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【キャンドゥ家具】コートの脱ぎっぱなし予防に「マルチハンガー」を玄関横に設置してみた!どこまで「イラッ」を軽減できる??

  • 2024.12.4

パートナーの脱ぎ散らかしたコート…イラっとしませんか?

できるだけ低コストで対策したい…
できるだけ低コストで対策したい…

息子はまだしも、いい大人のパートナーの脱ぎっぱなし、イラッとしませんか?片付けると負けな気がします。そして、当然機嫌が悪くなる筆者。そんな自分の機嫌を上手にとるために、税込でわずか1320円のキャンドゥ家具「マルチハンガー」を玄関に設置しました。この効果を報告します。

玄関脇にテンポラリとしてキャンドゥの「マルチハンガー」を増設

階段の手すりにかけられた筆者の家の上着。筆者とパートナー、息子の上着が合計で5枚もかかっていました。当然イラッとしたのです。
階段の手すりにかけられた筆者の家の上着。筆者とパートナー、息子の上着が合計で5枚もかかっていました。当然イラッとしたのです。

当たり前ですが、我が家にも作り付けのクローゼットがあります。自宅に帰ってきて、リビングに入ってくるまでに、クローゼットの扉を開けて、コートや上着を掛けてしまえば、何の問題もありません。

ですが、4歳の息子には、まだクローゼットの扉が開けられませんし、コートや上着をかけるには身長が足りないのです。仕方ない。でも、パートナーは……許せん。しかし、筆者自身もクローゼットの扉を開けて閉めるという2アクションが面倒でリビングまで上着を持ち込んでしまうことがあります。

すると、リビングの適当な場所に置いてしまうわけです。結局、脱ぎっぱなし。これを冷静になってからみつけると、自分のものであれば、まだしも、パートナーのものだったりするとイラッと不機嫌になるわけです。筆者は心が狭いと思います。

キャンドゥで購入した「マルチハンガー」。組み立て後のサイズは約83×43×158cmなので、かなり大型のアイテムといえるでしょう。
キャンドゥで購入した「マルチハンガー」。組み立て後のサイズは約83×43×158cmなので、かなり大型のアイテムといえるでしょう。

ですが、そんな狭い自分の心の機嫌を上手にとって、そこそこご機嫌に日々を過ごしたい。そこで導入してみたのがキャンドゥ家具の「マルチハンガー」(税込み1320円)です。クローゼットの扉の開け閉めがなくなれば、筆者も、パートナーも上着やコートをかけることができるのか?ある意味の実証実験ともいえます。

全然使わなかったときは、最悪捨てることも考えています。そういう意味でもリーズナブルな「マルチハンガー」はありがたいのです。

簡単だけど…思ったよりも工程が多い「マルチハンガー」の組み立て

キャンドゥ家具の「マルチハンガー」は工具なしで簡単に組み立てられるように設計されています。しかし、パイプの切り口などは危険なので素手で触らず、組み立ては軍手などを着用してケガのないように十分に注意して行ってください。

組み立て工程…1
組み立て工程…1

「マルチハンガー」の下部に配置されている棚を作るための棚布(大)と棚布(小)の両端に(1)パイプをそれぞれ計4本差し込みます。これが布製の棚になります。

組み立て工程…2
組み立て工程…2

台座(大)2つと先にパイプを通した棚布(大)、さらにパイプを2本棚布(大)の下を通すように組み込みます。

組み立て工程…3
組み立て工程…3

次に棚布(小)に通したパイプ2本にプラスしてパイプ1本を棚布(小)の下を通して1本配置し両サイドに台座(小)を2本組み合わせて、上段の棚を作ります。上の写真は棚を裏側から見たところです。

組み立て工程…4
組み立て工程…4

先に組み立てた台座(大)=下段の棚の裏側の四隅にキャスターを取り付けていきます。キャスターはロックあり2つとロックなし2つなので、設置する位置などに合わせて取り付ける位置を考えておくとよいでしょう。

組み立て工程…5
組み立て工程…5

キャスターを取り付けた下段の棚の四隅に(2)パイプ(中)を差し込んでいきます。なお「マルチハンガー」のパーツは強度が弱いので、体重かけて無理矢理押し込んだりすると破損することがあるので注意してください。

組み立て工程…6
組み立て工程…6

下段の棚の四隅にパイプを差し込んだら、先に作っておいた上段の棚を取り付けます。これでだいぶん棚っぽくなりました。

組み立て工程…7
組み立て工程…7

さらに上段の棚の四隅にパイプを差し込んでいきます。かなり高さが増してきたのではないでしょうか。キャンドゥの商品でもっとも背が高いのでは?

組み立て工程…8
組み立て工程…8

差し込んだパイプの先端に短い(3)パイプとジョイント(T字)を組み合わせたものをはめ込みます。当然、両サイドなので2カ所に同じ作業が必要です。

組み立て工程…9
組み立て工程…9

長い(1)パイプ5本とジョイント(V字)2つを組み合わせて、写真のような「マルチハンガー」の最上部のパーツを組み上げます。

組み立て工程…10
組み立て工程…10

先に組み立てておいた最上部のパーツをジョイント(T字)の上にはめ込みます。高さが約158cmになるので、かなりの大きさです。

組み立て工程…11
組み立て工程…11

最上部の両サイドに短い(3)パイプを取り付けて、キャップをしたら完成です。当然、これも左右両方で行います。

組み立て工程…12
組み立て工程…12

完成したキャンドゥ家具の「マルチハンガー」。高さ約158cm、幅約83cm、奥行約43cmとかなり大型。ただし、耐荷重がハンガー部約3kg、棚は上段が約1kg、下段が約1kgと少なめなので、この点には注意が必要です。

クローゼットの扉を開けて、閉めるという2アクションがなくなるだけで……

玄関からリビングに向かう廊下の突き当たり、ある意味作り付けのクローゼットのすぐ横に配置した「マルチハンガー」。横幅を調整するために左右の短いパイプは撤去しています。
玄関からリビングに向かう廊下の突き当たり、ある意味作り付けのクローゼットのすぐ横に配置した「マルチハンガー」。横幅を調整するために左右の短いパイプは撤去しています。

我が家の玄関からリビングに向かう廊下には、作り付けのクローゼットがあります。上に掲載した写真の右手に写っている扉がクローゼットです。それでも筆者はキャンドゥ家具の「マルチハンガー」を設置しました。理由は単純。おそらくクローゼットの扉を開けて、閉めるという2アクションが面倒で、家族のほとんどが、このクローゼットを日常的には利用していなかったのです。この生活導線を変化させるための「マルチハンガー」導入でした。

リビングに入る前に設置したことが奏功

玄関からリビングに行く際に上着類がかかっているのが絶対に目に入る位置に配置したことが予想以上に強い効果を発揮しました。
玄関からリビングに行く際に上着類がかかっているのが絶対に目に入る位置に配置したことが予想以上に強い効果を発揮しました。

扉の開け閉めのない「マルチハンガー」なら、4歳の息子は無理にしても、筆者自身とパートナーは帰宅の際にコートや上着をかけるようになるのではと考えたのです。結果は予想以上。筆者もパートナーもかなりしっかり利用するようになりました。

しかし、理由はクローゼットの扉の開け閉めが面倒というよりも、自宅に帰ってくるとコートや上着がかかっている「マルチハンガー」が必ず目に入ることにあるようです。ここで上着はかけるんだということが必ず視覚的に確認できるので、上着をかけなくてはいけないという気持ちが強く働きます。これはうれしい誤算です。

また「マルチハンガー」のハンガー部分は約3kg、上下それぞれの棚も各約1kgしか耐荷重がないので、見た目が悪くなるほどごっちゃりとコートや上着をかけておくことも、ものを置くこともできません。

おかげで上着類は数枚、棚に置く小物も最小限で済んでいます。増えてくると、作り付けのクローゼットに移動するので、すっきりとした収納状態を保てているのもうれしいところです。我が家における「マルチハンガー」の実証実験は大成功でした。

わずか税込み1320円で、自分の日常のイラッとを軽減し、機嫌よく過ごせる時間を増やしてくれた「マルチハンガー」はまさにコストパフォーマンス最高。気になる方は、ぜひご自宅でも「マルチハンガー」の実証実験を行ってみてはどうでしょうか。おすすめです。

(千秋)

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