『ライオンの隠れ家』尾野真千子“愛生”と息子“ライオン”の再会にX号泣「嗚咽した」「演出よかった」

柳楽優弥さん、坂東龍汰さんが共演するドラマ『ライオンの隠れ家』（TBS系）。11月29日に放送された第8話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第8話のあらすじ

釈放が決まった愛生（尾野真千子）は、記者の楓（桜井ユキ）、山梨県警の高田（柿澤勇人）、柚留木（岡山天音）の助けを借り、夫・橘省吾（向井理）の迎えをかいくぐって、洸人（柳楽優弥）、美路人（坂東龍汰）が待つ佐渡島のペンションへ。息子・愁人＝ライオン（佐藤大空）と感動の再会を果たします。

祥吾のDVから逃れるためとはいえ、偽装死しか選択肢はなかったのかと問う洸人。大変な状況だったのは分かるが、美路人と暮らしてきた平穏が愛生の勝手で崩されたと訴えます。再び柚留木の力を借りることにした愛生は、彼の指示で翌日にはペンションを離れることに。

ライオンが洸人、美路人と笑顔で遊ぶ様子を微笑ましく見守る愛生。愁人という名前は亡き母が「人と人との縁に恵まれますように」と願いを込めて名付けた洸人、美路人に倣ったと明かし、母の言葉を信じて2人に預けてよかったと語ります。そんな大事な名前を捨て、別人として生きるなんてダメだと思い直した洸人は、今のままで祥吾から離れられる道を探すと宣言。ライオンが来たことで自分たちの景色が広がったように、他の道があるはずだと。

しかし、祥吾は思う以上に危険な人物である可能性があり、洸人たちに迷惑をかけられないと断る愛生。その頃、楓の後輩・天音（尾崎匠海）の取材により、たちばな都市建設と亀ヶ谷議員の黒いつながりと、その周囲で失踪者や死亡者が出ていることが判明。楓からそのまま隠れているように言われた洸人がペンションに戻ると部屋中が荒らされ、愛生と愁人が姿を消していて——。

「愛生とライオンの再会に嗚咽した」

愛生と再会したライオンは、母を責めるような言葉は何1つ吐かず、「洸人とみっくんと旅行して」「僕6歳になったんだよ」など、洸人たちとの楽しい思い出を次々と報告し、愛生は涙をあふれさせながらかみ締めるように耳を傾けました。その再会シーンにX（旧Twitter）では感動の声が殺到。

「愛生さんとライオンくんの再会に嗚咽した。愛生さんの警察での険しい顔とうってかわって、ママの顔、お姉ちゃんの顔、よかった」「（ライオンが）泣き出すとかではなく、とにかく喋り倒すという演出、よかったわー。泣いた…」「"愛生さんが帰ってくるまで3人で笑顔で暮らす"を守ってきた結果だよなと思って泣いてしまった」などのコメントが寄せられています。

「4人の楽しそうな生活ずっと続いてくれ…」

また、「愁人の名前の由来にも胸が熱くなったよ。ほんと丁寧に作られてるドラマ」「4人の楽しそうな生活ずっと続いてくれ…」「最後はねぇちゃんも含めて4人であの家で暮らすんだと信じてる。早く向井理に接近禁止命令下って欲しい」など、洸人と美路人、ライオンと愛生が一緒に暮らす幸せな結末を願う声も上がる中、愛生とライオンがペンションから連れ去られてしまうという展開に。

第9話では、洸人から2人がいなくなったと連絡を受けた柚留木は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちが下りてくるのを待ち構えますが、そこに現れたのは祥吾の息がかった樺島（後藤剛範）で……。一方、洸人と美路人は愛生とライオンを救いに橘家へ向かうが、そこに2人の姿はなく——。

楓と天音が追う亀ヶ谷議員とたちばな都市建設の黒いつながりと祥吾がどれだけ関係しているのか、そもそも愛生はなぜ祥吾に「身寄りがない」とうそをついていたのか、まだまだ気になる謎が散在する中、物語がどう動いていくのか注目です。

この記事の執筆者：地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。

文：地子給 奈穂