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【御田】なんて読む?「ごでん」ではありません。なんと室町時代から続く言葉です【意外と読めない漢字クイズ】

  • 2024.12.4

身近なものにも実は意外な漢字表記が存在するもの。そんな言葉をご紹介する漢字クイズ、今回のお題は「御田」です。「御」とつけるほど立派な「田んぼ」?!ではありませんよ。

【御田】は何と読む?

「田」はほとんどの場合『稲を栽培する水田』、つまり「田んぼ」を指すことが多い漢字。では「御田」とは、「田んぼ」を丁寧に表現した言葉…という訳ではありません。

「田」は他にも、「油田」「塩田」等の『物を算出する土地』という意味もあり、この場合「でん」と読みますね。豆腐やこんにゃくを串に刺して焼き、甘辛い味噌を塗った「味噌田楽」という料理がありますが、「御田」の「田」はこの「田楽」の略なんです。

ではここでヒント!

コンビニのレジ横に、これが並びだすと冬の訪れを感じます…。もうわかりましたね?

御田の読み方の正解は…?

=「おでん」でした!

「田(でん)」にはそもそも「田楽豆腐」の意味があり、これは室町時代の女房が用いていた「女房詞」という一種の隠語。それが一般的に広がり現代でも使われるようになったそうです。昔の女性達が使っていた略語が現代でもそのまま定着しているとは、驚きですね。

まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)

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