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マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

  • 2024.12.3
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

Text by 奥崎覚(編集部)

世界屈指のビッグクラブであるイングランドのマンチェスター・シティ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任した2016年以降、プレミアリーグを6度制し、2022-23シーズンには悲願のチャンピオンズリーグ初優勝も成し遂げた。

そんなマンチェスター・シティと契約した6名の日本人選手を紹介する。

板倉滉

マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

1997年1月27日生まれ

日本人選手として初めてマンチェスター・シティと契約したのは、現在日本代表の主力として活躍する板倉滉だ。

川崎フロンターレで2015年にトップ昇格。2018年に期限付き移籍したベガルタ仙台でセンターバックのレギュラーとして試合経験を積むと、2019年1月、驚きのマンチェスター・シティ移籍を果たした。

労働許可証の問題もあり、ローンされたオランダのフローニンゲンで成長。2021年夏には当時ドイツ2部だったシャルケへ。

1年での1部復帰に大きく貢献した結果、現在もプレーする名門ボルシアMGへの完全移籍を勝ち取っている。

食野亮太郎

マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

1998年6月18日生まれ

食野亮太郎ほどあっという間にトップシーンへ駆け上がっていった選手も珍しいだろう。

ガンバ大阪ではユース時代からU-23チームの一員としてJ3の試合に出場。プロ入り後もそこで多くの実戦経験を積んだ。

迎えた2019シーズンには、開幕から8試合で8ゴールと大爆発。トップチームでもサガン鳥栖戦で印象的なゴールを決めると、夏にはマンチェスター・シティへの完全移籍を果たす。

しかしローンされたハーツ、リオ・アヴェ、エストリルで結果を出せず。2022年にガンバ大阪へ復帰し、今季J1ではここまで11試合に出場、ノーゴールとなっている。

長谷川唯

マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

1997年1月29日生まれ

なでしこジャパンの大黒柱、長谷川唯は、実際にマンチェスター・シティでプレーした初めての日本人選手だ。

日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)の下部組織時代から世代別代表で活躍。クラブでも2017年から4季連続でなでしこリーグのベストイレブンに選ばれた。

2021年1月、初の海外移籍でイタリアのミランへ加入すると、半年後にはイングランドへ渡りウェストハム・ユナイテッドの一員に。

そして2022年9月、マンチェスター・シティと3年契約。1年目からPFA年間ベストイレブンに選出されるなど素晴らしいパフォーマンスを見せている。

清水梨紗

マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

1996年6月15日生まれ

そんな長谷川と同学年の清水梨紗。2人は日テレ・ベレーザの下部組織、日テレ・メニーナ時代から一緒にプレーしてきた。

清水はなでしこジャパンにデビューした2018年、いきなり19キャップを記録すると、2021年の東京五輪では、真夏の中2日連戦で全4試合にフル出場。“鉄人サイドバック”として名を上げた。

その後も質と量を兼ね備えたプレーでピッチ上を駆け回り、2022年夏には日テレ・東京ヴェルディベレーザからイングランドのウェストハムへ移籍。

海外選手とのデュエルにも慣れ、今年7月にマンチェスター・シティと3年契約を結んだ。現在はパリ五輪初戦で負った右膝前十字靱帯断裂からの復帰を目指している、

藤野あおば

マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

2004年1月27日生まれ

4人目は、今夏のパリ五輪初戦、世界王者スペインとの一戦で目の覚めるようなフリーキック弾を叩き込んだ20歳。

藤野あおばは中学時代を日テレ・メニーナ・セリアスで過ごしたものの、メニーナには昇格できず。女子サッカーの強豪・十文字高校で成長し、2022年に日テレ・東京ヴェルディベレーザへと帰還した。

高校時代のフィジカル強化により万能アタッカーへと進化した藤野。特にシュートに関してはすでになでしこ歴代トップクラスの能力を誇る。

パリ五輪期間中の今年8月、マンチェスター・シティ加入が発表。開幕から3トップの一角でスタメンに定着しており、女子CLでも2試合連続ゴールを記録している。

山下杏也加

マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手
マンチェスター・シティが獲得した6名の日本人選手

1995年9月29日生まれ

最後は藤野の1週間後にシティ移籍が発表された、なでしこジャパンの守護神、山下杏也加だ。

村田女子高校から2014年に日テレ・ベレーザへ加入すると、2年目にはリーグのベストイレブンに選出。2021年、INAC神戸レオネッサへ移籍し、記念すべき初年度のWEリーグ制覇に大きく貢献した。

チームとして20試合で9失点という驚異的な守備力を発揮したこともあり、WEリーグ初代MVPを受賞。日本女子サッカーのトップリーグにおいて、GKがMVPに輝いたのは初めてのことだった。

170cmの体格に、鋭いシュートストップと左足の正確なキックを持つ山下。シティでは20歳のイングランド代表GKキアラ・キーティングと激しいポジション争いを繰り広げている。

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