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0-4、0-3、0-4、0-5、1-5…韓国女子サッカー、直近5試合で「計21失点全敗」の屈辱

  • 2024.12.4

サッカー韓国女子代表が再び大差で敗戦を喫し、他国との実力差を露呈した。

シン・サンウ監督率いる韓国女子代表は12月4日、スペイン・サンペドロ・デル・ピナタールのピナタール・アリーナで行われたカナダとの国際親善試合で1-5と敗れた。

2019年10月から約4年4カ月率いたコリン・ベル前監督が今年6月に退任し、今年10月からシン監督が新たに指揮を執る韓国女子代表は、直近5試合で全敗を喫している。

今年6月のアメリカとの2連戦では0-4、0-3で敗戦。シン監督体制初陣となった10月26日の日本戦も0-4で完敗し、11月30日のスペイン戦も0-5の惨敗。今回のカナダ戦は1ゴールこそ返したものの、やはり大差で敗れ、5試合で1得点・21失点としている。

シン監督はこの日、中心選手のMFチ・ソヨン(33、シアトル・レインFC)を先発から外し、MFイ・ミナ(33、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)とFWチェ・ユジョン(32、華川KSPO)を起用するなど、メンバーに変化を加えた。守護神には2003年生まれのGKキム・ギョンヒ(21、水原FCウィメン)を据えるなど、国内WKリーグ所属選手を中心に送り出した。

韓国女子代表
(写真提供=韓国サッカー協会)

しかし試合は前半22分、相手のクロスがDFイム・ソンジュ(34、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)にディフレクションすると、そのままゴールに吸い込まれて先制を許した。以降はカナダの猛攻に苦しむも、国際Aマッチデビューを飾ったキム・ギョンヒが好セーブを連発し、前半を1点差で折り返す。

指揮官は後半、好調のキム・ギョンヒを下げてGKミン・ユギョン(29、華川KSPO)を投入するなど、これまでチャンスを得られなかった選手を投入し、戦力のチェックに乗り出した。だが、後半7分にミドルシュートで2失点目を許すと、13分にも失点し、一挙に3点差まで広げられてしまう。

ただ、直後の16分にチ・ソヨンとDFイ・ヨンジュ(32、レバンテ・ラス・プラナス)のベテラン勢が投入されると、彼女たちが存在感を発揮。後半31分、チ・ソヨンのコーナーキックをイ・ヨンジュがヘディングで合わせ、ゴールポストを跳ね返ったところを、最後はDFイ・ヒョギョン(25、世宗スポーツTOTO)が押し込んで1点を返した。

もっとも、追撃はそこまでだった。韓国は後半33分とアディショナルタイムにカナダの追加点を許し、1-5の大敗で試合を終えた。

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