弟の【元カノの名前】で呼んでくる義姉。我慢していると →『思わぬ救世主』が現れ、スカッと成敗！

結婚後は、義理の両親だけでなく兄弟姉妹とも仲良くしたいもの。しかし中には、大好きな兄弟を結婚相手に取られたと感じて、攻撃してくる人もいます。今回は筆者の友人K子から、意地悪な義姉とのトラブルをスカッと解決した話を聞いてきました。

義理の妹の名前をわざと間違える義姉

K子は3年前、マッチングアプリで知り合った男性と結婚。

夫は穏やかで優しいのですが、義姉はかなりのひねくれ者でした。

お盆とお正月に義理の実家に帰省した時のこと。

K子は義姉から「Mちゃ〜ん……あっ、間違えちゃった」とわざと夫の元カノの名前で呼ばれることがあり、いつも不快に感じていました。

夫はK子と交際する前、高校時代から10年以上同級生のMちゃんと交際していました。

しかもMちゃんは、義姉の部活の後輩。

そのため、義姉は社会人になってからもMちゃんを可愛がっていたんです。

2人が別れた時、なぜか義姉が一番落ち込んでいたんだとか。

なのでK子のことを初めから快く思っていませんでした。

K子とMちゃんは無関係なのに……完全にとばっちりですね。

しかし、今年のお正月に事件が起きました。

親戚たちの前で、義姉から「Mちゃん」と声をかけられたK子。

黙って困った顔をしていると、叔母が「あんた昔と全然変わっとらんね」と義姉に向かって嫌味っぽく言ったんです。

続けて「この子は、昔っから性格が悪くてねぇ。今もわざと名前間違えたフリしてるわ」と……。

すると夫の祖母が「この子、気性が荒くてね。付き合うと、とんでもないことになるって噂されて、この辺じゃ誰もお見合いしてくれんのよ〜」と次々に義姉の秘密を暴露し始めたのです。

K子は「そうですよね〜。わかります」と言いたい気持ちを抑えつつ、苦笑いで叔母と祖母の話を聞いていました。

義姉は怒って、その場を離れようとしたのですが……。

なぜか祖母に止められ「Mちゃんもね。こんな人がお義姉さんになるのは勘弁って言って、別れたんよ」とトドメを刺されたのでした。

身内から次々と性格の悪さを暴露された義姉。

その後、K子のことは「K子さん」と呼ぶようになり、意地悪されることもなくなりました。

大事なお嫁さんとしてK子のことを守ってくれた叔母や祖母に、感謝ですね。

【体験者：30代・女性会社員、回答時期：2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。