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「片付けない」がムダ買いの原因に!?年末に試したいクローゼット整理の心得5

  • 2024.12.17

最後にクローゼットを見直したのはいつ? 20%弱の人が、「片付けないせいで不要な買い物をしている」というデータも。

Di_Studio

床に散らかった服を片付ける

クローゼットに服を詰め込みすぎている人は、“フロアドローブ”にも心当たりがあるはず。フロアドローブは、その日に着た服をクローゼットに片付ける余力がないときに、床やソファに放り投げてそのままにしておくこと。この習慣があると、あっという間に大量の服の山ができてしまう。そして、これらの服はどれも一度は着用したものなので、必要以上に洗濯してしまう可能性もある。

まずは、散らかっているすべてのフロアドローブを拾い集め、洗濯が必要なものと、片付けるものに分けよう。最近着たアイテムばかりなので、断捨離したいものはないかもしれないが、検討してみる価値はある。アイテムを分類し、クローゼットの中にこれらを収納するスペースを確保する必要があることを念頭に置いておこう。

クローゼットが散らかっていると、1日の終わりに狭いスペースに服を押し込むのが億劫になるため、フロアドローブを増やしてしまう。この習慣を完全に断ち切り、服を片付ける習慣をつけるためには、まず、クローゼットにスペースを作る必要がある。

AndreyPopov

断捨離メソッドを使って整理する

クローゼットの中のすべてのアイテムを整理するときは、いくつかある断捨離メソッドを使うと段取り良くできる。初心者におすすめなのは「4ボックスメソッド」。これは、4つの箱を用意し、アイテムを「キープ」「寄付する」「売る」「捨てる」に分類するというもの。すべて「キープ」にしてしまう傾向がある人は、その考え自体を改めるときかも。

まずは、そのアイテムを最後に着たのはいつか、あるいは持っていることすら忘れていたのかを自問自答する。そして、それは自分にとってどれほどの価値があるのか、他の誰かの方が自分より価値を見出すことができるのではないか、といった問い投げかけることで、アイテムを手放すことにつながる。

作業するときは「コート」「シューズ」「バッグ」など、カテゴリー別に仕分けするのがおすすめ。そうすることで、自分が持っているものの総量を把握することができ、断捨離への勇気が湧いてくる。ただし、仕分けが終わるまではクローゼットにアイテムを戻さないこと。途中で戻してしまうと、スペースが余っているからという理由で、断捨離できなくなってしまう。

Tatiana Meteleva

仕分けが終わったら収納する

不要なものを処分したら、次は収納場所を決める。ただし、アイテムを収納する前に、クローゼットが空になった状態で、収納アイテムを使うべきかを検討してみよう。

シューズラックやシューズオーガナイザー、吊り下げ収納などは、スペースを最大限に活用するのに役立つが、必要以上に収納することを促してしまうこともある。そのため、しまうものとスペースのバランスを見て、収納アイテムが自分にとって本当に必要かどうかを見極めたい。

クローゼットに収納するときは、カテゴリーを分けて、最も頻繁に着用するものを取り出しやすい場所に配置する。ウール製品は吊るすよりも畳んで収納した方がいいし、リネンやシルクなどのシワになりやすい素材のアイテムはハンガーにかけて吊るすのが正解。

ハンガーをかける場所が限られている場合は、薄型でグリップ力のある細いベルベットのハンガーに替えると空間を有効活用できる。洗濯カゴに入っているアイテムのことも考慮して、少し空間に余裕を持たせておくようにしたい。

CentralITAlliance

衣替えのスケジュールを決める

服を最大限に活用するためには、季節ごとに衣替えをする必要がある。スマホやカレンダーでリマインダーを設定し、衣替えのタイミングを把握しておけば、タンスの肥やしになっているアイテムが貴重なスペースを占領している状態を防ぐことができる。

衣類の圧縮袋は場所を取らないので長期保管に適しているが、透明の収納ケースも同じくらい便利。ラベルを貼って中身が見えるようにしておけば、次に使うときに取り出しやすい。ベッドの下や使っていないスーツケースの中など、季節外れのアイテムを収納できるスペースは家のあちこちに存在する。ウール製品は虫食い防止のため、通気性の良い適切な収納袋に入れて保管しよう。

AnnaStills

ショッピングは意識的に

整理整頓が終わったら、その状態をキープしなければならない。クローゼットが散らかった状態に戻らないようにするためには、今後新しいアイテムを購入する前にそのアイテムは本当に必要なのか、それとも衝動買いなのかを自問自答し、一旦立ち止まって考えるクセをつけたい。たとえば、買ったばかりのものの収納場所を確保せず適当に放置してしまっているなら、余分なものを買ってしまったことに気付けるだろう。

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