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【LCCスクート機内食ルポ】シートピッチも広くて快適!座席・サービスもチェック|シンガポール航空グループ

  • 2024.12.1

シンガポール航空グループのLCC「スクート」。日本では東京(成田)、大阪(関西)、北海道(札幌)発があり、アジア太平洋、中東、ヨーロッパの18か国70都市以上に就航しています。LCCといえば機内食や手荷物預け、座席指定が有料となるのが一般的。気になる機内食のメニュー&価格から、機内サービス、シートピッチ、出発のターミナルなど、成田‐シンガポール線を搭乗ルポで紹介します。

気になる機内食のラインナップ

東京・成田からシンガポールまでのフライト時間は7時間程度。機内で軽く何か食べたい場合は、機内食を事前に予約しておくのがおすすめ。もちろんその場で注文・購入できますが、搭載されている食事も限りがあるので、自分が食べたいメニューが必ずしも食べられるとは限らないのです。

往路便(成田‐シンガポール)の機内食「Black Pepper Beef With Rice(黒胡椒牛肉ライス添え)12シンガポールドル」。ドリンクはコーラを選択。デザートにクッキーとチョコレートケーキが付いていました

復路便(シンガポール‐成田)の機内食「Chicken Satay with Rice(チキンサテーのライス添え)12シンガポールドル」。ピーナッツソースがかかったグリルマリネチキンに、ナシゴレンが付いています。往路と同様、デザート付き

軽食メニュー(スクートのメニュー表から)

温かい機内食のほかに、クロワッサンにハムやチェダーチーズをサンドしたものや、ベーグルなど軽食メニューもあります。

カップラーメンもあり!ドリンクメニューは?

カップラーメン(スクートのメニュー表から)

日清のカップラーメンなどもあり、それぞれ価格は、6シンガポールドルです。ドリンクは、コカ・コーラ ゼロ、クラシック、お水など冷たい飲み物のほか、コーヒー、ミロ、イングリッシュブレックファーストティーなど温かい飲み物もあります。

ドリンクやスナック(スクートのメニュー表から)

ドリンクの価格は3~5シンガポールドル。ちなみに支払いは、クレジットカード(アメリカンエキスプレス、VISA、マスター、JCB、ダイナース)が利用できます。

スクートの機内サービスって?手荷物預けや座席指定の料金は?

先に紹介した機内食のほか、荷物を預ける場合や座席指定する場合にも、航空券にそれぞれ追加料金がかかります。発券後になるとさらにプラス料金がかかるものがあるので、予約の際にまとめて指定しておくのがよさそうです。

ちなみに、スクートの場合別途燃油サーチャージがかかることがないのも、航空会社を選ぶ上で魅力的なポイントとなりますね。

受託手荷物事前予約料金は、成田‐シンガポール路線の場合、4,700円(重さ20kg)~。事前に予約せず、当日荷物を預けることにした場合の料金は、9,400円(重さ20kgまで)で、超えた場合は1kgごとに3,100円プラスされます。

スクートでは、フライトの長さと預ける荷物の重さによって料金が変動。往路より復路のほうが確実に荷物は増えるので、帰国便はそれを踏まえて予約しておくべきでしょう。

座席指定は、どの座席を選ぶかによって料金も変わってきますが、成田‐シンガポール路線の場合は1,400円~です。

機材がB787便の場合、有料で電源・機内Wi-Fiも利用OK。電源はシンガポールドルで5ドル~、機内Wi-Fiはデータ量が20MBの場合、搭乗前の購入でUS$1.50ドル~、機内の購入でUS$5.00ドルです。詳細はスクートのサイトに記載されています。

「スクートPlus」なら全部込み!

©Scoot

航空券購入の際に「スクートPlus」を選ぶと、エコノミー座席より足元の広い高級感ある本革張りのシートで、長距離フライトも快適に。機内食がついており、預ける手荷物は30kgまでOK。手荷物2個(15kg)まで機内に持ち込むことができます。

さらに、座席電源と30MBのWi-Fiが無料で利用できて至れり尽くせり。優先チェックインや優先搭乗もできます。

エコノミーでもシートピッチは充分な広さ

LCCというとシートピッチが狭く窮屈なイメージがありますが、スクートのエコノミー座席はそんなことはありません。JALやANAなどのFSC(フルサービスキャリア)のエコノミーとほぼ同様のシートピッチです。

ストレッチシート ©Scoot

より足元の広さを求めるのであれば、ストレッチシート・スーパーシート(B787-9型機でのみ利用OK)を選ぶのがよいでしょう。

また、スクートには、SCOOT-IN-SILENCE(スクート・イン・サイレンス)という12歳以上のお客さん専用の座席が設けられています。座席タイプはエコノミーと同じですが、エコノミークラスの前方に配置されているので、静かに過ごせて早く降機できる点が魅力です。

スクートPlusとスクート・イン・サイレンスの座席には、四方向に調整可能なヘッドレストが付いており、より快適に過ごすことができます。

スクートは成田空港の第1ターミナルから出発

成田空港のLCCターミナルといえば第3ターミナルというイメージが強いですが、スクートは第1ターミナル 南ウイングなので間違えないよう注意しましょう。チェックインカウンターはアルファベットの「I(アイ)カウンター」にありました。

筆者が搭乗した便は、朝8時15分発の成田発シンガポール行きTR809便。空港に到着したのは6時ごろでしたが、チェックインカウンターはすでに行列ができていました。スクートでは、出発予定時刻の3時間前からチェックインできます(使用する機材がB787便の場合)。

ちなみに、フライトの出発時刻の48時間前から1.5時間前までオンラインチェックインができるので、チェックインを済ませておくのがおすすめ。スクートのアプリをダウンロードすれば、アプリからもチェックインできます。

荷物を預ける場合は、カウンターに並ぶ必要がありますが、明らかに荷物預けのみのカウンターのほうが列の進み方が早かったです。筆者はオンラインチェックインをしておらず、チェックインカウンターに並んでいましたがこの日は満席だったこともあり、結構待ち時間がありました。

シンガポール・チャンギ国際空港のターミナルはどこ?

シンガポール・チャンギ国際空港のスクート チェックインカウンターは、ターミナル1、2階 5列~7列にあります。チェックインから手荷物タグ発行まで自分でできる、「セルフサービス キオスク チェックイン」を利用すれば早い!

手荷物タグを自分でスーツケースに付けたら、自動手荷物預け入れ機で荷物を預けるだけ。

運がよければピカチュウジェットに搭乗できるかも

筆者が利用したシンガポール‐成田便は、なんとピカチュウジェットでした! 空飛ぶピカチュウプロジェクトの一環で、特別にデザインされた機体です。もしピカチュウジェットに当たったらラッキーですね。

直近のピカチュウジェットの運行スケジュールはスクートのサイトで確認できますよ。

ヘッドレストカバーにもポケモンが!

スクートで快適な空の旅を

LCCでありながらシートピッチの広さも充分確保されているので、約7時間のフライトも快適に過ごすことができました。別途燃油サーチャージがかからないというのも魅力的。

機内食や手荷物預け、座席指定など、自分にとって必要なサービスをあらかじめチョイスし、お得に快適な空の旅を楽しみましょう。


[Photos by Chika]

取材協力:スクート、シンガポール政府観光局

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