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『のだめカンタービレ 最終楽章』から15年、キャストの今 のだめの“恋敵”演じた俳優は不祥事から復帰果たす

  • 2024.12.2
(左から)玉木宏、上野樹里、小出恵介 クランクイン! width=
(左から)玉木宏、上野樹里、小出恵介 クランクイン!

上野樹里と玉木宏が主演を務め、一世を風靡した『のだめカンタービレ』シリーズ。二ノ宮知子による同名漫画を原作に、クラシック音楽をテーマにした青春ラブコメディーで、2006年にフジテレビ系で連続ドラマが放送された。2008年にはスペシャルドラマが放送され、2010年には『のだめカンタービレ 最終楽章』として前後編で映画化。前編の公開から15年経ったということで、この記事では作品を彩ったキャスト陣の現在をまとめた。

【写真】『のだめカンタービレ 最終楽章』公開から15年! キャストたちの今

■上野樹里(野田恵)

本作の主人公の1人“のだめ”こと野田恵を演じたのは上野。のだめは、音楽を一度耳で聴けばそのとおりにピアノを弾けてしまうという天才的な一面を持ちながら、楽譜を読むのが苦手。玉木が演じる千秋真一に一目惚れをする。

ドラマ『のだめカンタービレ』で大ブレイクを果たした上野は、2008年にはフジテレビ系のドラマ『ラスト・フレンズ』で性同一性障害の役柄を演じて役の幅を広げる。2011年に『江〜姫たちの戦国〜』の江役で大河ドラマ初主演を果たした。2019年には『監察医 朝顔』で13年ぶりにフジテレビ系月9ドラマの主演に。本作は根強い人気で、2025年1月3日には『監察医 朝顔2025新春スペシャル』が放送される。

プライベートでは、2016年にロックバンド・TRICERATOPSの和田唱と結婚した。

■玉木宏(千秋真一)

本作のもう1人の主人公・千秋を演じたのは玉木。音楽一家に生まれた千秋は“超”エリート音大生で、ピアノ科に在籍しながらも独学で指揮を勉強し、指揮者を目指している。

本作出演後も、2012年に大河ドラマ『平清盛』(NHK)、2015年に連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、2022年に『極主夫道』(日本テレビ系)など数多くのドラマに出演。映画へも多く出演しており、2023年に『沈黙の艦隊』、2024年に『ゴールデンカムイ』など話題作にも続々出演している。他にもナレーションなどでも活躍。プライベートでは2018年6月に女優の木南晴夏と結婚し、2020年に第一子が誕生した。

■永山瑛太(峰龍太郎)

情熱的なヴァイオリン奏者・峰龍太郎を演じたのは永山瑛太(当時の芸名は瑛太、2020年に改名)。2012年に『ラッキーセブン』(フジテレビ系)、2013年に『最高の離婚』(フジテレビ系)、2021年に『リコカツ』(TBS系)、2023年に『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)など、圧倒的な存在感でコンスタントに作品に出演している。映画や舞台でも活躍し、プライベートでは2010年に歌手の木村カエラと結婚。現在2人の子どもがいる。

■水川あさみ(三木清良)

水川が演じたのは三木清良。水川は本作出演後、2011年の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(NHK)に出演。その後も2014年に『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)、2022年に『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)、2023年に『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)、連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)など話題作へ出演した。2024年には『笑うマトリョーシカ』(TBS系)にて新聞記者役を好演。確かな演技力で視聴者の心を惹きつけている。

プライベートでは、2019年に俳優の窪田正孝と結婚した。

海外キャラは、バラエティで活躍するメンツが好演!

■小出恵介(奥山真澄)

心が乙女でアフロヘアーがトレードマークのティンパニ奏者・奥山真澄を演じたのは小出恵介。2012年に『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(NHK)、2014年に『Nのために』(TBS系)、2016年に映画『シン・ゴジラ』などに出演。2017年6月以降は不祥事により芸能活動を休止したが、2020年に活動を再開した。2024年には映画『愛のぬくもり』にて主演を務めた。

プライベートでは、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍した。

■ウエンツ瑛士(フランク・ラントワーヌ)

ウエンツ瑛士は、フランスで千秋とのだめが住むアパルトマンの住人、フランク・ラントワーヌを演じた。『火曜サプライズ』(日本テレビ系)などバラエティ番組で活躍し、2018年にはイギリス・ロンドンに留学し日本での芸能活動を休止。2020年には帰国し、日本の芸能活動を再開した。

帰国後は2021年の『日本沈没‐希望のひと‐』(TBS系)、2023年の『ペンディングトレイン‐8時23分、明日 君と』(TBS系)などのドラマに出演。舞台にも精力的に取り組んでいる。『ベストヒット歌謡祭』(読売テレビ)や『朝メシまで。』(テレビ朝日系)などでは司会・MCも務める。

■ベッキー(タチヤーナ・ヴィシニョーワ)

ベッキーは、ロシア人のギャルで、フランスで千秋とのだめが住むアパルトマンの住人、タチヤーナ・ヴィシニョーワを演じた。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)などバラエティ番組で数多く活躍する一方で、2023年の『大病院占拠』(日本テレビ系)や2024年の『君が獣になる前に』(テレビ東京系)など、近年はドラマ出演も多くしている。

プライベートでは、2019年に当時巨人のコーチをしていた片岡保幸と結婚。2020年に第1子を、2021年に第2子を出産した。

■山田優(孫Rui)

中国人の天才ピアニスト・孫Ruiを演じたのは山田優。山田は「GINGER」(講談社)、「GLAMOROUS」(幻冬舎)など、モデルとして活躍。本作出演後は2015年からの映画『新宿スワン』シリーズ、2018年の映画『食べる女』などへ出演した。

2012年に俳優の小栗旬と結婚。2014年に第一子、2017年に第二子、2020年に第三子、2022年に第四子を出産した。

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