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「メール返信は午後がベスト?休憩を入れたほうがいい時間帯は?」専門家が教える、効率を最大化する1日のスケジュール

  • 2024.12.3

「仕事の効率を上げるために大切なことは、ただ頑張るだけではありません!」。ヘルスコーチのAYUMIさんが教えてくれたのは、1日の時間を賢く使うことで疲れにくく、生産的な毎日を送る秘訣。午前と午後の時間帯に合わせたタスクの組み方や、日々の中に楽しみや休息を取り入れる重要性について、今すぐ実践したくなるアドバイスを教えてもらった。あなたの1日がもっと充実するヒントが詰まっている。

多くの人は、一日のスケジュールを計画することなく、ただToDoリストをこなすことから仕事を始めがちです。よくあるのは、仕事開始と同時にメールチェックに取り掛かり、その処理に時間を費やしてしまうこと。このように、意図せずスタートした仕事は、予定していたタスクに集中できないだけでなく、急な対応や処理に追われてしまい、結果的に嫌な気分で仕事を進めることになりかねません。

すぐにメールやスケジュール確認、ToDoリストの対応を始めてしまうと、ストレスフルな気分で一日がスタートし、多くの情報やタスクに圧倒されてしまいます。その結果、脳が混乱し、生産性が著しく低下する原因にもつながります。

理想の1日スケジュールは?

朝:前向きに処理できる時間

起きてから正午までは、気分が明るく、分析能力やタスクを正確にこなす力が最も高まる時間帯です。この時間は、メールチェックや単純作業、ミーティング、会議、SNS投稿、オンラインショッピングなど、気が散りやすい仕事には不向きです。

一方で、整理や分析能力が高く、正確さが求められるタスクには最適な時間帯です。特に、計算や処理が必要な業務に取り組むのに向いており、前向きに物事を進める力が最大限に発揮されます。そのため、「面倒くさい」「早く終わらせたい」「やりたくない」と思っている仕事こそ、この時間帯に集中して取り組むのがおすすめです。

午後になると、これらのタスクをさらに後回しにしがちで、結果的に手を付けずに終わってしまう可能性が高くなります。だからこそ、難しいと感じている仕事は、午前中のうちに取り組むことが、効率的かつストレスの少ない一日のスタートにつながります。

正午:良い気分のピークを迎える

午前中から正午にかけての高いエネルギーレベルは、午後になると急激に低下することがあります。このように、1日を通してエネルギーレベルが上がったり下がったりするリズムがあることを理解しておきましょう。

「朝は元気だったのに、お昼を過ぎると急に眠くなる」と感じるのは、あなただけではありません。誰もが1日を通して一貫したエネルギーや生産性を保てるわけではなく、効率よく物事に取り組める時間帯とそうでない時間帯が存在します。この自然なリズムを把握することで、より効率的なスケジュール管理が可能になります。

午後:会議やミーティングを

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午後は、対話、想像力、問題解決に適した時間帯です。深く考える作業やクリエイティブな仕事にも向いており、これを活かすことで効率的に進めることができます。

午前中から正午までは、気を散らすような作業(メール対応や電話対応など)を最小限に抑えることで、脳をスッキリと保つことができ、午後の創造的な活動に備えられます。この時間帯には、日常業務やメール返信、電話、会議、ミーティングを組み込むと効果的です。

想像力が解き放たれる午後は、特に問題解決や新しいアイデアを生み出す作業に適しており、斬新なアイデアや解決策が浮かびやすくなるでしょう。

14時~15時:休息を取り入れてリフレッシュ

分刻みでスケジュールを組み、達成していくことが理想と考える人も多いですが、1日の中で適切な休息を取ることは非常に重要です。休むことで身体的にも精神的にも回復し、その後の作業効率を大幅に向上させることができます。

特に昼食後の午後2〜3時頃は、脳が疲れやすく、眠気や集中力の低下を感じやすい時間帯です。また、長時間コンピューターの前に座り続けたり、午後のタスクの優先順位を明確に決めていないと、やる気やエネルギーが低下し、疲労感や眠気をさらに感じることになります。

この時間帯には、短い散歩や近くのカフェに出かけるなどして、新鮮な空気を取り入れながらリフレッシュする時間を確保しましょう。ただし、コーヒーを飲みながらスマホやパソコンで業務を続けるのではなく、まずは10分でも休むことを優先してください。外の景色を眺めたり、ぼんやりとリラックスするだけでもストレス軽減と気分の改善に効果的です。

また、昼寝を取り入れる場合は最大20分程度を目安にしましょう。短時間の仮眠は、目覚めた後もスッキリとした状態を保ち、午後の作業効率を向上させます。休息を上手に取り入れることで、午後の仕事をより充実させることができるでしょう。

16時~18時:もう一度集中できる時間帯

休息を挟んだ1日を過ごした後、午後4時以降になると、再び集中力を発揮しやすくなります。この時間帯は、朝のピークほどではありませんが、気分が回復し、思考が明確になり、生産性が上がるチャンスです。午後遅くから夕方にかけては、残りの仕事を一気に片付けるのに最適な時間帯といえます。

午後4時から6時までを目安に、2時間集中して取り組むようスケジュールを組んでみましょう。この時間にダラけてしまう場合は、やるべきことが明確でないことが原因かもしれません。そのため、今日中に終わらせたいタスクを具体的にリストアップし、優先順位をつけることが重要です。

また、午後から夜にかけては際限なく仕事を続けてしまいがちですが、意識的に区切りをつけることで短時間で効率よくタスクを処理できます。計画的に進めることで、この時間帯を効果的に活用し、1日の締めくくりをスムーズに迎えましょう。

自分の生産性が上がるピークを見つけましょう!

私たちには、それぞれの体に合った「最高のパフォーマンスを発揮できる時間帯」があります。この時間を見つけて活用することで、日々の生産性を大きく向上させることが可能です。ここでは、自分のピークを見つけて活用するためのステップをご紹介します。

ステップ1:ピークを見つける

自分が最も集中でき、前向きに仕事に取り組める時間帯を見つけるために、以下の方法を試してみてください。

毎日行う重要なタスクを1つ選びます。

そのタスクを、午前9時、11時、午後4時の3つの時間帯に分けて実施してみましょう。

同じタスクでも時間帯によって達成感や集中度、効率が異なることに気付くはずです。

タスクに対して最も良いエネルギーや創造性を発揮でき、楽しく、簡単に感じられる時間帯を見つけてください。それが、あなたの生産性がピークに達する時間帯です。

ステップ2:ピークの時間を自分のために使う

ピークの時間帯がわかったら、その時間を有効活用するために、重要なタスクをスケジュールに組み込みましょう。この時間に意識的に取り組むことで、無駄な会議や予期せぬメール、電話対応に時間を奪われるのを防ぐことができます。

仕事上の都合で毎日は難しいかもしれませんが、まずは1週間に1日でもこの時間を自分のために確保するところから始めてみましょう。スケジュールを意図的に管理し、自分の生産性を最大化する時間帯に集中できる環境を整えてください。他の邪魔が入りにくい環境を作ることが、成功の鍵となります。

自分のピーク時間を把握し、賢く活用することで、効率的で満足度の高い1日を過ごしましょう!

まとめ:効率アップの鍵とは?

1日を通して疲れを感じることなく、生産的に仕事を進めるためには、「どの時間帯に何をするかを決める」ことが重要です。これまでの仕事内容を午前と午後で分けてみるだけでも、大きな変化が生まれることがあります。

さらに覚えておいてほしいのは、「1日の中で休む時間」と「楽しむ時間」を持つことの大切さです。この2つの時間を確保することで、1日を元気に過ごし、持続的なエネルギーを得ることができます。しかし、多くの人は「やるべきこと」に追われ、“楽しむ”時間をおろそかにしがちです。これが、SNSをダラダラ見てしまう原因になったり、イライラやストレス、仕事後の過食やアルコール摂取、さらには睡眠不足へとつながってしまいます。

そこで、仕事の日でも少しの楽しみを日常に取り入れることから始めてみましょう。たとえば、同僚と笑顔で挨拶を交わす、太陽の光を浴びて前向きなことを考える、お気に入りのカフェで朝の時間を過ごす、など些細なことで構いません。このような習慣が、脳をリラックスさせ、再起動させるきっかけとなります。その結果、革新的なアイデアが生まれたり、問題を簡単に乗り越える力が湧いてくるでしょう。

今日から仕事の時間配分を意識し、疲れた日々を明るく充実した日々へと変えていきましょう!

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