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【シェフ脇屋の簡単中華】レモンの効いた油淋鶏のタレ(風)でさっぱり♪衣さっくりな「ブリの香り揚げ」作ろう

  • 2024.12.4

ブリと言えば脂の旨味。刺身でもしゃぶしゃぶでも、焼いても漬けにしてもおいしい魚ですよね。和食のイメージが強いそのブリを、大好きな脇屋シェフが自身のYouTubeチャンネルで中華料理に仕上げていました。確かに中華では魚を揚げる料理がたくさんありますが、さて、いったいどんな味になるのでしょうか。さっそく作ってみます!




脇屋シェフの「ブリの香り揚げ」の材料と作り方


【材料】※2~3人分
・ブリ切り身…3切れ
・長ねぎ(白い部分)…大さじ3
・しょうが… 小さじ1
・レモン(国産)…1個
・塩…少々
・白こしょう…少々
・紹興酒…大さじ1(料理酒でも可)



・レモン汁…大さじ1
・しょうゆ…大さじ3
・紹興酒…大さじ1(料理酒でも可)
・酢…大さじ2
・砂糖…小さじ1
・ゴマ油…大さじ2



ブリ3切れをそれぞれ一口大に3つに切り分けておきます。
長ねぎはみじん切りにしておきます。
しょうがはすりおろしておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1. ブリを皿に乗せ、塩、白こしょう、紹興酒を振ってなじませます。



2. レモンを半分に切り、切った面から3枚ずつ、計5~6枚輪切りにします。



3. 残ったレモンの皮を好みで剥きます。



4. 剥いた皮をみじん切りにし、残りのレモンは絞っておきます。



5. ボウルに長ねぎ、しょうが、レモンの皮を入れます。



6. レモン汁、しょうゆ、紹興酒、酢、砂糖、ゴマ油を合わせてソースを作ります。


7. フライパンに油(分量外)を1cmほど入れて中強火で熱し、小麦粉をまぶしたブリを入れます。


※余計な粉は落として、つけすぎないようにするのがおいしくするコツです。

8. こまめに箸で返しながら全体がこんがりするまで揚げ、ペーパータオルに取り、油を切ります。



9. 皿にレモンの輪切りを敷き、中心にブリを盛り付け、6のソースを添えて出来上がりです。



揚げたブリは下味がついていますので、そのまま食べても充分においしいブリでした。しかも揚げ立てですので衣はサクサク、中の身はしっとりと旨味充分。揚げるとこんな味になるのかと、ちょっとびっくりです。添えてあるレモンを軽く絞ってみると、さわやかな香りと気持ちのいい酸味で、さらにおいしくなりました。次にタレをつけてみると、甘じょっぱい中にしょうがとレモンの汁と皮の味が活きていて、一段とおいしくなりましたよ。この三段階の味変はすごいです。

「油淋鶏のタレ」と脇屋シェフが説明していましたが、言われてみれば確かにこの材料は油淋鶏のタレの材料です。違うのは紹興酒とレモン汁とレモンの皮が入っているところですが、このちょっとした工夫が何段階もおいしくする秘訣なのでしょうね。油淋鶏も揚げ物ですので、油の多い料理にはさっぱりとしたタレを合わせるということだと思います。今回、レモンの皮は気にならない程度にまで細かなみじん切りにしましたが、この辺りはお好みで変えてみてよいと思います。

ブリは足が早い魚ですので、買って1日経っただけでも色が変わってしまいます。色が変わると多少魚特有の臭みも出てきますので、生食はちょっと避けたいというときは、このレシピを試してみるとよいと思います。レモンも輪切り、皮、汁でしっかり1個使い切ってしまえるので無駄がありません。こういう無駄のない料理、大好きです。あと、ブリの皮は多少厚いのでカリっと揚げるとおいしいのですが、ちょっと苦手という場合は最初から切り落としてしまってもよいと思います。

揚げ物なのにさっぱりとしておいしい魚料理ですので、ぜひ作ってみてください!

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