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尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」

  • 2024.12.3

ノスタルジックなまち並みが人気の尾道。本通り商店街と海岸通りの間にある路地裏は、まるで迷路のようでさんぽゴコロをくすぐられるエリアです。その一角に立つ「巡 meguru」は、ぜひ立ち寄りたいすてきな路面店。1階がコーヒーと焼き菓子、2階が雑貨を扱っていて、元酒屋さんの倉庫というレトロな建物も趣があります。多彩な魅力やこだわりが詰まった「巡 meguru」をご紹介します。

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」

海岸通りから一本入った路地裏に立つレトロな路面店

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
シンプル、かつスタイリッシュな看板

ノスタルジックな雰囲気が人気で、映画やドラマなどにもたびたび登場する尾道。山の斜面の坂道が有名ですが、本通り商店街と海岸通りの間にある迷路のような路地裏もわくわくするエリアです。

そんな路地裏の一角に立つ「巡 meguru」は、元酒屋さんの倉庫をリノベーションした路面店。1階がコーヒーと焼き菓子店の「ate-アテ-」、2階が雑貨店の「巡 meguru」、3階がワークショップを開催したり、ギャラリーとして使えるスペースになっています。

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
階段を上がった2階には、国内外のさまざまな雑貨が並ぶ

天井や壁など、酒屋さんだったころの風合いが随所に残っていて、店主のセンスが感じられます。なかでも目を引くのは、2階「巡 meguru」のどっしりとしたカウンターテーブルで、酒屋さん当時は棚として使われていた木材を再利用したものだそう。古いものが上手に受け継がれて行くのはうれしいことですね。

衣類や小物など日用雑貨を扱う2階の「巡 meguru」

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
2階奥には、酒屋さんの棚から生まれ変わって活躍するカウンターテーブルが

2階の「巡 meguru」は、シャツや靴下、バッグ、アクセサリー、食器など、衣食住に関わるすてきなアイテムがラインアップ。建物全体のオーナーでもある店主がセレクトした、自分が使ってみてよかったものや気に入ったものたちです。

国内はもちろん、海外のものも、作り手と直接やり取りをしたり、現地へ出向いて仕入れたりしているので、アイテムの特長だけでなく、作り手の意図や想いなどが聞けるのも興味深いです。

店主自らが使って納得した上質なアイテムをセレクト

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
「joscille」シリーズの「BALM HORSE OIL BEE WAX」3850円、「生馬油 熊本県から」2750円、「SECRET BOTANICAL OIL」2970円

とくにおすすめなのは、スキンケアブランド「joscille(ジョシーユ)」のオイル。純度の高い熊本県産の馬油を使った肌に優しい成分で、店主は自身で使用して肌の調子が格段に上がったそう。鎌倉の直営店以外で常設の店頭で扱っているのは、新宿伊勢丹、神戸のセレクトショップと、ここ「巡 meguru」だけという貴重な一店舗です。

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
左/「西口靴下」「French Bull」など、温かくてフィット感のある靴下がずらり 右上/「Porto Ponpone」のほか、「Good On」のTシャツなども 右下/表情が愛らしいネパールのフェルトポーチ

衣類も、機能性とセンスを兼ね備えたものがそろっています。西荻窪と葉山に直営店がある「Porto Ponpone(ポルトポンポーネ)」の上質なリネンを使った手作りのシャツやパンツ、アウター、奈良の老舗「西口靴下」の肌触りのよい靴下など、どれも作り手のこだわりが感じられる良品です。

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
内山直人さんが手がけた繊細なデザインのリングやピアス

また、倉敷の金工作家・内山直人さんの作品もラインアップ。端材の活用をコンセプトに作られた、真鍮やシルバーなどのアクセサリーが並んでいます。
そのほか、マダガスカルやネパールなど、現地の空気をまとった魅力的なアイテムも。多彩な品ぞろえで目移りしてしまいそうです。

1階はコーヒーと焼き菓子のテイクアウト店「ate-アテ-」

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
白い塗り壁と古い木材が使われた居心地のいい店内

1階の「ate-アテ-」は、ネルドリップで淹れるコーヒーと焼き菓子のお店。基本はテイクアウトですが、混んでいなかったら店内でいただくことも可能です。
店名の「ate-アテ-」は、「手紙などの宛て名」「あてにされる」「コーヒーのあて」「EAT(食べる)の過去形のATE(食べた)」など、いくつか意味が込められているそう。

スイーツは、瀬戸内産のレモンを使った「れもんクッキー」や、バターとアーモンドに塩味をプラスした「塩バターサブレ」などの焼き菓子のほか、ケーキや季節限定のパフェなども。ネルドリップで淹れるまろやかな口当たりのコーヒーは、浅煎りのエチオピア、中煎りグァテマラ、深煎りのマンデリンなど、店主がセレクトした豆からお好みのものを選べます。

尾道の迷路のような路地裏で見つけた♪ 雑貨×コーヒー×焼き菓子の店「巡 meguru」
「ネルドリップ コーヒー(ホット)」500円と「塩バターサブレ」570円

オープンのきっかけは、尾道出身の店主2人が、出店を考えていた時期にたまたま来店して「巡 meguru」の店主と出会ったことだとか。まさに“巡り合わせ”を感じますね。
雑貨×コーヒー×焼き菓子という、ホッとできるコラボ店。路地裏のさんぽ途中に立ち寄ってみませんか。

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