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懐かしい!「車にポピー」のCM。実は今、海外で爆発的にヒット!その理由とは…

  • 2024.12.4

80年代に放送された、「車にポピー」のフレーズで知られる車用芳香剤のCMは、昭和世代なら誰もが覚えているはず。ポピーこと「グレイスメイトポピー」は、実は今、ヨーロッパで爆発的に人気! お笑いコンビ「ダイアン」が製造販売会社に潜入したところ、ポピーの波乱万丈な物語と、人気の理由がわかった。

【動画】あの「車にポピー」の新商品の会議にダイアンが潜入。2人が名付け親になる!?

ポピーの製造販売会社ダイヤケミカルは、大阪府豊中市に本社がある。従業員いわく、「車にポピー」というフレーズは、当時CMに起用されたお笑いコンビ「オール阪神・巨人」のオール阪神のアドリブだったのだとか。実物の商品にダイアンは、「懐かし~!」「親父の車とかに乗っていたタイプのフォルム~!」などと盛り上がった。

ポピーのレトロなデザインは、発売開始の1978年から現在までほぼ変わらない。考案者は、ダイヤケミカルの初代社長だ。マイカーブームだった当時に、「車のインテリアにもなる芳香剤を」と社長が開発したポピーは、昭和に大ヒット! しかし、平成頃から人気に陰りが出始めた。その原因は、ミニバンブームによるダッシュボードの形状変化で芳香剤を置くスペースがなくなったことと、「おじさんの芳香剤」というイメージがあったからだとのこと。

そんなポピー復調のきっかけは海外。ダイヤケミカルがオランダの代理店と契約した2014年を機に、ポピーがヨーロッパで大ヒットしたのだ! 海外人気の秘密は、やはりあのレトロでかわいい瓶のデザイン。売り上げ低迷期に、このデザインを変えようという意見が日本本社で幾度となく出たが、頑なに守り続けたことが功を奏したのだった。今では、ヨーロッパの液体芳香剤のほとんどを、ダイヤケミカルが独占しているというのだから驚きだ。

©️ABCテレビ

一方日本では、エアコンルーバーに取り付けられるポピーの売り上げが好調だ。このタイプも通常のポピーと同じデザインで、昨今のレトロブームから人気となっている。なお、レトロなデザインを守り続けて再脚光を浴びているポピーは、11月29日に放送されたバラエティ番組『本日はダイアンなり!シーズン2』(ABCテレビ)で紹介された。

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