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「そんな…」順調だった私の妊娠生活。産休後、妊婦健診で衝撃の事実を告げられて、後悔の嵐…!

  • 2024.12.1

仕事に追われ忙しく過ごしていた私ですが、妊娠の経過は順調でした。出産予定日まであと1カ月半。仕事の引き継ぎも無事終わり、産休に入った私は、出産までゆっくり過ごそうと考えていました。しかし、産休に入ってすぐの妊婦健診で、医師から予想していなかったことを告げられてしまったのです……。

産休後の妊婦健診

産休に入ってほっとしたのも束の間、突然の事態が起こりました。診察で医師の問診があり、「お仕事はしていますか?」と聞かれたので、「はい。産休に入ったばかりですが、先日まで働いていました」と答えた私。

次に医師は「仕事の休憩中はゆっくり休んでいましたか?」と質問してきました。年末で忙しい時期に、引き継ぎの準備なども重なり、なかなかゆっくり休む時間が取れていなかったことを思い出していると、医師はこう言ったのです。

告げられた予期せぬ事実に後悔と涙

「赤ちゃんの発育が思っていたより遅く、小さいです。大きくなるまで治療します。もしかしたら出産まで入院することになるかもしれません」

診断名は「子宮内胎児発育遅延」でした。まったく予想していなかった医師の言葉に、私は頭が真っ白になりました。

医師が続けて話します。

「あなたが頑張り屋なことはわかります。赤ちゃんもきっとわかっています。でもね、きちんと休むことが今のあなたの仕事です。出産するまで自分のこと以外は何もしないで休むこと。赤ちゃんのためにも、それが今は何より大切です。自宅だとどうしても動きたくなってしまうでしょうから入院しましょう」。

私は、これまで順調だったはずなのになぜという気持ちと、赤ちゃんに申し訳ない気持ちで、涙が溢れました。

「妊娠したからといって仕事を疎かにできないという思いから、無理をしすぎていたんだ。赤ちゃんのためにもしっかり休むべきだった……」

と、これまでの生活を振り返って私は猛反省し、後悔したのでした。

その後、出産までベッドの上で1日中点滴をして過ごしました。そして、治療のおかげもあり、無事に元気な赤ちゃんが生まれてきてくれました。あのとき無理にでも入院させてくれた医師には感謝しています。私はこの経験から、妊娠中は無理をしないこと、妊娠期間は何が起きるかわからないので、早めの入院や出産の準備をしておくことが大切だと実感しました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:伊藤ゆいこ/30代女性/2018年生まれの女の子のママ。FP2級、証券外務員1種の資格を保有。以前は金融機関に勤務していたが、退職し、現在は在宅でライティング業務をおこなっている。

イラスト:きりぷち

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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