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カーペットのシミ取りのコツ 時間がたったコーヒーなど古い染み抜きの方法も

  • 2024.12.5

カーペットが汚れたらすぐに応急処置を

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もしカーペットを汚したら、なるべく早く応急処置を行うことで汚れが残りにくくなります。
汚れの種類によって使う洗剤の種類も変わりますが、何を使うか分からない場合は中性洗剤を使って応急処置をしましょう。

まずこぼした液体などを拭き取り、スプレーボトルに入れたぬるま湯と中性洗剤を混ぜたものを拭きかけます。
叩くように拭き取り、きれいになるまで繰り返しましょう。
カーペットをきれいにキープしたい人は、重曹と掃除機を使って1か月に1回程度、手入れを行うと効果的です。

カーペットの主な汚れの種類と必要な道具

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カーペットの汚れの種類と、染み抜きに必要な道具を紹介します。
カーペットの色別に具体的なシミ取り方法についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。

水溶性

コーヒーや紅茶、ワイン、牛乳など油分を含んでいない汚れは水溶性汚れです。
水に溶けやすい汚れなので、比較的落としやすいのが水溶性汚れの特徴。
醤油やソースなどは汚れが落ちにくい印象がありますが、水溶性汚れに分類されます。

油性

マヨネーズやケチャップ、カレー、チョコレートなどは油分を含んでいる面倒な汚れです。
カーペットの色ごとに油分汚れを落とす必要な道具と方法をまとめました。

白色系のカーペット

白いカーペットが汚れたら、酸素系液体漂白剤と重曹を混ぜたもの、濡らした雑巾と乾いた雑巾、水が入った霧吹きを用意します。
まず、汚れに直接酸素系液体漂白剤と重曹を混ぜたものを垂らし、しばらく時間を置きましょう。
濡らして硬く絞った雑巾で叩くように汚れを落とします。
霧吹きで軽く濡らしてから、乾いた雑巾で拭き上げれば完了です。

濃い色のカーペット

濃い色のカーペットは漂白剤を使用すると色落ちする可能性が高いので、まずアルコールを使います。
アルコールを染み込ませた布で汚れを叩き、汚れが薄くなってきたらぬるま湯と中性洗剤を混ぜて、雑巾に染み込ませて叩きます。
きれいになったら水で濡らして硬く絞った雑巾で仕上げましょう。
カーペットを傷める可能性があるので、アルコールで叩くときはやりすぎに注意です。

カーペットの汚れごとの染み抜き方法

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醤油やソース、コーヒー、ワイン、マニキュアなど汚れが目立ちやすいものの染み抜き・シミ取り方法をまとめました。

醤油やソース、牛乳

醤油やソース、牛乳のシミがついてしまったら、まずティッシュペーパーや雑巾などでなるべく汚れを拭き取ります。
ぬるま湯と中性洗剤を混ぜたものを含ませた雑巾で汚れを叩き、少しずつ落としましょう。
きれいになってきたら、水を含ませた雑巾で仕上げ拭きします。
牛乳の場合はたんぱく質の凝固を防ぐため、冷たすぎる水や熱すぎるお湯は避けてください。

コーヒーやワイン

コーヒーやワインのシミがついたら、まず水で濡らして硬く絞った雑巾で叩きます。
ぬるま湯と中性洗剤を混ぜたものを含ませたコットンなどの薄い布を汚れに被せ、さらに上から雑巾を被せましょう。
コーヒーやワインの汚れを雑巾に移すイメージで、上からブラシなどで軽く叩いてください。
仕上げに水を含ませた雑巾で拭き取れば完了です。

マヨネーズやケチャップ

カーペットについたマヨネーズやケチャップは、ヘラなどで削り落としてから、お湯を含ませた雑巾で拭きあげましょう。
ぬるま湯と中性洗剤を混ぜたものを含ませた雑巾で叩き、きれいになってきたら水拭きで仕上げます。
ケチャップ汚れには、中性洗剤とクレンジングオイルを1:1で割ったものも効果的。
古い歯ブラシでこするようにして落とすのがおすすめです。

カレーやチョコレート

カレーの汚れが付いた場合は、ぬるま湯を含ませた雑巾で叩き、落ちない場合は毛布用洗濯洗剤を使います。
洗剤を含ませた雑巾で叩くように汚れを落としてください。
また、チョコレートの染み抜きにはベンジンが効果的です。
ティッシュなどで汚れを拭き取り、ベンジンを含ませた布で叩きます。
最後にぬるま湯と中性洗剤を混ぜたものできれいに拭き取りましょう。

クレヨンやインク、マニキュア

クレヨンやインクの染み抜きは、ベンジンを含ませた布の上からブラシで叩き、布に汚れを移します。
ぬるま湯と中性洗剤を混ぜたものを含ませた雑巾で、揉むように汚れを拭き取りましょう。
きれいになってきたら、ぬるま湯で濡らした雑巾で仕上げです。

また、マニキュアの染み抜きには除光液がおすすめ。
除光液を含ませた布でマニキュアを軽く叩くイメージです。
カーペットの種類によっては除光液ではマニキュアが落ちない場合もあるので、ベンジンか過酸化水素水を使ってみてください。

皮脂による黑ずみ

カーペットは頻繁に洗えないので、日々の皮脂や汗の汚れが黒ずみとして蓄積してしまうもの。
簡単にできる黒ずみのシミ取り方法としては、重曹と掃除機を使った方法があります。
カーペットの黒ずみが気になる場所に重曹を振りかけて、そのまま2時間程度放置しましょう。
その後、掃除機で重曹をきれいに吸い取るだけ。
頑固な黒ずみは重曹水で拭き取るのが効果的です。

時間がたったコーヒーの古いシミはとれる?

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時間が経ったコーヒーやワインなどの古いシミは、炭酸水と重曹か、アルカリ性の洗剤を使って落としましょう。
炭酸水と重曹を使った古いシミの落とし方は、重曹を溶かしたぬるま湯をコーヒーなどのシミにたらし、15分程度放置します。

放置した後、乾いた布で叩きながら拭き取り、炭酸水を染み込ませたスポンジでさらに叩きながら落とします。
仕上げに乾いた雑巾で拭き取りましょう。
アルカリ性の洗剤は、ぬるま湯に溶かしてから同じように叩いてシミ取りをし、水拭きしてから仕上げの乾拭きをしてください。

カーペットのシミ取りのポイント

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カーペットのシミ取りのポイントを紹介します。
シミ取りを実践する前に確認しておきましょう。

洗剤は水で薄めて使用する

カーペットのシミ取りのポイントは、洗剤を使用する時には必ず洗剤を水やぬるま湯で薄めてから使用することです。
シミ取りに原液を使用すると、カーペットの変色や劣化などの原因になる恐れがあります。
色落ちが心配なら、最初は目立たない場所から試してみましょう。

染み抜き後はしっかり乾燥させる

染み抜きは仕上げに水で濡らした雑巾で拭きあげるため、水分を多く含んでいます。
そのまま放置すると、新たなシミやカビ発生の原因になる可能性も。
そのため、染み抜き後のカーペットは、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させましょう。

カーペット用のシミ取り剤を買っておくと安心

ぬるま湯と中性洗剤を混ぜるのが面倒な人はシミ取り剤がおすすめです。
落ちにくい時間が経ったコーヒーやワインなどの古いシミには、洗浄力が強いシミ取り剤が役立ちます。
効率的に染み抜きをしたいなら、1つ用意しておくといいでしょう。

汚れが落ちない時はクリーニングや買い替えも

時間が経ったコーヒーやワインなどの頑固な古いシミは、シミ取り剤を使ってもなかなか落ちにくいもの。
頑固な汚れや、デリケートな素材を使っているカーペットなら、クリーニング店に染み抜きを依頼するのも一つの方法です。
汚れが気になってきたら、買い替えを検討してもいいでしょう。

まとめ

カーペットのシミの効果的な落とし方を紹介しました。
黒ずみは普段の手入れで軽減させることも可能なので、重曹と掃除機を使った清掃方法をぜひ試してみてください。
頑固なマニキュア汚れは、除光液で落とすのがおすすめです。
気になるシミやマニキュア汚れは、ぜひ記事を参考にして手入れに役立ててください。

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