古風でカッコイイ♡「花鳥風月ネーム」が人気！今、男の子に人気の名前は？

以前、「キラキラネーム」と呼ばれる変わった読み方や難解な漢字の名前が流行したことがありましたが、令和の今、古風で雅な名前が再び注目を集めています。特に自然の美しい光景を連想させる「花鳥風月ネーム」が人気。花、風、月といった要素を含むこれらの名前は、自然への愛とその美しさに対する感動を反映していると言えるでしょう。

今回は、10月に生まれた男の子4,661名の名前から、人気の「花鳥風月ネーム」をランキングで紹介します。

1位 碧（主なよみ：あお）

「花鳥風月ネーム」首位に輝いたのは「碧」。2023年の年間名前ランキングでは3位、2024年は2位、そして10月の名前ランキングでは首位に輝きました。

「碧」は、濃い青緑色を示す言葉で、宝石の碧玉を思わせます。また、「碧」は青く澄み渡った空を意味する「碧空（へきくう）」、青く広がる海を意味する「碧海（へきかい）」、青々と茂った木々を意味する「碧樹（へきじゅ）」などにも使われ、自然の広がりや美しさを感じます。

2位 楓（主なよみ：かえで）

2位にランクインしたのは「楓」。2023年の年間名前ランキングでは45位、2024年は49位、9月の名前ランキング42位から10月の名前ランキングでは4位へと大幅にランクアップしました。

「楓」は秋に美しい紅葉を見せることから、昔から日本人に愛されています。例年秋になると男女ともに人気がアップする傾向にあり、10月は女の子の名前ランキングでも8位にランクインしました。

3位 颯（主なよみ：はやて）

3位にランクインしたのは「颯」。2023年・2024年と2年連続、年間名前ランキングでは17位、そして10月の名前ランキングでは8位にランクインしました。

「颯」は風がさっと吹くさまを表し、さわやかで勇ましいさまを意味する「颯爽」にも用いられていることから、物事にこだわらずさわやかな人という印象を受けます。また、晩秋から初冬にかけて木枯らしが吹く時期でもあり、秋らしい名前と言えるでしょう。

4位 颯真（主なよみ：そうま）

4位にランクインしたのは「颯真」。2023年の年間名前ランキングでは15位、2024年は10位、10月の名前ランキングでは14位にランクインしました。

本ランキング3位にもランクインした「颯」に、嘘や欠け目がなく充実している様子を表す「真」を組み合わせた名前。「風」を連想させることから、自然を想起させるさわやかな印象を与えます。男の子らしくてカッコイイ「ま止めネーム」の一つでもあります。

5位 千颯（主なよみ：ちはや） ※同率

5位にランクインしたのは「千颯」。2023年の年間名前ランキング73位から、2024年は35位へと大きくランクアップし、10月の名前ランキングでは33位にランクインしました。

「千」はその字のとおり数が多いことを意味し、長寿と豊かさを願って名付けに用いられることが多いです。百人一首に、勢いが激しいことを意味する「ちはやぶる」という言葉が使われていることからも、趣のある名前です。

5位 一颯（主なよみ：いぶき） ※同率

「一颯」も、同じく5位にランクイン。2023年の年間名前ランキングでは54位、2024年は41位、10月の名前ランキングでは33位にランクインしました。

「一」という字からは、一つのことを成し遂げる強さやリーダーとしての頼もしさが感じられます。一方で、「いぶき」というよみは、呼吸や生命の息吹を連想させ、生命力と新鮮さを感じさせる印象があります。

7位 颯太（主なよみ：そうた）

7位にランクインしたのは「颯太」。2023年の年間名前ランキング40位から、2024年は23位へとランクアップし、10月の名前ランキングでは38位にランクインしました。

「太止めネーム」の一つ、「颯太」は「太」という文字が豊かさや強さを象徴し、元気で力強い印象を与えます。

8位 悠月（主なよみ：ゆづき）

「悠月」は8位にランクイン。2023年の年間名前ランキングでは81位、2024年は82位、夜空に輝く月が美しく見える10月の名前ランキングでは47位にランクインしました。

「悠月」という名前は、「悠」と「月」を組み合わせることで、ゆったりとした時間の流れや広がりを表し、穏やかで優雅な雰囲気を感じさせます。内面的な強さとやさしさ、美しさが感じられる魅力的な名前です。

9位 颯汰（主なよみ：そうた） ※同率

9位にランクインしたのは「颯汰」。2023年の年間名前ランキングでは73位、2024年は60位、10月の名前ランキングでは79位にランクインしました。本ランキング、6つめの「颯」を用いた名前です。

「汰」は、洗い流す、選り分けるという意味を持つ漢字です。不要なものを取り除き、良いものを選び取るという意味合いから、洗練された印象や、聡明さを連想させます。

9位 蒼羽（主なよみ：あおば） ※同率

同じく9位にランクインしたのは「蒼羽」。10月は79位にランクインしました。

植物が生い茂る様子を意味する「蒼」に、自由で伸びやかな印象を与える「羽」を組み合わせた名前。「蒼」は、濃い青色、または緑色を帯びた深い青色を意味し、大空や深い海を連想させる色であり、雄大さや深遠さをイメージさせます。鳥のように自由に羽ばたき、大きな夢に向かって進んでほしいという親御さんの願いを感じるようです。

◆「花鳥風月ネーム」では、「颯」を用いた名前が6つもランクイン。10月の人気漢字ランキングでも11位にランクインしており、トレンドとなっています。人気再燃中の古風で雅な名前「花鳥風月ネーム」。これから男の子の名付けを考えられる方、参考になさってくださいね。

photo：@haru03.22_swhさん（べビカレメイト）

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＜調査概要＞

調査対象：株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方

調査期間：2024年10月1日(火)〜2024年10月25日(金)

回答件数：男の子：4,661件

ベビーカレンダー編集部