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【漫画】ゲイ向け風俗で働くトラウマ持ちの彼…癒し系のカフェオーナーとの出会いが彼の心を溶かしていく…優しい世界のBLに「満足度高い」など反響続々

  • 2024.11.30
『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』が話題 (c)夏嶋みき/drap
『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』が話題 (c)夏嶋みき/drap

【漫画】「ピュアで優しいお話」「心情がリアル」など反響続々…モテちゃって恋愛トラブルばかりの後輩と一人静かな時間を愛する先輩のピュアラブがいま始まる…

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は夏嶋 みきさんの作品でdrap comicsより発売中のコミックス『しあわせのかたち』から、第一話の『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』をピックアップ。

2024年11月5日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.9万件の「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、夏嶋 みきさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

過去のトラウマで堅くなった心が…

『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』(1/32) (c)夏嶋みき/drap
『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』(1/32) (c)夏嶋みき/drap

ゲイ向けの風俗店で働いている主人公の優。彼は過去のトラウマから「かわいいものが好き」「男が好き」という事実を周囲に隠して生活している。恋愛経験はゼロ。自分の客に恋愛経験のなさを指摘されて不機嫌になる優だが、ある日ひょんなことがきっかけで、カフェの店長である千早と出会う。

優は招かれるまま千早のカフェに足を踏み入れると、そこはぬいぐるみやかわいいもので溢れるかわいいお店…。「こんなのは女の趣味だ」と言い放つ優に「好きに性別なんて関係ない」と言う千早。それは優がずっと誰かに言われたかった言葉だった…。

千早と触れ合い、優の心が溶けていくストーリーに「トラウマを克服する尊さがGOOD」「満足度高い」など多くの反響が寄せられている。

作者・夏嶋 みきさん「男女関係なく好きなものを好きって言えるのって幸せ」

『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』(17/32) (c)夏嶋みき/drap
『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』(17/32) (c)夏嶋みき/drap

――『トラウマ持ちウリ専ボーイがゆるふわお兄さんとしあわせになるまでのお話』としてご投稿されたエピソードは『しあわせのかたち』の一話ですが、創作したきっかけや理由などをお教えください。

以前から、男女関係なく好きなものを好きって言えるのって幸せだよね、というお話をいつか描けたらいいなと思っていたのですが、形にはしていませんでした。

コロナ禍で世間がギスギスしていた時期にちょうど漫画執筆のご依頼をいただき、優しいお話が描きたい!じゃあこの機会に以前から考えてた話を描こう!と思ったのが今作を創作したきっかけです。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

話が進むにつれて柔らかくなっていく千早に向ける優の表情にこだわりました。警戒心でいっぱいの捨て猫からデレデレの飼い猫になっていく優を温かい目で見守りつつ読んでいただけると幸いです。

――作品の中でとくに気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

第5話で千早が優に告白するシーンは、千早の台詞や表情が全体的に気に入っています。千早のデザインが攻め!男前!という感じではないので、千早なりのかっこいい表情や台詞回しを担当さんと一緒に模索した回です。

私自身タイトル回収する作品が好きなので、ここでタイトル回収できたのも気に入っているところです。

――今後の展望・目標をお教えください。

今回初連載だったこともあり本当に反省点は多々あるのですが、今後はもっと活き活きとしたキャラクターが描けるように、もっと誰かの気持ちを動かせるような作品作りができるよう頑張ります。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

『しあわせのかたち』を読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます。優と千早のお話は今作で一区切りとなります。発売するにあたってすごく緊張していたのですが、想像していたよりも沢山の方にお読みいただき幸せをかみしめております。

また、別作品にはなりますが、近日同レーベルにて新連載スタート予定ですので、よろしければそちらもお読みいただけますと嬉しいです!

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