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超”不機嫌”そうなエゾモモンガ...いったい何があったのかしら

  • 2024.12.2

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年11月25日〜11月29日ピックアップ分)

〝いい夫婦の日〟〜 かわいいヒナの誕生に期待

Sitakke
撮影:@hironari_ota_photos さん

11/11は〝タテ線が5本〟ということから〝シマリスの日〟でした。
それに続いて、11//22は、〝いい夫婦の日〟ということで、動物のペアのお写真のご投稿をたくさんいただきました。
キタキツネ、エゾモモンガ、タンチョウなどなど。
なかでも多かったのは、エゾフクロウの〝いい夫婦〟のお写真でした。
夏の間は、ヒナたちを連れて山の奥の方で過ごしていたと思われますが、冬が近づくと、人里にもややちかい、いつもの〝樹洞〟に姿を現してくれます。
ほとんどが1羽ですが、早い時期から〝つがい〟になっていると、春には、もふもふのヒナが見られるのではないか
という期待が高まります。
「きょうの1枚」でご紹介させていただいたお写真は、ちょっと巣穴がせまくて、落ち着かない感じがユーモラスですね。(*今シーズンのお写真かどうかは不明です…)

まるでブランコのよう・・でもよく見ると!?

Sitakke
撮影:@kariyushi.route58 さん

木の枝が、まるでブランコのようで、そこにとまっているシマエナガも〝ご機嫌〟な感じに見えて、とってもかわいらしいお写真ですね!
よく見ると、顔が真っ白ではなく、目の上に〝眉毛〟のように、黒っぽい羽毛が残っています。
生まれてすぐのシマエナガはすべて、目のまわりが黒っぽい模様なのですが、雪が降る頃になるとその黒っぽい色は消え、真っ白な顔になって〝雪の妖精〟と呼ばれるのですが、ごくたまに、眉毛のように、黒っぽい模様が残る子がいて、そのほとんどが〝眉毛ちゃん〟と呼ばれちゃいます。

正面から見た顔も、眉毛があるために、なんとなくユーモラスで、シマエナガウォッチャーたちからも、「会えたらラッキー!」と思われているような気がします。
以前、私もこの、眉毛のあるシマエナガにハマったことがあり、友人と〝眉毛ちゃん〟を探しに出かけた様子を、このWEBマガジン「Sitakke」の記事にも書いたことがあります。
真冬に大変な汗をかくハメになる話なのですが、いまとなってはとっても楽しい思い出です。

後ろ足だけで木にぶら下がっている!?

Sitakke
撮影:@cocoroiro2020 さん

木の幹に、さかさまにぶら下がって、苔をくわえているエゾモモンガ。
両手は別に使っているので、後ろ足だけで木につかまっているようですね。
エゾリスがよくやるポーズですが、エゾモモンガもリスの仲間なので、やはりこんなことするんですねー。
くわえている苔は、ごちそうなのか、ふかふかのベッドを作る材料なのかわかりませんが、空がまだ青い(明るい)うちに、こんな姿に出会うことが出来るのは、とってもラッキーなのではないでしょうか。
木の葉が落ちて、モモンガのシーズンが始まりました。
私も先日、今シーズン初の〝モモ活〟に出かけましたが、日が落ちても巣穴からモモンガは姿を見せず、「もう暗くて写らないよー」という時刻になってやっと巣穴から、ぞろぞろと3匹のモモンガが現れたと思ったら、木を登り、高いところからピヤ〜ッと夜の森に飛んで行ってしまい、それっきり姿を見ることは出来ませんでした。
本当にわずかな時間でしたが、それでも巣穴から、クリクリ&ウルウルの瞳のエゾモモンガが姿を見せたときのドキドキが忘れられません。

カラダがどんどん〝モコモコ〟に!

Sitakke
撮影:@matsu_0202 さん

真っ白な雪の上に、紅葉した落ち葉の赤や黄色がとっても美しいですねー。
そこに現れたのはエゾリス。
エゾシマリスが、冬の到来とともに冬眠してしまった森では、冬眠せずに雪の中でも元気に飛び回るエゾリスが、リスファンの視線を〝ひとりじめ〟です。
耳の毛も伸びて、カラダも冬毛になって、モコモコ。
ときどき〝マッチョ〟な感じにも見えることもあるほどです。
秋の間に、土の中にエサを埋めておいて、冬の間に掘り出して食べて命をつなぐのですが、どこにエサを埋めたのか、それを覚えている記憶力には、本当に感心させられます。
でもたまに、なかなか見つからずに、顔じゅうが泥だらけになっている姿も見ることもありますが…。
秋に、木の実を土に埋めるところをほかのリスに見られていて、先に掘り起こされて食べられちゃったのかも知れませんね。

超〝不機嫌〟な?エゾモモンガに何が!?

Sitakke
撮影:@nukoruru さん

巣穴から顔をのぞかせているのは、おそらく夏の終わりに生まれた、まだ幼いエゾモモンガのようです。
木の葉が落ちて、雪が降り、初めて見る冬の森の風景を、どんな気持ちで見つめているのでしょう。
寒さが厳しくなってくると、エゾモモンガたちは、ひとつの巣穴にみんなで集まって、カラダを寄せ合い、あたためあって、寒さをしのぎます。
多いときだと、10匹近くのエゾモモンガが、ひとつの巣穴から現れることも。
2枚目のエゾモモンガは、どうしたのでしょう?

Sitakke

きょうだいたちが、折り重なるようにして、どんどん上に乗っかって、押しつぶされてしまい、そのせいでヘアスタイルがすっかり乱れて、ご機嫌が悪くなってしまったのでしょうか?
キャプションには、「ボスモモ登場」とありました。
そう言われると、ついに現れた〝ラスボス〟的な、眼光の鋭さもあるようにも見えますね。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

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