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超特急・柏木悠、やっぱり自然が大好き「海外を含め、いろんなところに行っていろんな景色を見てみたい」

  • 2024.12.3
チームラボのアートを存分に楽しんだ柏木悠 撮影=諸井純二
チームラボのアートを存分に楽しんだ柏木悠 撮影=諸井純二

【写真】アートと悠くんの美しい写真など全32枚

メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の最年少メンバーで、俳優としても活躍中の柏木悠。月刊ザテレビジョンで連載中の「はる。のれんさい」9回目は、「チームラボプラネッツ」へ。アート空間に圧倒された悠くん。どんな刺激を受けたのか、また行ってみたい場所など話を聞きました♪

光と鏡でこんなに無限の空間を作り出せるんだと心に刺さりました

――秋なのでアートに触れてみよう!ということで、体験型アートミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO 豊洲」に来ましたが、訪れたことはありましたか?

聞いたことはあって興味はあったのですが今回、初めてで。どんなことができるんだろうと楽しみにしていました。テクノロジーを駆使した美しい空間と勝手にイメージをしていたのですが、思っていた以上に体感型で最初から飲み込まれました。

――裸足になって五感から体感するアートでしたね。

着いてすぐ裸足になるところから空気に飲み込まれてしまって(笑)。あとカメラとスマホは持ち込めるということに、看板を見て気づきました。この前、購入したカメラを持ってくれば良かったと…。こんな機会なかなかないですから。悔し過ぎました。

――宇宙的な広がりを見せる「The Infinite Crystal Universe」では、かなり感動していたように見えましたが…。

結構圧倒されていた悠くん 撮影=諸井純二
結構圧倒されていた悠くん 撮影=諸井純二

すごいの一言です。鏡張りなので光が降り注いでくるように感じられる不思議な空間で。音も相まって異世界に迷い込んだ感覚になりました。幻想的っていうのはこういうことなのかも。元気になるし、何かタイムトラベルをしているような感覚にもなって。光と鏡でこんなに無限の空間を作り出せるんだと心に刺さりました。

――その後、水に浸かって楽しむ「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People – Infinity」では、水中を歩いて水面に映る鯉と戯れていましたね。

水に浸かるということもあって、ダイレクトにアートを体感できて面白かったです。見るというより自分自身がアートになったという感覚の方が強いのかな? 完全なる没入型でした。そして歩く度に水面の絵柄が変化して、さっきまでいた鯉がいなくなったりするのが面白くて。幻想的な世界の中に自分が入った気持ちを味わいました。

鯉が悠くんの体を昇っていったり、とても素敵な空間でした 撮影=諸井純二
鯉が悠くんの体を昇っていったり、とても素敵な空間でした 撮影=諸井純二

後悔しかないのでもう言わないでください(笑)

やっと自然体 撮影=諸井純二
やっと自然体 撮影=諸井純二

――大きなボールが浮遊している「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊 / Expanding Three-Dimensional Existence in Transforming Space - Flattening 3 Colors and 9 Blurred Colors, Free Floating」や、全方位美しい映像に包まれて寝ながらアートを体感する「Floating in the Falling Universe of Flowers」など、色鮮やかなエリアも美しかったですね。

ボールのエリアは、すごく写真映えすると思います。何かかわいいエリアでしたから。全方位からさまざまな花が降ってくるドーム型のエリアは、いればいるほど不思議な気持ちになって…。降ってくる花に埋もれるような気持ちになり、自分が小さな虫になったような感覚になりました。この感じ、どこかで見たことある…と思ったら、映画「バグズ・ライフ」(’98年)の世界観。あれは虫の目線で物語が進む作なのですが、まさしくそんな感じ。花の香りもあって、幸せな気分を味わえました。

――他にも、「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Dusk to Dawn / Moss Garden of Resonating Microcosms - Solidified Light Color, Dusk to Dawn」や「花と我と同根、庭と我と一体 / Floating Flower Garden: Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One」といった屋外のアートも魅力的でしたね。

勝手に室内のイメージだったので屋外の展示があることにまず驚きましたが、自然光が入って屋内とはまた違う感覚を楽しめました。苔や花の香りも、屋内よりグッときましたし。カメラマンさんに撮ってもらった写真をチラッと見たら、自分はどこにいるんだろうという感じだったので、かなり異世界な雰囲気になっていると思います。

――改めてカメラを忘れたことが悔やまれますね。

後悔しかないのでもう言わないでください(笑)。でもかなりアーティスティックな写真を撮れるんだろうなと思いました。すごく計算された場所だったので。鏡と光で空間が無限に広がったりするのは本当に面白い。目だけではなく、アートは体を使って感じられるということを知り、うれしい発見でした。あと、アーティストの方々の偉大さも感じました。あの空間を考えて作り出したわけですから。思いつきそうで思いつかないし、あそこまで緻密に計算されたものは並大抵ではできないですから。相当、大変だと思います。

ここも美しいエリア 撮影=諸井純二
ここも美しいエリア 撮影=諸井純二

やっぱり熊本・阿蘇の草千里。何度行っても、ここは日本?と思うほどダイナミックで美しい自然が広がっています

続・かわいい 撮影=諸井純二
続・かわいい 撮影=諸井純二

――アートの概念が変わった感じですか?

まさしく! あと音楽や光との相性のよさも改めて知ることができたのはすごくためになりました。僕たちの音楽もアートとコラボしたいかも。五感を使って感じる楽しい空間…。想像するだけでワクワクします。いつか自分たちのコンサートで試してみるのも面白いかもしれないです。

――そもそもアートに興味ありました?

僕、前にも言いましたが絵は苦手なんです。センスはマジで微塵もないので(笑)。だけど、興味はあります。自分では描けないからこそ素直にすごさを感じられるというか…。かわいいと思うものは大体、絵でアニメーション的なものが多いです。今も、家に絵を飾ったりしていますよ。

――どういう絵を飾っているのですか?

花の絵です。黄色と青色が使われていて元気をもらえるんですよ。見掛けて、これだ!って一目惚れして購入しました。絵があるだけで部屋の雰囲気が変わりますからね。アートの力は偉大です。

――今回は美しい風景の中に没入していましたが、実際に絶景な場所に行った思い出とかありますか? おすすめとかあれば教えてください。

やっぱり熊本・阿蘇の草千里。何度行っても、ここは日本?と思うほどダイナミックで美しい自然が広がっています。こんなに素敵な場所に来たことがないって人が世の中にいっぱいいることに驚き。もっと皆さんに魅力を伝えて、より多くの人に来てもらいたいです。だって熊本県人だけで独り占めするのはもったいないですから。あと、熊本といえば、鍋ヶ滝も癒やしスポット。滝を正面だけではなく裏からも見ることができるんですよ。裏からの景色はなんか感動しちゃいます。あと、マイナスイオンもバチバチに感じられて、心が洗われます。この間、実家に帰ったときに行ったのですが、かなりリフレッシュになりました。

――やはり熊本には自然がたくさんあって絶景ポイントも多いんですね。

僕が自然好きというのもありますが…。海外を含め、いろんなところに行っていろんな景色を見てみたいです。ちなみに僕、海外はタイにしか行ったことがないです。

――海外で行ってみたい場所はありますか?

今、一番気になっている場所はスイス。SNSを見ていたら、山々に囲まれているところに川が流れている自然溢れる美しい写真が出てきたんですよ。一気に心が奪われて、調べたらスイスで。青い空と鮮やかな緑の山々、そして澄んだ川…。日本では見られないような大自然溢れる風景なので、一度は行ってみたいです。あと、都会で行ってみたいのはアメリカ。ニューヨークのタイムズスクエアは、20代前半までに訪れて、“THE アメリカ”を楽しんでみたいです。

大好きなサッカーの祭典、2026 FIFAワールドカップはカナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共同開催ですよ。

そうなんです。そこで行きたいと考えていて。実現したら最高なんですが、2年後のスケジュールはどうなってるんだろう。でも海外でサッカーを観てみたい! プレミアリーグを観にイギリスに行くのは昔からの夢なので、いつか実現させたいです。

ピースしたり 撮影=諸井純二
ピースしたり 撮影=諸井純二

■撮影=諸井純二/取材・文=玉置晴子/スタイリスト=東正晃/ヘア&メーク=Mashino/撮影協力=チームラボプラネッツ TOKYO DMM(東京・豊洲)

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