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竹中直人が森田剛を怒らせた!? 映画『雨の中の慾情』舞台挨拶に成田凌&中村映里子ら超豪華メインキャストが登壇

  • 2024.12.4
左から、森田剛、成田凌、中村映里子、竹中直人

映画『さがす』(2021年)、『ガンニバル』(2022年)の片山慎三監督が、つげ義春のシュルレアリスム作品を独創的なラブストーリーとして映画化した『雨の中の慾情』が公開中だ。公開を記念し、舞台挨拶が行われ、主演の成田凌、共演の中村映里子、森田剛、竹中直人が登壇した。(文・編集部)
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●台湾での撮影秘話語る

舞台挨拶には、主演を務める成田凌に加え、共演の中村映里子、森田剛、竹中直人が駆けつけ、ついに公開を迎えた心境や台湾での撮影エピソード、片山監督との撮影秘話などを交えながら和気あいあいと当時の思い出を語り明かしたほか、さらに、誰にも見せたことがない自身の一面、もしくは、台湾での⻑期ロケ撮影で目撃した共演者の思いがけない素の瞬間などを披露した。

上映が終わり、客席からは温かい拍手がわき起こる中登場したキャスト陣。映画を観終えたばかりの観客に向け、成田は「朝から観る映画じゃないかもしれませんが…(苦笑)。おつかれさまでした!」と挨拶し、前日についに映画の公開を迎えた心境について「熱いオファーをいただいて、この日を数年、心待ちにしていましたけど、これで映画がみなさまのものになると思うと、不思議と寂しい気持ちになっています」と複雑な心境を吐露した。

一方、竹中は「中村映里子さんと成田凌さんと私だけだったんですけど、宿から3時間半くらいの場所で、山の頂上の真っ暗な場所で、撮影するシーンがあって。夜になると鹿の声がしたりもして…」と思い出を振り返り、現場に行くまでの道も「舗装されてない、ガードレールのない道の崖っぷちを走ったり…」と明かし、台湾撮影ならではの秘話を披露。

さらに、竹中は現場で初共演の森田を怒らせてしまったというエピソードも告白。「僕はよく現場で口笛を吹いちゃうんですけど、剛は心の中で『ピーピーうるせぇな』って思ってたらしくて(笑)、さりげなく僕に教えてくださって『いけないな』と反省しました」と苦笑交じりに明かしていた。

それに対し森田は「(口笛が)台湾の風景ともマッチして…。本当にずっと吹いてらっしゃるんで、『うっせーな』って(笑)。『みんな、思ってないのかな?』って思ったんですけど(笑)、台湾の風景とずっと残っています。感謝してます(笑)」と明かし、竹中はこの言葉に「剛とは初めてだったので、何とか芝居を邪魔してやろうという意識もちょっとあって(笑)。年上の俳優として口笛で威嚇を…。全部嘘です! 本気にしないでください(笑)」と竹中ならではの冗談を飛ばし、客席は笑いに包まれていた。

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