細いズボンをはいていたっけ……」。若干不安になりつつ足を通すと……きつい! どう考えてもウエストのフックが締まらないきつさ! 「い、いつの間にこんなに巨大化してしまったの?」。

日々の積み重ねとは恐ろしいもの。どうやら、座ってばかりいる日々を送るうちにすっかり体型が変化してしまったようです。ぼうぜんとなりながらも、なんとかしなくてはと思った私は、その日からダイエットを決意しました。

激しい運動はもう無理!

今まで試したダイエット法は数知れず。30代までの私は、ちょっと体重が増えるたびにりんごダイエットやスープダイエットのような、食事制限を中心とした減量を続けていました。「よし、ズボンが入る元の体型を目指そう!」と意気込んだ私は、お決まりの食事制限を試みることに。ところが、気力も体力もなぜか続かない! 1週間もたたないうちに、ダイエットの決意はどこへやら。お菓子片手にテレビを見る日々へと逆戻りしてしまうのです。

自己嫌悪しながら筋トレを試みるものの、これも長続きしません。腹筋やスクワットを習慣化していた時期があったのがうそのように、すぐにバテてしまいます。「昔はもっと頑張れたのに」と、体型だけでなく気力まで変わってしまった自分にすっかり落ち込む日々。へこむ心とは裏腹に、体重はどんどん上昇していきます。慢性的な運動不足も重なり、いつしかひどい腰痛にも悩まされるようになってしまいました。

「ダイエットとか美容とかいう前に、動ける体になることが最優先では……」。マンションの階段で息切れするようになった私は、健康な体作りを意識するようになったのです。

ストレッチでしなやかな体を目指す

「激しく走ったり跳んだりはしたくない。いや、むしろできない」。自分の身体能力を自覚した私は、とにかく体を動かしたり伸ばしたりすることを考えました。バスケットボール部の息子に良い運動はないか相談してみたところ、「ストレッチならできるんじゃない?」とのこと。部活の練習でも、始めと終わりのストレッチは欠かせないと言うのです。ストレッチで柔軟性が増せば、体を動かしやすくなる。体を動かせば、その後は筋力が付いてくるという話でした。

息子に教えられながら、私は運動を生活に取り入れ始めます。体の側面や足腰を伸ばすストレッチは、初めは「あいたたた……」という声がつきものでした。「今日は30回。明日は50回」と意気込んでいたスクワットは、「できるときにできるだけ」にシフトチェンジ。電子レンジを使う数分や、お湯が沸くまでのつかの間の時間を活用し、取り組むことにしました。

パソコン仕事の合間に背伸びをしたり、寝る前には布団の中で体を伸ばしてみたり……。そんな日が1カ月ほど続いたころでしょうか。「あれ、足が軽い!」。いつものようにマンションの階段を上ったときに、体の変化に気付いたのです。

体が動くようになると、できる運動も少しずつ増えていきます。「今日は1駅歩いてみようかな」「いつもより1回多くスクワットを頑張ろう」など、運動に対して前向きに考えられるようになりました。

まとめ

きつくなったズボンがはけるようになったのか? 実はまだ再チャレンジはしていません。もうちょっと体が引き締まらないと無理だろうなぁとは感じています。ただ、40代に入りさまざまな体の変化があるなかで思ったのは「心も体も無理は禁物」ということです。

ダイエットや運動も一過性のものではなく、長く緩く続けられたらないいなと思いつつ、今日もストレッチで体を伸ばしています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:原田 祥子/40代女性・ライター。2児の母。お酒と猫をこよなく愛する。ストロング系のお酒はキツくなり、元気においしく飲むために、そろそろ健康に気をつかわねばと思う日々。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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