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有村架純さんの好きな場所。思い出いっぱいの地元の公園、静かな時間を楽しむ喫茶店も

  • 2024.12.4

柔らかなムードに潜む凛とした意思、つかもうとするとはらりといなくなってしまいそうな儚い雰囲気。そんな唯一無二の魅力に溢れる俳優・有村架純さんが思う、大好きな場所とは?

有村架純さんの好きな場所。思い出いっぱいの地元の公園、静かな時間を楽しむ喫茶店
出典元:MAQUIA ONLINE
有村架純さんの好きな場所。思い出いっぱいの地元の公園、静かな時間を楽しむ喫茶店も_2
出典元:MAQUIA ONLINE

1993年2月13日生まれ。兵庫県出身。2010年、『ハガネの女』でドラマ初出演。数々の話題作に出演し、2021年公開の映画『花束みたいな恋をした』で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。来年公開予定の映画『ブラック・ショーマン』への出演が決定。

有村架純を彩るHer Favorites

PLACE

地元には、好きな場所がたくさん大きな池のある公園、懐かしいな

「上京する前は、兵庫県の大阪寄りの場所に住んでいたので、遊びに行くのはいつも大阪だったんです。だから今も仕事で大阪の方に行くととても落ち着くし、懐かしい気持ちになります。

地元にはすっごく大きな池がある公園があって、そこで子供の頃はよく蝉取りをしていましたね。自転車通学だった高校生の頃は、帰りにその公園に寄ってピクニックしながらお友達とおしゃべりして。私は高校2年生の時に東京の学校へ編入したんですが、兵庫の高校最後の日に、1年早い卒業式をクラスのみんながやってくれたんです。その時にもらった手作りの卒業証書は大切な宝物。地元の友達とは今も連絡をとっています。握手会にも来てくれるくらい、近しくて大事な存在です。

東京でお気に入りの場所は、一人でも入れる喫茶店。放っておいてくれているかのような雰囲気のそのお店が好きで、コーヒーを楽しんだりぼーっとしたり、ひたすら静かな時間を楽しんでいます」

WORDS

「もっと普通にやって」その言葉が、今の自分に繋がっている

「映画『ストロボ・エッジ』に出演したとき、少女漫画が原作だったので、自分なりにイメージしたちょっとキャラクターっぽい感じで台本読みをしたんです。そうしたら、廣木隆一監督に『余計なことをしなくていいから、もっと普通にやって』と言われてしまって。それまでの私は“外側”を作ることに必死になって、削ぎ落とす作業には目もくれなかった。演じるってそういうことではなくて、もっともっと深いところにあるということに、初めて気が付いたんです。でもそれで普通にやろうとすると、役じゃなく自分自身になってしまったりして、そのあたりのアプローチの仕方には、当時すごく悩みました。どんなにごまかそうとしても、観ている人にはバレてしまう。監督にはたくさん怒られたぶん、役者として何より大切なことを学ばせていただきました。『気持ちがあれば目から伝わるから、余計なことはするな』と言われたことも、今の自分のお芝居の基盤になっています」

INFORMATION

有村架純さんの好きな場所。思い出いっぱいの地元の公園、静かな時間を楽しむ喫茶店も_3
出典元:MAQUIA ONLINE

Netflixシリーズ 『さよならのつづき』(Netflixにて独占配信中)。有村さんは、プロポーズされたその日に恋人を交通事故で亡くし、悲しみに打ちひしがれながらも、前を向いて歩きだす女性・さえ子役を熱演。

MAQUIA 1月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) ヘア&メイク/尾曲いずみ〈STORM〉 スタイリスト/瀬川結美子 取材・文/通山奈津子 構成/吉田百合(MAQUIA)
トップス¥71500/アディアム 東京ミッドタウン店(アディアム)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

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