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「バブみ」とはどういう意味?男女で違う?使い方や元ネタを紹介

  • 2024.12.4


「バブみ」という言葉を聞いたことはありますか?SNSなどで目にする機会が増えてきた、バブみとはどういう意味なのかを紹介。また、元ネタや男性と女性で意味合いが違うのかも解説します。バブみがあるといわれる女性・男性の特徴から「バブみがあると異性にモテるのか?」という疑問まで、心理カウンセラーの沼田みえ子さんに話を聞きました。

バブみとは?バブみの意味は男女で違う?

バブみとは


バブみとは、赤ちゃんが発する「バブー」や「バブバブ」という言葉に、接尾辞の「み」を加えたものです。語源はインターネット上で使われたネットスラングですが、少しずつ日常でも聞かれるようになっていきました。

当初は男性が女性に対して使う言葉でしたが、近頃は女性が男性に対して使うことも増えてきており、使う人・シチュエーションによって、言葉の意味が変わります。

男性が女性に対して使う場合


主に年下の女性に対して、母性や包容力を感じ、甘えたいという気持ちを抱いたときに使われます。

例えば、疲れているときに年下の女性が優しく気遣ってくれるなどして、まるで母親のように温かく接してくれたときに、「バブみを感じる」と表現されます。また、しっかり者の年下女性に対して、そのギャップからバブみを感じるケースもあります。

このように、バブみは、単に年下だから感じるのではなく、その女性の母性的な側面を感じたときに使われます。

女性が男性に対して使う場合


最近では、女性が男性に対して使うケースも増えてきています。

主には若い男性に対して、赤ちゃんみたいでかわいい、守ってあげたい、と母性本能をくすぐられたときに使われます。例えば、年下の男性の無邪気な笑顔を見たときやちょっとドジな姿を見たときに、「バブみを感じる」と言ったりします。

ただ、現在では年下男性に対してだけ使う言葉ではなくなりつつあります。例えば、年上の男性がふとした瞬間に見せる子どもっぽいしぐさを見たときなど、普段の姿とのギャップや、守ってあげたいと思わせる一面を見たときに、「バブみを感じる」と表現する女性もいます。


バブみの意味は途中で変わった?元ネタは?



バブみという言葉はネット上の掲示板やSNSで使われていたオタク用語で、男性が年下女性に対して甘えたい気持ちを示すネットスラングでした。

当時は、アニメやゲームの女性キャラクター、女性声優に対して使われており、徐々に対象が広がっていき実在の人物に対しても使われる表現へと変化していきました。


【例文付き】バブみの使い方



今では日常会話やメッセージツールのやりとりの際に使われるようになったバブみ。ここでは、具体的にどのようにバブみという言葉を使うのかを見ていきましょう。

「バブみを感じる」


オーソドックスな使い方です。男女で多少意味が異なり、男性の場合は女性に母性を感じたときに、女性の場合は男性に母性本能をくすぐられたときに使います。

「バブみを感じてオギャる」


男性が主に年下の女性に対して使うネットスラングです。「オギャる」は、「オギャー」という赤ちゃんの泣き声を動詞化したもので、女性に包容力や母性を感じ、甘えたいという気持ちを抱いたときに使われます。

「彼はバブみ顔だ」


女性がアイドルなどに対して、赤ちゃんのようにかわいらしい顔立ちをしている、という意味で使われています。

「バブみメイク」


「バブみメイク」は、あどけなさを感じさせる幼い顔立ちを演出するメイクのことで、韓国アイドルなどから流行し始め、今ではトレンドメイクの一つです。


バブみがある女性の特徴



男性が母性を感じるバブみのある女性。一体どんな女性がそう呼ばれるのでしょうか?

受容力、包容力がある


どんなことも受け入れてくれる受容力、包容力があります。

繊細で傷つきやすい男性はそんな自分を弱い人間に思えてしまい、自分ではなかなか受け入れたくない気持ちを持つことがあります。そんな弱い自分を優しく受け入れてくれる女性に癒やしを感じるのです。

どんなときでも味方になってくれる


どんなときでも味方になってくれて、慰めてくれたり応援してくれたりするのもバブみのある女性の特徴です。

落ち込んだときに優しく慰めてくれたり、「あなたなら絶対に大丈夫!」と応援してくれると、励まされる男性は多いでしょう。

身体的にも心情的にも甘えさせてくれる


仕事に疲れたとき、悩みがあって不安があるときなど子どものように優しく抱き締めてもらいたい、甘えさせてほしいという欲求が出てくるのは自然なこと。

そんなとき、「よしよし」とできる優しい人を求めたくなり、そうさせてくれる女性に対してバブみを感じます。


バブみがある男性の特徴



一方で、バブみがある男性はどのような人のことを指すのでしょうか。

甘え上手


人懐っこくてスキンシップが多かったり、甘えた声で話してきたりと上手に甘えてくるのはバブみがある男性の特徴のひとつ。

上手に甘えられると、バブみを感じて「お世話をしてあげたい」「優しくしてあげたい」と思う女性も多いでしょう。

無邪気


まるで子どものように純粋で素直な反応を見せる男性も当てはまります。普段はしっかりしている人が無邪気な行動を見せたときにも、バブみを感じることがあるでしょう。

弱みを見せる素直さがある


頼りになる強い一面だけでなく、自分の弱い部分を素直に出せる男性もバブみを感じさせます。

個人差はありますが、人は小さくて弱いものを守り育てたい気持ちを兼ね備えているもの。母性本能をくすぐられてついつい助けたくなってしまいます。

童顔である


バブみがある男性は、童顔であることも多いです。

視覚は行動を決める情報量の多くを占めているといわれています。だからこそ見た目が童顔の男性には少年のようなあどけなさや純粋さを感じ、「私が守ってあげなきゃ!」と感じやすいのです。


バブみがあると異性にモテる?



バブみがあると、男女ともに異性にモテる傾向があります。それは私たちが母親から生まれていることに起因しています。

安心感を求めたとき、お母さんのように「甘えさせてほしい」「受け入れてほしい」という感情を持つのは自然なこと。そのような感情を抱くことができる女性に対して好意を持つ男性は少なくありません。

一方女性は、「小さくて弱いものを守って育てていきたい」「何かお世話をしてあげたい」と心理的に思いやすく、母性を感じる男性に惹かれる部分があるのでしょう。


「バブみ」は魅力を感じた人に使う言葉!



男性は女性に対して母性を感じたときに、女性は男性のかわいらしさや守ってあげたい気持ちになったときに使う「バブみ」。男女問わず、相手に好意や魅力を感じたときに使う表現といえるでしょう。

少しずつ浸透している言葉なので、バブみを感じる女性・男性に出会ったら、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

取材・文/NANA

【監修】
沼田みえ子さん
カウンセリングサービス所属。心理カウンセラー。国際線CAとして7年間勤めた後、結婚。自身の夫婦問題に心理学を取り入れ、恋人時代よりもラブラブな関係を手に入れた経験を多くの人にも生かしてもらうために、2012年よりカウンセラーとして活動を開始。浮気問題、失恋、婚活などパートナーシップの問題を中心に6000件を超えるカウンセリング実績を持つ。現在はカウンセリングのみならず、カウンセラー養成スクールでの講師や講演、WEB記事寄稿など幅広く活躍している。
心理カウンセラー沼田みえ子オフィシャルサイト:
https://numatamieko.com/



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