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「カード番号が…」「不正利用されちゃった」巧妙化する“フィッシング詐欺”に国民生活センターが警告

  • 2024.12.7
国民生活センター 公式Xアカウントの投稿が話題を集めている。近年では手口も巧妙化しているフィッシング詐欺に関して警鐘を鳴らしている。※サムネイル画像出典:国民生活センター 公式Xアカウント
国民生活センター 公式Xアカウントの投稿が話題を集めている。近年では手口も巧妙化しているフィッシング詐欺に関して警鐘を鳴らしている。※サムネイル画像出典:国民生活センター 公式Xアカウント

国民生活センター 公式Xアカウントの投稿が注目を集めている。メールなどを使い、偽物のWebサイトへ誘導し、個人情報やクレジットカード情報などを盗み出す「フィッシング詐欺」。手口も巧妙化しているこの犯罪に関して、同センターでは警鐘を鳴らしている。

巧妙化するフィッシング詐欺に警鐘

近年、手口も悪質化しているフィッシング詐欺。フィッシング対策協議会によると、2024年10月に寄せられたフィッシング報告件数(海外含む)は18万1443件で、過去1年間において最大を記録している。

同犯罪に対して国民生活センターはXにて「え!? さっきのはフィッシングメールだったの!?」「本当に不正利用されちゃった…」と投稿。イラストと共にフィッシング詐欺に対して注意を呼び掛けた。

また不正利用、再配達といったメールにも注意するよう警戒を促し、トラブルに巻き込まれた場合には「188に相談!」と、最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターなどへ案内する「消費者ホットライン」を紹介した。

この投稿にSNSユーザーからは「メールアドレスや電話番号に違和感がないか、クリック前にしっかり確認しましょう」「メールのリンクをクリックするんじゃなくて別の公式サイトを探して」などの声が寄せられた。

トラブルが生じたら最寄りの消費生活センターへ

また国民生活センターはWebサイトにてフィッシング詐欺の相談事例を報告。「宅配業者を騙ったメールを信用してクレジットカード情報を入力してしまった」「クレジットカード会社を騙るメールを信用してクレジットカード番号を入力してしまった」といった事例が紹介されている。

また消費者に対して、記載されているリンクにはアクセスしない、情報を入力したらクレジットカード会社や金融機関などへ連絡、セキュリティーソフトや携帯電話会社の対策サービスなどを活用するといったアドバイスを記載。そして「不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう」とつづった。

<参考>
国民生活センター 公式X
国民生活センター「そのメール、フィッシング詐欺!」
フィッシング対策協議会「2024/10 フィッシング報告状況」
※コメントは原文ママ

文:All About 編集部

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