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そんなにキケンなの!? ロキソニンに含まれる成分の「重大な副作用」とは

  • 2016.4.1
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こんにちは、フリーライターのyossyです。

生理痛や頭痛の症状がつらく、鎮痛剤をよく服用するというママは多いでしょう。

しかし、2016年3月22日、厚生労働省が解熱鎮痛薬の副作用に関して、気になる通知を行いました。

『ロキソプロフェンナトリウム水和物』 という成分に関して、重大な副作用を追記するよう求めたのです。

聞きなれないかもしれませんが、『ロキソニン』という商品名は聞き覚えがあるのでは? CMによる影響か認知度も高く、服用している人が多いです。

「どうしよう、たくさん飲んでいたのに……」と不安になっている人もいるかもしれませんね。実際、飲んでいても大丈夫なのでしょうか?

●追加された副作用は、「小腸・大腸の狭窄・閉塞」

比較的安全性が高く、副作用が少ないと言われているロキソプロフェンナトリウム。

今回新たに追加されて話題となっている副作用は、「小腸・大腸の狭窄・閉塞」 です。

少し難しい言葉ですが、腸の“狭窄(きょうさく)”というのは、腸管が狭まってしまうこと。狭まると、当然スムーズに消化物を通さなくなります。

「腸閉塞(ちょうへいそく)/イレウス」というのは、消化物が流れなくなり、腸管が詰まってしまうことです。激しい腹痛や嘔吐といった症状が出て、重症の場合は死に至るケースも……。

●直近の3年度で6症例

腸閉塞が恐ろしい病気であることはおわかりいただけたと思いますが、医薬品医療機器総合機構によれば、実際に直近3年度で死亡した例はありません(2016年3月現在) 。

また、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連の症例全体で見ても6症例。このうち、“因果関係が否定できない”症例を5つ含んでいます。

確実にロキソプロフェンナトリウムが原因だったと言えるわけではないケースもあるということですね。

もちろん、副作用をきちんと知り、服用するに当たって気をつけなければいけないことに違いはありません。また、症例を少ないと感じるか多いと感じるかは人それぞれです。

でも、重大な副作用が追加されたと聞いて悩んでいる人のなかには、「服用していると、かなりの確率で症状が起こるのでは」と誤解しているケースもあるでしょう。

「重大な副作用」というのは、その症状自体は副作用のなかでも比較的重いですが、決して“頻度が高い”わけではないのです 。

●他にも「重大な副作用」は存在する

今回追加された副作用のみが重要であるかのように誤解している人もいるようです。でも、改めて「使用上の注意」を読むと、ほかにも重大な副作用は存在します 。

『ロキソニンS』『ロキソニンSプラス』(第一三共)の使用上の注意をみると、改訂前から、

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まれに消化管出血(血を吐く、吐き気・嘔吐、腹痛、黒いタール状の便、血便等があらわれる)、消化管穿孔(消化管に穴があくこと。吐き気・嘔吐、激しい腹痛等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります

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という文言が記載されていました。

※現在は、それに『小腸・大腸の狭窄・閉塞(吐き気・嘔吐、腹痛、腹部膨満等があらわれる)』の文言も追加されています。

もともとこういった副作用の存在を知らなかったという人は、しっかりと確認しておきたいですね。

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ロキソプロフェンナトリウムに限らず、薬には副作用や用法・容量の記載が細かくなされています。きちんと読んでおけば、何かあった際にも「もしかして……」とすぐに気づくことができるのです。これを機に、しっかり使用上の注意を読む癖をつけたいですね。

なお、今回の副作用の件を受けて、健康上の不安が思い当たるときは、医師や薬剤師に相談することをオススメします。

また、激しい腹痛や嘔吐・吐き気、お腹の張りなどの症状が出た場合にはすぐに病院に行きましょう。

【参考リンク】

・ロキソプロフェンナトリウム水和物(医療用)(経口剤)の「使用上の注意」の改訂について | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PDF)(https://www.pmda.go.jp/files/000210850.pdf)

●ライター/yossy(フリーライター)

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