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「靴下裏返し」「風呂の栓を抜かない」名もなき家事をめぐる夫婦喧嘩の結末

  • 2024.12.2

この話は、とある夫婦がそれぞれの目線で感じる「名もなき家事」について描いています。妻・キリコは夫・てつおにイライラする日々。靴下は裏返しのまま、トイレットペーパーを少しだけ残す、など、てつおには何度言っても直らないクセがありました。キリコは口に出して伝えることを諦め、イライラした態度で表すようになります。そのうち2人の仲はぎくしゃくするように…。言葉にして伝えれば済むのかもしれないけど、何度も伝えることだって大変です。名もなき家事を通して、それぞれの目線で不満を描きます。神谷もちさんの作品『察してほしい妻と察せない夫』をどうぞご覧ください。

Ⓒ神谷もち
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何度言っても変わらない夫に腹が立つ

妻のキリコは、夫の何気ない行動に今日もイライラ…。部屋に置かれた、裏返しの靴下。これは夫、てつおがしたものです。何度もやめてと伝えているキリコですが、てつおのこうした何気ない行動は改善されません。

仕方なく無言で元に戻すキリコですが、何度伝えたらいいのだろうかと諦めつつもイライラを抑えることはできません。ちょっと元に戻すだけなのに、なぜできないのか。夫の日常の行動にイライラが止まらないキリコなのでした。

察し合えない夫婦が大喧嘩

Ⓒ神谷もち
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名もなき家事は、皆さんもご存じですよね。家事というほどではないものの、こまごました作業は結構な負担になるもの。それがなき家事です。

キリコは、最初のうちはてつおにやってほしいことを伝えていました。しかし、何度も言ってるのにてつおの行動に変化はありません。伝えることを諦めたキリコはイライラと態度で示すようになり、てつおはその態度に対していら立ちを隠せません。

「言ってくれれば」というてつおと「言っても直らない」というキリコ。家事を主に担う方は、キリコの言い分にうなづく人もいるのではないでしょうか。

すぐに変わらなくても伝え合うことは大切

Ⓒ神谷もち
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察してほしいキリコと、察することができないてつおはついにお互いのイライラをぶつけ合います。お互いの本音をぶつけ合い、仲直りをした2人ですが、なかなか癖ついた行動は変わらないものです…。言われたことはやる、やってほしいことは口に出すなどの約束をしますが、しばらくするとまた元に戻ってしまったよう。それでも本音でぶつかると、以前より少しだけイライラを鎮めることができるようにあったキリコなのでした。

夫婦において伝え合う、感じ合うことはとても大切です。全てを相手任せにしてしまうのはいけませんね。誤解がないように、きちんと口に出し、指摘されたことは素直に改善する努力をすること。夫婦の円満の秘けつはそういうバランスから成り立っているのではと、キリコ・てつおの言い合いから考えさせられるストーリーです。

著者:ゆずプー

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