岡本翔子の星占い 【蠍座】12月の運勢 「お金についての意見の相違が」

蠍座

10月24日～11月22日生まれ

Disagreements over money are the biggest cause of divorce.
「お金についての意見の相違が、最も大きな離婚の原因である」

怒涛の11月が終わり、12月の蠍座の運勢は低め安定。新しいものを求めて冒険するというより、落ち着いて毎日を楽しみたいというのが本音です。だから出世欲などとも無縁。仕事も現状維持で十分なのかもしれません。

イベントシーズンでもあるので、パーティや会食などの機会も増えます。その際に気になるのは、それぞれの金銭感覚です。買い物には豪快にお金を遣うのに、飲食費はケチる人、逆に金に糸目をつけずに美味しいものを食べたい人もいます。ひたすら貯蓄が趣味という人もいるでしょう。

このメッセージは、アメリカのロマンス小説作家、スーザン・エリザベス・フィリップスの言葉です。何も離婚に限らず、友人や仕事関係者とのつき合いにも当てはまる名言です。

お金についての考え方が近い人とはストレスなくつき合っていけますが、そこが決定的に違う人とは、疎遠になったり縁が切れたりするかもしれません。折しもイベントシーズンです。お金を使う機会も増えるので、どの人となら金銭感覚が合うかをチェックするよい機会になるでしょう。

仕事は頑張り過ぎず帳尻を合わせる感じで

仕事に関していうと、頑張り過ぎて逆に疎まれることも。適度に手を抜きつつ、最終的には帳尻を合わせる感じで、仕事納めまで乗り切りましょう。獅子座や蟹座を味方につけると、いざというとき助けてくれます。

冬至が過ぎると運気は活発に。新しい知り合いを増やすつもりで、パーティなどにも積極的に参加してください。また新年に向けてChatGPTや、生成AIなどを使いこなせるよう、ネット上で学んでみるのもおすすめです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蠍座を運行するのは12月25日（水）夕方～12月28日（土）明け方まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE