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「46歳で突然高血圧に!?」血圧が低めだった私が最高血圧が143に!高血圧騒動の衝撃の原因は

  • 2024.12.4

妊婦健診を受けていた20代前半、私の血圧は上が80台後半から90台前半でした。低めではありましたが、安定していたため問題ないと言われていた記憶があります。それが年齢を重ねるにつれて、だんだん上昇して来たと自覚していました。そして2022年、通い始めた病院で高血圧が判明。何度測っても数字はさほど変わりませんでした。これは私が、ある日突然「高血圧の危機」に直面したときの体験談です。

あれ?もしかして私も高血圧の仲間入り!?

健康診断で貧血に引っかかった45歳の冬から、経過観察のために婦人科へ通院しています。病院へ到着するとまず自分で血圧を測るのですが、その血圧に異変が起きました。40代の私の血圧は、上が100を超えることが多々ありました。でもそれは正常値だと聞いていたので、あまり気にはしていませんでした。

ところがある日、いつものように計測すると145という数字が目に飛び込んできたのです。最高血圧が140以上は高血圧ラインの数値です。びっくりしてもう一度測り直しましたが、やっぱり上が143とあまり変化はなく、そのまま医師に提出しました。

「いつもより高いね」と言われましたが、さほど気に留める様子もなく、診察後にもう一度計るよう指示されました。計り直してはみたものの、やはり上は143。再度提出したところ「継続してこの数値なら心配だけど、たまたまってこともあるから」と言われ、そのまま帰宅しました。

衝撃の血圧…いつの間に?

大丈夫とは言われたものの、衝撃的な数字だったことと両親共に高血圧だったことが重なり、急に降って湧いた「自分も高血圧」という事態に大きな心配が押し寄せてきました。そして何がいけなかったのか?を考え、まずは食生活を変えてみました。水分不足からではないかと、どこへ行くにも水筒を持参して水分補給に努めました。また、食事でも思い切って塩分を控え、ソースや醤油もなるべく使わないよう心掛けました。

そんな生活を続けて1カ月、通院の日がやってきました。「これだけやったし、改善されてるだろう」と思って疑わなかったのですが……血圧は上が143を示していました。今回は改善を試みての結果だったこともあり、本当にこのままで大丈夫なのか?と医師に相談しましたが、「そんなにすぐに結果が表れるものでもないし、もう少し様子見で」と言われ、なんだかモヤモヤしながら帰宅しました。

高血圧は自覚症状がない!?

自身の健康について介護施設で働く友だちに相談したところ、「高血圧は自覚症状がないから無理してしまうことが多く、突然倒れることもあるから気を付けて」と言われました。その言葉が心に引っかかり、「なんとかしなくては」という思いがどんどん大きくなります。自身の健康を考え、水分補給と塩分の調整はそのまま継続し、運動を取り入れるため30分程度の散歩も始めました。

ただこのころ、少しだけ疑問に感じることがありました。それは「あの病院の血圧計は正しく計測できているのか……」ということ。同じ血圧計でしか測ったことがなかったのです。気にして周りを見渡すと岩盤浴施設や公共施設にも無料の血圧計が置いてありました。

そこで他の機器でも測ってみようと思ったのです。するとその血圧計では上が100しかありません! いつもの見慣れた数字に戻ったことで、ホッとするやら驚くやら。でも、この機器がおかしいのかもしれないとも思い、しばらくはいろいろなところで測ってみましたが、どこで測っても140になることはなく、100前後をキープしていました。

血圧を測るときの服装が原因?

その後、何度か病院に通いましたが、いつ測っても血圧は上が140前後でした。先生に伝えても「ストレスが原因」というだけで取り合ってはもらえません。でも今思えば、病院の血圧計は少し低めの台に置いてあり、私が計測するとき変な体勢になっていた気も……。

また、仕事終わりに通うため、制服のベストの締め付けがきつかったことも原因ではないかと思っています。それが証拠に、夏に衣替えをしてポロシャツになってから測ったときには正常値に戻っていました。血圧を測るときは、ゆったりと着られる洋服を選ぶことが大切だと思いました

まとめ

勘違いだったとはいえ、自分の健康に真剣に向き合い、改善策を講じるきっかけになったことは私にとって大きなプラスになりました。水分補給を意識し、塩分を調整しながら、これからもできるだけ散歩も続けていこうと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:倉田 みさき/40代。3人の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。

イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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