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マーゴット・ロビー、『バビロン』は20年後に評価が変わると思う

  • 2024.12.2
BABYLON - Margot Robbie, 2022.

マーゴット・ロビーは、デイミアン・チャゼル監督の『バビロン』が評価されなかった理由がわからないそうだ。2020年に公開された本作は、無声映画からトーキー映画への移行期だった1920年代のハリウッドを舞台に、変化に苦慮する俳優たちの姿を描いたミュージカル・エンタテインメント。マーゴットやブラッド・ピットのほか、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、トビー・マグワイア、ルーカス・ハース、マックス・ミンゲラ、サマラ・ウィービング、オリビア・ワイルドら豪華キャストが揃ったものの、一部の批評家から酷評され、興行的にもまったく振るわなかった。

マーゴットは、「いまだに話しているんだけど、『バビロン』は大好きな作品だから理解できない」とポッドキャスト「Talking Pictures」で語り、こう続ける。「本作に関わり、信じていた私に思い入れがあるのは確かだけれど、それでも人々に嫌われた理由がわからない。20年後には『待って、『バビロン』は当時成功しなかったの?』と言われると思う。『ショーシャンクの空に』が公開当時失敗作とされたと聞いて、『そんなことあり得る?』と思ったみたいにね」

マーゴットが本作で演じたのは、実在する俳優クララ・ボウにインスピレーションを得たネリー・ラロイ。イットガールとしてもてはやされるものの、話し方が洗練されていなかったためにトーキーの時代に乗り遅れてしまう役どころだ。ネリーの出自を踏まえ、マーゴットはチャゼル監督に51通りものアクセントを提案したという。「デイミアンは徹底した人」と語る彼女は、『バビロン』にポジティブな思い出しかないとして、こう振り返った。「彼との仕事で一番好きなことは何だと思う? 彼ほどアクセルを踏みこむ人はいない。しかも、いつでも全力投球したいんだと思う。いつももっと上を求める。それが本番じゃなかったとしてもね」

Text: Tae Terai

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