1. トップ
  2. レシピ
  3. 冷水希三子ら料理のプロが教える、信頼する農家の野菜を使ったレシピ4選

冷水希三子ら料理のプロが教える、信頼する農家の野菜を使ったレシピ4選

  • 2024.12.2
料理のプロが信頼する農家。自慢の野菜を使ったレシピ4選

冷水希三子×ファームレガーロ「焼きなすとサラダ」

BRUTUS /ブルータス 冷水希三子(料理家)さんのレシピ:焼きなすとサラダ

材料(2人前)
白ナス:2個
エキストラバージン(EXV)オリーブオイル:少々

ラリーノ(ミニキュウリ):5本
バジルの葉:5g
カシューナッツ:4粒
白ワインビネガー:小さじ1
EXVオリーブオイル:大さじ1
塩:少々
ヨーグルト:小さじ2程度

ベビーリーフ:一つかみ
白ワインビネガー:適量
EXVオリーブオイル:適量
塩:適量

作り方
(1)縦半分に切った白ナスを天板に置き、EXVオリーブオイルを少々かけ、230℃に予熱したオーブンで30分焼く。粗熱が取れたら皮をむき、ボウルに入れてくちゃくちゃに潰す。

(2)すり鉢にカシューナッツを入れて潰し、バジルの葉を加えてさらにすり潰す。ラリーノを入れて叩き割り、白ワインビネガーとEXVオリーブオイルと塩少々で和える。

(3)ボウルにベビーリーフを入れ、白ワインビネガーとEXVオリーブオイルを適量回しかけ塩少々で和える。

(4)皿に(1)の焼きナスを盛り、(2)をのせヨーグルトを少し散らしてEXVオリーブオイル(分量外)をかける。好みでクミンパウダーなどのスパイスをかける。(3)のサラダを添える。好みでレモンを焼きナスに搾る。

profile

冷水希三子(料理家)

冷水希三子(料理家)

ひやみず・きみこ/レストランなどでの勤務の後に独立。料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を中心に、書籍、雑誌、広告などで幅広く活躍する。著書に『さっと煮サラダ』(グラフィック社)など。

Information

岐阜県土岐市〈Farm Regalo〉

Farm Regalo(岐阜県/土岐市)

ファームレガーロ
特徴・アイテム約40年前、園主の両親が1㎞離れた山から引いた湧水を今も利用している。ベビーリーフやハーブのほか、宿儺かぼちゃ、天狗なすなど、季節ごとに約10種類の伝統野菜も栽培している。

HP:https://farmregalo.base.shop/

坂井務×ル ジャルダン ポタジェ「南イタリア風冷やしトマト麺」

料理人・坂井務が作る、南イタリア風冷やしトマト麺

材料(2人前)
そうめん(またはカッペリーニなどの細麺):120g

トマト:4個(1個約150g)
ミント:30枚分
塩:2g(あれば塩漬けケイパー:2g)
白ワインビネガー:40ml
オリーブオイル:60ml

宝韶寿(ほうしょうじゅ)レモン:60g
塩:2g

作り方
(1)ボウルにすりおろしたトマト、刻んだミント、塩、白ワインビネガー、オリーブオイルを入れ、混ぜ合わせて冷蔵庫に入れておく。

(2)レモンを皮ごと薄切りにし、塩をして置いておく。

(3)麺を規定の時間ゆで、氷水で冷やし、ザルにあげて、軽く押して水気を切る。

(4)麺を器に盛り、上から(1)をかけて、(2)を添える。

profile

料理人・坂井務

坂井務(igoraシェフ)

さかい・つとむ/福岡県生まれ。大学卒業後、都内のイタリア料理店で経験を積み、北イタリアへ。1年半修業した後、三軒茶屋〈ブリッカ〉などを経て、2019年九品仏に〈igora〉をオープン。ワインの品揃えにも定評がある。

公式サイト:https://ggm5700.gorp.jp/

Information

福岡県糸島市〈Le Jardin Potage〉

Le Jardin Potager(福岡県/糸島市)

ル ジャルダン ポタジェ
農薬、除草剤、化学肥料は使わず、食べて元気が出る野菜作りがモットー。畑にいる時が一番楽しい!と話す。

Instagram:@le_jardin_potager

遠藤千恵×長谷川治療院農業部「佐久古太きゅうりのムルキムチ」

料理家・遠藤千恵が作る、佐久古太きゅうりのムルキムチ

材料(作りやすい量)
佐久古太きゅうり:4本

米のとぎ汁:400ml
塩:大さじ1/2
ニンニク:1/2片
ディル:3茎
桃の皮:1個分
鷹の爪:1本

作り方
(1)キュウリは食べやすい大きさに切る。

(2)ニンニクは4等分に切る。鷹の爪は種をとっておく。

(3)鍋に米のとぎ汁、塩を入れて火にかけ、一煮立ちしたら火を止めて冷ます。

(4)煮沸した瓶か密閉容器にすべてを入れ、軽く蓋をする。

(5)夏場は室内で半日、冬場は暖房の効いた部屋で1日置き、酸味が出ていたら出来上がり。冷蔵庫に移す。

(6)皿に盛り、好みでエキストラバージンオリーブオイルを垂らす。

profile

料理家・遠藤千恵

遠藤千恵(料理家)

えんどう・ちえ/〈ties〉代表。キャビンアテンダントから料理家に転身。“身土不二”の考えを大切に、四季折々の野菜が持つ本質的なおいしさと美しさを生かしたケータリング、料理会、メニュー制作を中心に活動する。

Instagram:@ties.chie

Information

長野県佐久市〈長谷川治療院農業部〉

長谷川治療院農業部(長野県/佐久市)

農薬や化学肥料を使用せず、野に生きる草のように育てる少量多品目栽培の野菜は、年間約180種類。「どの野菜もえぐみがなく、清らかでみずみずしい、とても澄んだ味わいです」と遠藤さんも太鼓判を押す。

岸本恵理子×お日さま農園「空芯菜とグリーントマト、豚バラ肉の重ね蒸し鍋」

出張料理人・岸本恵理子が作る、空芯菜とグリーントマト、豚バラ肉の重ね蒸し鍋

材料(2〜3人前)
空芯菜:300g
グリーントマト:200g
バジル:5枝
青唐辛子:1/2〜1本(お好みで)
新ショウガ:50g
豚バラ肉 薄切り:300g

ナンプラー:大さじ2〜3
オリーブオイル:大さじ2〜3
日本酒:200ml
水:200ml

作り方
(1)空芯菜は5cm程度の長さに切って、茎と葉を分けておく。トマトはくし切り、青唐辛子は薄い小口切り、新ショウガは千切りにしておく。

(2)浅めの鍋の底にオリーブオイルを少々回し入れ、空芯菜の茎の部分を平らに入れる。その上に1/3量の豚バラ肉を平らにのせ、1/3量のトマト、バジル、新ショウガ、青唐辛子を重ねて、ナンプラーとオリーブオイルを回しかける。

(3)(2)の要領で残りの空芯菜を加えてさらに2層を繰り返し(計3層)、最後に日本酒と水を回しかけ、蓋をして中火にかける(鍋から具が盛り上がっていてもそのまま蓋をする)。

(4)沸騰してきたら弱火にして10分程度蒸し煮にして火を止める。

profile

出張料理人・岸本恵理子

岸本恵理子(出張料理人)

きしもと・えりこ/イタリア各地のレストランで3年間の修業後、個人宅への出張料理からイベント出店、広告や映画での料理製作、料理監修など幅広く活躍。イタリアワイン生産者の通訳、コラボイベントなども手がける。

Instagram:@eritin_on_the_earth

Information

山形県寒河江市〈お日さま農園〉

お日さま農園(山形県/寒河江市)

土壌の微生物の力を借りる腐植土とミネラルを重視。気候風土に合わせて年間約100種、常時10~20種を栽培する。「園主の西尾佑貴さんはいつもとても穏やか。野菜の味わいは力強さに加えてその優しさまでにじみ出ています」。

Instagram:@ohisamanouen.yamagata

元記事で読む
の記事をもっとみる