うしろ髪がいつもぺたんこな絶壁状態のヘアスタイルに悩まされている人はいませんか? サイドの髪や前髪は目視しやすく、手もとも操作しやすいためセットがやりやすいけれど、うしろの髪は合わせ鏡にしたところで、うまく手もとが操作できず、やりにくいと感じているパターンは少なくありません。そこで今回は、絶壁を簡単に解決できて、美しいフォルムが描けるうしろ髪のセット方法を美容師の日熊大志さんに教えていただきました。
美フォルム作りに必要なものはこの2つ
美フォルムなうしろ髪の作り方
逆毛をたてる
カールアイロンを使った部分の髪を持ち上げて、くしを使って根もとに軽く逆毛をたてます。こうすることで、根もとがぱっくりと割れてしまうことを防ぎ、ボリュームもしっかりキープできるようになります。
ポイントとしては、ガシガシとしっかり逆毛を立てるのではなく”控えめ”がポイント! やり過ぎると、ボサボサに見えて逆効果になります。
これで完成ですが、しっかりキープするなら最後にソフト系のスプレーを頭皮から約30cmほど離したところから、少量吹きつけます。
“カールアイロン=巻く”というイメージがありますが、このように巻かずにすべらせて使う方法もあります。カールアイロンをすべらせる使い方は、巻くよりずっと簡単です。
スタイリング剤は使うor使わない? 使うならタイミングはいつ?
ヘアセットをする前に、スタイリング剤をつけてからセットする方法もありますが、今回の場合はボリュームを出すことを優先したいので、たくさんつければつけるほどヘアスタイルが重くなり、絶壁に戻りやすくなります。もし事前に使う場合には、ヘアオイルをごく少量のみにするのがベストです。
絶壁状態が解消されると、うしろ姿や横からの姿にも自信が持てるようになりますよね。ぜひやってみてください。
取材・文/高田空人衣