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【入ったまま捨てる?】洗剤の捨て方を解説 余った洗剤の使い道も

  • 2024.12.3

洗剤の捨て方が知りたい

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使いかけの洗剤や、処分に困る古い洗剤はどのように捨てれば良いのでしょうか。
洗剤は、正しく処分しなければ有毒ガスが発生してしまうこともあります。
中身が入ったままの洗剤は、正しい捨て方の知識を身につけて安全に処分しましょう。

洗剤の処分方法

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洗剤は、容器や中身などにいくつか種類があり、それぞれで処分の仕方が異なります。
洗剤のボトルや容器の捨て方、中身が入ったままの洗剤の処分方法をチェックしてみましょう。

ボトル・容器のみ

洗剤のゴミの捨て方は、中身の洗剤と外側の容器に分けて考えるのが基本です。
洗剤のボトルや容器は、主に紙製の箱と、プラスチック製のボトルの2種類に分かれます。
紙製の容器は、自治体に関わらず可燃ゴミとして捨てられます。
プラスチックボトルの扱いは、自治体によって可燃ゴミか不燃ゴミかが異なるため、住所地の自治体の指示に従いましょう。

中身が入ったままの液体洗剤

液体洗剤の容器はほとんどがプラスチックボトルのため、プラスチックボトルが不燃ゴミ扱いの場合は、中身の洗剤を取り出してボトルと分けて処分します。
中身の液体は、布や新聞紙などにしみこませ、袋に包んで可燃ゴミとして処分します。
なお、洗剤は可燃ゴミに分類されるため、プラスチックボトルが可燃ゴミで出せるなら容器に液体が入ったまま捨てても問題ありません。
液体洗剤だけでなく、クリーム、ジェル系も同様です。

使いかけで余った粉洗剤

使いかけで余った粉洗剤や古い固形石鹸も、液体洗剤の捨て方と同じように、可燃ゴミとして捨てられます。
容器が紙の場合は、容器に入ったまま可燃ゴミへ。
容器がプラスチックの場合は、容器と中身をそれぞれ不燃ゴミと可燃ゴミに分けて捨てます。

洗剤は何ゴミなのか?

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洗剤は、液体や粉、固形など形状問わず、可燃ゴミとして捨てられます。
洗剤の容器が紙製であれば、使いかけで余った洗剤でも容器に入ったまま可燃ゴミとして処分できます。
容器がプラスチック製の場合は、余った洗剤と容器を可燃と不燃に分けて出しましょう。

洗剤を捨てる際の注意点

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洗剤の捨て方にはいくつか注意点があります。
安全に処分するためにも、洗剤の正しい捨て方を知っておくことが大切です。

種類の違う洗剤は混ぜない

液体洗剤のボトルに「混ぜるな危険」の文字を見たことがある人も多いのでは。
洗剤はいくつか種類がありますが、捨てるときは種類の違うものを混ぜず、1つの袋に1種類の洗剤を入れて捨てるようにすることが基本です。
特に、酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生し、中毒症状を起こしてしまうこともあるため危険です。

強アルカリ・強酸洗剤に注意

強アルカリ性や強酸性の洗剤は、刺激が強いため取り扱いに注意しましょう。
ゴム手袋をして、刺激に弱い人は、ゴーグルやマスクをつけるなどがおすすめです。
また、余った洗剤を布や新聞紙に染み込ませて捨てるときに、原液のままではビニール袋が破れてしまう恐れがあります。
染み込ませる前に、水で薄めて濃度を薄くしておくと良いでしょう。

排水溝に流す方法も

使いかけで余った洗剤がごく少量のときは、トイレや流しの排水溝に流して捨てることもできます。
排水溝に捨てる際は、水を流しながら処理し、濃度を薄くするのが基本です。
ただし、洗剤の種類によっては配管にダメージを与える恐れがある上、環境にあまり良くないため推奨はできません。
捨てたい洗剤の量が多い場合は、可燃ゴミに出す捨て方がおすすめです。

古い洗剤はいつまで使える?

使わず保管しているものや使いかけのまま放置した古い洗剤は、そのまま捨てたほうが良いときがあります。
洗剤の一般的な使用期限は、容器やボトル入りの未開封品で製造日から3年程度、詰め替え用や使いかけのものは、製造日や開封日から1年程度です。
古い洗剤が固まったり香りや色に変化が出ている場合、変質していると考えられます。
使用期限内でも使わず捨てたほうが良いでしょう。

古い洗剤の活用方法

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古い洗剤や余った洗剤を捨てずに活用したり、捨てる前に使う方法もあります。
古い洗剤の活用方法を紹介します。

人に譲る

香りや使用感が合わないなど、使いかけでも新しい洗剤の場合は、捨てずに人に譲る方法があります。
知人や家族に譲るほか、フリーマーケットに出すのもおすすめです。
使用期限内の未開封品は、リサイクルショップで買い取ってくれることもあります。

家の掃除に使う

余った洗剤を家の掃除に使うのもおすすめです。
食器用洗剤であれば、トイレや風呂掃除、窓拭きをはじめ、水で薄めて床や家具などの掃除に使えます。
洗濯用洗剤は、シンクや鏡の水垢汚れを取るのにおすすめです。

芳香剤・除湿剤の代わりにする

古い粉石鹸は、芳香剤として使えます。
古い粉石鹸をお茶パックに入れるだけと、手軽に活用できる点も魅力。
粉石鹸と一緒に重曹を入れれば、除湿剤代わりにもなります。
古い柔軟剤が余っている場合、水で薄めてスプレーボトルに詰め替え、カーテンやマットの芳香剤にするのもおすすめです。

まとめ

余った洗剤や古い洗剤を捨てるときは、容器と中身を分けなければならないケースと、中身が入ったまま捨てられるケースがあります。
洗剤の処分の仕方は、自治体によってルールが異なるため、洗剤を捨てる前に自治体が決めた処分の仕方を確認することが基本です。
不要な洗剤を捨てるときは、ルールを守って、安全に処理してください。

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