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蒼井優「18分間ずっとふざけるっていう…」広瀬すずとともに“姉”宮沢りえ&尾野真千子の撮影中の様子を暴露

  • 2024.12.2
蒼井優、宮沢りえ、尾野真千子、広瀬すず(写真左から)の“四姉妹”がNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」完成報告会に登壇 ※ザテレビジョン撮影
蒼井優、宮沢りえ、尾野真千子、広瀬すず(写真左から)の“四姉妹”がNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」完成報告会に登壇 ※ザテレビジョン撮影

【写真】広瀬すずが是枝裕和監督から「一番しっかりしていた」と言われドヤ顔&ガッツポーズを見せる

俳優の宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが12月2日、都内で行われたNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」(2025年1月9日[木]配信スタート)の完成報告会に、八木康夫プロデューサーとともに登壇した。

向田邦子氏の「いいわよ」を思い出して企画

今回のイベントが行われた東京・青山は、向田氏ゆかりの地。八木プロデューサーは1978年にTBS系で放送された向田氏脚本の連続ドラマ「家族熱」でADを務めていたことを明かし、「向田さんは一晩で一話書く。毎週朝方に赤坂から南青山のご自宅まで取りに行っていた」という当時のエピソードを披露。

そして、最終話の台本を受ける日、「向田さんから『本当にお疲れさま』って言っていただいて。その時はADで、全然そんなつもりはなかったが、『もし将来ご一緒できることがあったらお願いします』って言ったら『いいわよ』っておっしゃってくれて。労いの意味でリップサービスだと思うが、ずっと気になってて。その3年後に亡くなられてご一緒することはできなかったが、(自分が)フリーになって第一作で何をやろうかなというところで向田さんの『いいわよ』を思い出して、やっぱり向田作品をやってみたいと企画した」と、本作を製作することになったきっかけを明かした。

八木康夫プロデューサーが向田邦子さんとの思い出を語る ※ザテレビジョン撮影
八木康夫プロデューサーが向田邦子さんとの思い出を語る ※ザテレビジョン撮影

是枝裕和監督「宮沢さんと尾野さんだけだと収集がつかない状況」

そんな八木プロデューサーの向田作品への熱い思いに包まれた会場も、監督・脚色・編集を務めた是枝裕和氏のメッセージVTRが流れると一変する。

「これは日本のホームドラマの頂点だと思っていて、いつかこの作品をその時代の一番の女優たちと撮ってみたいという思いがありまして、そこに八木さんからお話を頂いたという、とても幸せな出会いがありまして、今回の作品が実現した次第です」と語り始めた是枝監督。

その後、「その会場の4人を見ていただければ、いったい現場がどうだったのかというのはすぐに分かるんじゃないかと思いますけども、宮沢さんと尾野さんだけだと収集がつかないっていう、なかなか本番に入れないっていう状況があってですね。それを蒼井さんがうまくまとめていただく感じですかね。すずが一番しっかりしていたと思いますけど」と撮影現場での様子を明かすと、宮沢ら4人は爆笑した。

宮沢りえら4人が是枝裕和監督のメッセージVTRを見ながら爆笑 ※ザテレビジョン撮影
宮沢りえら4人が是枝裕和監督のメッセージVTRを見ながら爆笑 ※ザテレビジョン撮影

是枝監督の「すずが一番しっかりしていた」発言に尾野真千子が反論

是枝監督のメッセージを聞いた宮沢は「今日は多少、猫を被っておりますので、監督がおっしゃったようなものは全部さらけ出さないつもりで今日は来ております。長女ですし。でも、本当に撮影中は、本番以外はずと喋ってて。監督は優しいので喋るのが終わるまで待っててくださって」と打ち明ける。

一方、是枝監督のメッセージに「間違いがあるかと思います」という尾野は「私も今日は猫を被っておりますけど、絶対すずが一番しっかりしてない」と不満げ。「いやいやいやいや、傍から見たら(しっかり)してたみたいで」とドヤ顔で反論する広瀬に対し、尾野は「あ、そう。そういうことにしておきましょう」と返すなど、息の合ったやり取りを見せる。

さらに、蒼井が「いや、まだセットの中じゃなければいいんですけど…セットの中でもたまに収集つかなくなる時がありましたね。結局、あれは使われませんでしたね」と撮影に影響があったと暴露。宮沢は「あれは本番に向けての空気作りのつもりで頑張ってやりました」と言い訳したが、蒼井が「18分間ずっとふざけるっていう…」と畳み掛けると、尾野は「あんた根に持つわね?」とツッコミを入れていた。

Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」完成報告会より ※ザテレビジョン撮影
Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」完成報告会より ※ザテレビジョン撮影

蒼井優&広瀬すず、尾野真千子の呼び方は「強制で真千子(笑)」

そんな“姉”たちに囲まれていた広瀬は「末っ子なので、もう甘えるに甘えさせていただいてたんですけど。本当に私が言うのも大変失礼ですけど、『こんな先輩いていいの?』っていう、そう思ってしまうほど、本当にとっても心地のいい空間で」と、尾野から向けられる視線を気にしながらコメント。

それでも「だけど、尾野さんは『私が末っ子だから!』って4カ月間ずっと言い続けられて」と暴露を続ける。すかさず尾野が「余計なこと言わなくていいの!」と止めに入ったが、蒼井も「私とすずちゃんは、尾野さんのことを“尾野さん”って呼ぶか、“真千子さん”って呼ぶかみたいな話をしていたら、(尾野が低い声で)『真千子がええ』って“強制真千子で”(笑)」とばらす。「それが4人の空気になっていったなっていう感じがしています」と話をまとめていた。

Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」より ※提供写真
Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」より ※提供写真

「阿修羅のごとく」あらすじ

ある冬の日、竹沢家の四姉妹が久しぶりに集まった。生け花を教える長女・綱子(宮沢りえ)、専業主婦の次女・巻子(尾野真千子)、図書館で司書として働く三女・滝子(蒼井優)、そしてウエイトレスの四女・咲子(広瀬すず)。

滝子の話では、母・ふじと暮らす老齢の父・恒太郎には愛人と子どもがいるという。信じられないとは思いつつ、母の耳には入れないことを誓い合う4人。しかし、この騒ぎをきっかけに、女性たちの日常に潜むさまざまな葛藤や秘密が明るみに出る。

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