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日本代表の同僚選手、LGBTQ支援のキャプテンマークへの”落書き”が問題に

  • 2024.12.4
日本代表の同僚選手、LGBTQ支援のキャプテンマークへの”落書き”が問題に
日本代表の同僚選手、LGBTQ支援のキャプテンマークへの”落書き”が問題に

Text by 井上大輔(編集部)

今季から日本代表MF鎌田大地がプレーするクリスタル・パレス。

鎌田は退場処分による出場停止中だが、パレスDFマーク・グエイのキャプテンマークが物議を醸している。

プレミアリーグは11月29日から12月5日までLGBTQへの支援を表すためにレインボーカラーのキャプテンマークを使用。

ただ、グエイは「私はイエスを愛している」や「イエスはあなたたちを愛している」というメッセージをそのキャプテンマークに書き込んでいた。

『BBC』によれば、イングランドサッカー協会のルールでは「いかなる宗教的メッセージも衣類やスパイク、その他の用具に表示したり、組み込んだりすること」は禁止されているという。

グエイとパレスはイングランドサッカー協会から「宗教的メッセージは禁止」と注意を受けていたものの、グエイは再びメッセージを書き込んだ。

パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、グエイと話し合ったとしつつ、彼は子供ではないとも述べたそう。

「今や誰もが団結、差別の撤廃に取り組んでいる。マークも同じだ。我々は全員同じ意見だ。スポーツ界では常に差別やあらゆる虐待に反対している。マークもね。

彼には彼の意見があり、我々はあらゆる意見を受け入れて尊重する。寛容であること、それが今回のキャンペーンからの引用だ。マークは非常に寛容なので何も問題はない」

パレスは7日にマンチェスター・シティとホームで対戦。鎌田はこの試合から出場停止が明け、出場可能になる。

なお、イプスウィッチのキャプテンであるサム・モーシーは、レインボーカラーのキャプテンマークを拒否。「宗教的信念のため」とクラブは説明しているが、彼はイスラム教徒とされている。

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