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満月の日にするといい22のこと。満月が持つスピリチュアルな意味も解説

  • 2024.12.3

月に一度、自分にいつも以上にパワーが溢れてくるときがある。あなたは気付いていた? 空気中に漂うエネルギーは変わり、自分と調和してやけに自信が湧いてくる。普段よりセクシーになれたり、内省に集中したり、自分に強さを与えてくれるような女性と関わりたくなることもある。そんなときは夜空を見上げるか、占星術アプリをチェックしてみるといい。あなたの内側でこのような変化が起こる理由は、その日が満月だからかもしれない。

人間は、肉体的にも精神的にも満月の影響を受けている。「満月が近くなると、どのような感情の変化があるか振り返ってみましょう。非常に高いエネルギーが放たれるため、それを受け取り、人生に活かしていきましょう」と話すのは、『The Modern Witchcraft Book of Astrology: Your Complete Guide to Empowering Your Magick With the Energy of the Planets』を著書に持つ魔女でありミクソロジストのジュリア・ハリナ・ハダス。

「エネルギーとは、あなたを前に推し進める風のようなものだと捉えてください」

よりよい自分になるために、月のパワーを活用する方法とは?

実際には、前向きな意図を設定して目標を叶えていくために、満月のパワーを利用する方法は100通りもあるとか。満月の日は毎月来るので、満月の儀式を月に一度の習慣にしてしまえば、この特別な時間を最大限に活用していくことができる。満月の儀式と言っても、リビングルームをまるで魔女の部屋かのようにデコレーションする必要はない。月に一度、自分の中のネガティブなものを手放し、目標をクリアにして、内なる自分とつながる時間を作ればいいだけ。

 

満月とは?

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科学的に言うと、満月は太陽と月が地球を挟んで一直線に並ぶときに起こる。そのため、月の表面が完全に照らされ、日中に太陽を見るのと同じくらい簡単に、夜空でも月の光とその美しさを見ることができる。

スピリチュアルで言う満月は文化によって意味合いが異なるが、基本的に月は神聖な女性性と深くつながっており、「パワー」と「変容」の時期だとみなされている。

「一般的に満月は、浄化、手放し、人生の棚卸しをするのに最適な時期なのです」と説明するのは、プロ占星術師であり作家のアリザ・ケリー。各月の満月がもたらす特定の意味を理解するには、占星術を調べることも重要だという。満月は常に太陽の反対側にある。

例えば、太陽が牡羊座に入るとき、満月は天秤座に入り、その逆もまた然り。「満月の間は、正反対の2つの力が働きます。太陽はあなたの外的真実を表し、月はあなたの感情的な内的真実を表します」とケリー。従って、満月の期間は「あらゆる種類の洞察力や視点を得ることができるのです」

自宅で試せる満月の儀式ってどんなもの?

満月の儀式を作るときは、科学とスピリチュアルと占星術の側面を取り入れること。これらの22の儀式は、新しい習慣を構築したり、月のパワーを受け取り活用するのに大いに役立つという。

特別なスペースを作る

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満月の儀式を行う空間を作ることも、儀式のひとつ。自宅で座ってリラックスする場所や、瞑想したり日記を書く場所かもしれないし、キャンドルを焚くベッドサイドテーブルやキッチンカウンターのようなシンプルな場所でも構わない。

「季節と各月のエネルギーに一致する要素を取り入れるのがオススメです」と話すのは、タロットカードリーダーであり霊能者のサラ・ポッター。

「私はいつも、季節の色をしたフレッシュな花を買って家に飾っています」

ムーンウォーターを淹れる

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ムーンウォーターは、満月の儀式に大活躍するツール。ガラス製の容器や洗面器に水を入れ、外や窓辺に置いたら、あとは月にお任せ。水は月に深く関連しているため、月光浴させた水は月のパワーをたっぷり含み、儀式に使うお風呂やカクテルなどに利用することができる。

カクテルを作る

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カクテルやハーブティーを作って満月のパワーを体内に取り込む。材料は、月光浴させた水、ムーンウォーターとあなたの引き寄せ力。

「飲みものを混ぜる際には、動力が持つマジックを作用させましょう」とハダス。人生の不要なものを取り除きたければ反時計回りに、ポジティブなエネルギーを受け取るには時計回りに飲みものを混ぜるといいとか。

レモンなど月に関連する成分や、ローズマリーなどのハーブを加えて、浄化の効果を高めることもできる。

「すべての材料を意図的に加えることです」とハダス。「そして、そのエネルギーが自分の人生に注がれるところをイメージしながら飲んでください」

キャンドルを灯す

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満月の下で素晴らしい奇跡を起こすもっとも効率的な儀式の一つ。好きな呪文や、満月にちなんだ呪文を準備しよう。

「月のエネルギーを受け取るには、銀のキャンドルや白のキャンドルが最適です」とポッター。

「意思を書き留めた紙を折りたたみ、キャンドルの下に置いて火をつけると、その意図が発動し始めます」。満月の儀式で大切なポイントは、自分の意思を書き出すこと。

燃やして不要なものを手放す

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「燃やす」という行為もまた、満月がもたらす変容のパワーを利用し、自分に不要なものを手放す確実な手段の一つ。今の人生で手放したいことを紙に書き出したら、火を付けて燃やしちゃいましょう」とケリー。

くれぐれも、火を使うときは十分気を付けて。

ネガティブなものを溶かす火を使うのが嫌なら?

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水と月は深い関係があるので、水を使って「溶かす」という行為で、上記と同様の効果を得られる。

「手放したいことを紙に書いたら、ボウルに入れた水に入れてください」とケリー。

「塩を加えると、紙が溶けやすくなります。水のなかに手を入れて紙をちぎってもいいですよ」

ホロスコープチャートを描く

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これは、占星術が好きな人にオススメの儀式。満月の日は、グラフを描いてみよう。

天体の動きや惑星の位置、逆行する天体を確認したら、月のサイクルに合わせて心を整えていこう。

「私の場合は各月がもたらす意味をベースとする儀式をするのが好きです」とケリー。「チャートを見ながらその月に関わる惑星や意味を確認し、その月にちなんで毎月独自の儀式を作っています」

友達と集まる

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これはカンタンで楽しい。女友達と集まり、満月の日を特別な時間にしよう。

「遥か昔から、満月はいつも人々が集結する時期でした」とケリー。

「ナイトマーケットやお祭りが満月の夜に開催されていたのは、月が明るいから。普段は辺りを見渡せない暗闇でも、満月は光を照らしてくれます」

気持ちを共有する

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これは少し意外かもしれないけれど、信じられないほど大切なこと。

「満月の日は、今の近況や感情、考えをオープンに共有しましょう」とケリー。

「なぜなら満月は、私たちの感情と強く結びついているからです」友達と集まり感情をシェアすれば、自分とコミュニティの間で共通点が見つかり、お互いをもっと支え合えるようになるメリットも。

月のエネルギーを取り込んだお風呂に浸かる

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入浴にもムーンウォーターを取り入れよう。ゆっくりとお風呂に浸かる満月の儀式は、文字通り、月のパワーにどっぷり浸かることができる。

ムーンウォーターや月にちなんだエッセンシャルオイル(ユーカリオイルなど)、月が位置する星座に関連するハーブをお風呂に入れてみて。

月と関係の深い材料(レモン、ローズマリー、塩など)で自家製のシュガースクラブやソルトスクラブを作るとさらに効果アップ。リラックスし、ネガティブな要素をスクラブでこすり落として、ポジティブな要素に浸かるイメージで入浴タイムを過ごしてみて。

カードに相談する

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満月は、占いをするのにも最適な時期。タロットカード、オラクルカード、ルーン文字、どれを活用するにせよ、満月はあなたの人生で起きることを知らせてくれる。

意思決定をしたり、数日、数週間、数か月先の計画を立てるのにもベストな時期。「カードを引くことで月からのメッセージを得られたり、自分にとって有力なツールを知ることができます」とケリー。

「なにを手放し、なにを引き入れ、なにを意識すべきか、知るべきことはなにか」など、カードを使いながら自問してみて。

スクライング

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タロットカードにアドバイスをもらうのと同様に、スクライングは満月からの情報を得られる最適なツール。

これは、水や火、鏡を利用して、未来を見つめるというもの。火を利用してスクライングをするときは、「瞑想の手段としてキャンドルの炎を見つめながらグラウンディングをし、今エネルギーを注ぐべきことはなにか、内なる智慧に問いかけ、静かに耳を傾けてください。そうすると、その答えがビジョンとして見えてくることがあります」とケリー。

他のやり方も同様に。水面をじっと覗き込み、あるいは黒い占術鏡や黒曜石のパワーストーンを手に取り、あなたが求めるガイドやインスピレーション、問いの答えに意識を集中させてみよう。水晶のペンデュラムを使ってイエスかノーかの答えをもらったり、直感に問いかけるだけでもスクライングを実践できる。

瞑想

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占いに興味がない人には、瞑想がオススメ。心が落ち着く音楽を流し、キャンドルを灯したら、座って瞑想に集中する。満月の日に瞑想をすると、とくに変化を起こしたい人生の側面を特定できるそう。なにを手放し、なにを実現させたいのか、しっかりと自問する。それを鮮明にイメージしたり、自信を高めてくれるマントラを繰り返し唱えるのも◎。

ハダスいわく、満月が起こる星座やそれが意味すること、そのエネルギーを具現化する方法について、数分ほど瞑想するといいそう。「各星座の神話やそのエネルギーの意味を知ることで、真の意図や目的が見つかるでしょう」

外に出る

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満月の儀式は、「外に出る」くらいカンタンなことでいい。「満月の夜は、雪のように美しい光があらゆるものに降り注がれます。ただ散歩に出かけるだけで、立派な満月の儀式になりますよ」とハダス。

「わざわざ森の中心まで行かなくても、今いる場所でエネルギーを受け取ることができます。あらゆる刺激を活用しながら満月の儀式を体験してください」とケリー。

「都心にいる人は、その都市の動きやリズム、そこにいる人々から感じるもの、それらがあなたの実践にどのような影響を与えているか、マインドフルに観察してみてください」

おまじないの瓶を作る

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満月は、創造性を自由に発揮できる絶好の機会なので、おまじないの瓶やサシェを作るのも楽しい。

必要なのは、容器と呪文のハーブだけ。満月の日は自分自身をもっともパワフルに感じられるとき。

毎晩甘い夢を見られるようにベッドサイドに置くサシェ、家を守ってくれる魔法の瓶を作り、玄関に飾ったりしてアートと工作を楽しもう。

満月を連想させるジャスミンやアニスなどのハーブ、星座を象徴するオブジェクトを使って、その月の満月にちなんだおまじないの瓶をクリエイティブに作ってみて。キラキラを入れるのも忘れずに!

クリスタルグリッドを作る

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ハダスいわく、満月の特別な創造性を発揮させてクリスタルグリッドを作ってみるのもオススメ。

目標を明確にしたら、とくに実現したいことを象徴するクリスタルを幾何学模様に配置する。とくに、バランスを保つ月の力を象徴するムーンストーンやセレナイトなどの石を取り入れるといいとか。

出来上がったら、祭壇やリビングルーム、月の光がよく当たる場所に飾っておこう。自分の体にクリスタルをのせるのもアリ。「癒しと新しいエネルギーを取り込むのに最適です」とハダス。

家を掃除する

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「月はかに座(黄道十二宮)同様、第4ハウスに関わっています」とハダス。育むエネルギーや家庭を表しているため、満月は部屋をきれいにする絶好のタイミングだとか。ただ掃除するのもいいけれど、満月の効果をさらに高める方法として、煙や水で空間をきれいにする方法がある。

塩水を作り、ローズマリーの小枝で反時計回りに混ぜると、家の中のマイナスなエネルギーを取り除いてくれる。

月にちなんだハーブやエッセンシャルオイルを入れて、アロマミストを作るのもオススメ。家のなかのマイナスなエネルギーを払拭したあとで、ミストでプラスのエネルギーを時計回りに吹きかけていこう。

エネルギーの浄化を行う

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満月に浄化するといいのは家のなかだけではない。「月は、共感的直観と関係しています」とハダス。満月がもたらす変容のエネルギーを利用して、体が溜め込んでいた緊張感を解放させよう。家を浄化するのと同様に、煙や水、クリスタルを用いて自分自身のエネルギーの浄化を行うことができる。

ポイントは、ネガティブな感情やストレス、トラウマが体から出て行くのを想像したあとに、満月の光とパワーが体のなかに降り注がれているのを想像しながら浄化のプロセスを行うこと。

日記を書く

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「人生を振り返りながら日記を書く時間が好きです」とハダス。満月の日はとくに、今の自分に必要ないものをすべてノートに書き出す時間にする。過去の満月に書いたことを見返したり、今感謝できることも忘れずに書き留めよう。

次に、目標をリストに書き出す。目標を明らかにしたら、それを達成するためにできることを全部書き出してみて。

体を動かす

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満月に裸で踊るといいというのは、どうやらただの神話じゃないみたい。裸で踊る必要はないけれど、月光浴をしながら体を動かせば、ハダスいわく、月の精霊や神聖な女性性、内なる智慧と触れ合いやすくなる。

外で友達と踊るのもよし。落ち着ける家でパーティを開くのもよし。体を動かすたびに月のパワーが自分のなかを駆け巡っているかのように感じることがポイント。

喜びをもたらす単純な行為でさえも、立派な満月の儀式になる。実際に満月の夜は、ヨガやストレッチをして体の緊張をほぐし、ネガティブな気を払拭する人も多いとか。

大切なアイテムを充電する

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満月のパワーはかなり強力なので、自分にとって大切なものを充電する絶好の機会。

クリスタルや日記帳、キャンドル、エッセンシャルオイル、ハーブを月光浴させておけば、それを利用して行う満月の儀式が一層パワフルなものになる。

ちなみに、いつも身に着けているジュエリー、安心感や自信を与えてくれるお守りも、月光浴させるとそのもののパワーがさらに高まるのだとか。

ブレスワーク

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満月のパワーを活用するのは、呼吸するのと同じくらいにカンタンなこと。

満月は「変容」をもたらしてくれるので、古いものを手放し、新しいものを迎え入れて、人生をリセットするのにも最適な時期。そんな満月の日のセルフケアにオススメなのが、呼吸だという。「癒しの光とエネルギーを深く吸い込み、手放したいものを思い切り吐き出してください」とハダス。

「負の感情が体のどの部分に溜まっているか感じられたら、その部分に集中して月光をたっぷり吸い込み、負の要素を吐き出します」さて、試してみたい儀式は見つかった?

自分に合った儀式を取り入れて、満月のパワーを味方につけていこう。また、これらの儀式のアイデアは、満月の日だけに限らず1日の終わりに実践していくことで、とっておきのセルフケアにもなる。 ※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: ALIZA PELTO Translation : Yukie Kawabata

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