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高橋健介オトナ化計画【第3回】「ちゃんとしたオトナ化計画が必要」出演作解禁で改めてファンに感謝

  • 2024.11.30
高橋健介が2025年出演舞台や年末の楽しみについて語る 撮影=八木英里奈
高橋健介が2025年出演舞台や年末の楽しみについて語る 撮影=八木英里奈

【写真】漢字クイズに苦戦する高橋健介

「WEBザテレビジョン」でリニューアルスタートした俳優・高橋健介の連載企画「高橋健介オトナ化計画」。オトナを目指して「週刊ザテレビジョン」でさまざまな体験をしてきた高橋が、さらなるレベルアップのために資格や検定などに挑戦する。第3回は、解禁となった2025年の出演舞台や成長を感じた近況についてインタビュー。さらに、オトナ化企画として、第1回で興味を示していた資格「野菜ソムリエ」にちなみ、書けそうで書けない野菜の漢字クイズにも挑戦してもらった。

昔からの仲間との共演に「いい意味で馴れ合わないでいられる」

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──以前の取材で、「俳優業がしっかりしていないと面白いことをしても成立しない」「2025年の俳優の仕事のめどが立っている」と話されていましたが、2025年4月上演のミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」に出演することが発表されましたね。

そう、これです。これがあるから2025年も後半はふざけられるだろうなと思っています(笑)。

──「1789 -バスティーユの恋人たち-」に出演が決まったときはどのような心境でしたか?

僕が演じるのはシャルル・アルトワ。以前アルトワを演じられていたのは吉野圭吾さんで、僕より20歳近く年上の方。以前のキャストと比べても意味がないとは思いますけど、それでもやっぱり僕の中では敷居の高い役柄だし、大変だろうなとは思いますけど、頑張ろうと思います。発表されたとき、母親から「世界で一番心配です」ってLINEが来ました。「すごい」とか「観に行くね」とかじゃなくて(笑)。

SNSでも、意外だったからということもあって話題にしていただきましたし、いろんな意見がありますけど、出るからにはしっかり見せたいなと思います。それに、昔から僕のことを応援してくださっている皆さんには、僕が一歩一歩前に進んでいるということを提示できたのかなと思います。大事なのは「1789 -バスティーユの恋人たち-」に出て、どう評価を受けるかですけど。

──まずはスタートラインに立ったと。

はい。あと今回よかったなと思うのは、共演者に岡宮来夢とか昔からの仲間もいっぱいいるなか、アルトワはみんなとは敵対する貴族側だということ。もちろん仲間と助け合いたいなとは思いますけど、いい意味で馴れ合わないでいられると思うので。すてきな大人のキャストの皆さんの中でステップアップしていけたらいいなと思っています。

Xのトレンド入りで感じたこと

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──本作でどんな成長をしたいと考えていますか?

まずは歌。周りの方々は言わずもがなものすごく歌が上手な方々ばかりですが、その方たちよりもうまくなるということではなくて、アルトワとしてどう歌うか、みたいなところで勝負したいなと思っています。

役どころとしては敵役のボスのような存在なので、その風格が出せるような芝居もできるようになりたいですし。お芝居と歌の掛け合わせで、しっかりしたものを見せられたらと思っています。

キャスト皆さんがそれぞれしっかりしたものを持ってくると思うので、その中で僕が一人でどれだけできるか。これまではずっと周りに助けてもらってきたので、今回は“ちゃんと一人で舞台に立つ”というのが課題になりそうな気がする。新たな大人の階段を登らなきゃいけないなと思います。

──まさに“オトナ化”ですね。

本当に! 連載の企画とかどうでもいいくらい、ちゃんとしたオトナ化計画が必要です(笑)。

それにしても、今回改めて僕はファンの方に支えられて生きているんだなと思いました。キャストが発表されたときに、Xで来夢と僕がトレンド入りしました。それを見て、もし東宝さんが「主演じゃないのに、なんであいつはこんなに話題になっているんだろう」と思ってくれたとしたら、ファンの皆さんのおかげなので。

でも、だからこそ、「あいつ、うまくないのに何なんだ」と思われないようにしないとなとも思います。

──話題性だけじゃないんだぞと。

そうそう。「ちゃんと話題になるだけのやつだったんだな」って思ってもらえるような芝居と歌を見せたいと思います。

皆さんが番組に出たいと言ってくれるのがありがたい

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──年明けの1月4日には、健介さんと、鳥越裕貴さん、ゆうたろうさん、井阪郁巳さんによるYouTubeチャンネル「ぼくたちのあそびば」のリアルイベント「あそびば2025の宴~生であけおめ言わせんかい!」の開催が決定しました。

もうあれは遊んでいればいいだけなんで(笑)。それにしても、「ぼくたちのあそびば」もどんどんファンの方が増えてくれてうれしいですね。最初は出演者のファンが見ていてくれたと思うんですけど、今では“あそびばのファン”として好きでいてくれている方が多くなっているように感じて。ずっとこういう感じで続けていければと思っています。

──皆さん忙しいはずなのに、「ぼくたちのあそびば」はコンスタントに動画も公開されていますし、イベントも定期的に開催していますよね。その原動力は何なのでしょうか?

“仕事感”がないからだと思います。運営をするうえで、お金のことを考える人ももちろん必要ですけど、僕たち4人に関しては仕事感が薄い。実際に他の3人がどう思っているかは分からないですけど、おそらく全員が、お金に関係なく月に1回みんなで集まる回みたいな感覚でいるからだと思うんですよね。

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──もともと仲のいいメンバーで始めたものだったんですもんね。

はい。あとは共通認識として「大きくしたい」という考えがないからかな。“長く続けられるほうがいい”と思っている。イベントをこの先、1000〜2000人、さらには東京ドームとかの規模感でやりたいという願望がないんです。

というのは、お客さんとの距離感が近いのも「あそびば」らしさ。ソファで4人がワイワイやっているものを見てもらう、という感覚なので、そう考えると今くらいのキャパがマックスだと思う。あとは、「あそびば」に出たいと言ってくれる人がいるということも大きいです。

──本当にさまざまな俳優さんがゲストで出演されていますよね。

今はもう、こちらから「出てください」って言うんじゃなくて、皆さんが出たいと言ってくださるんですよ。ありがたいです。だから僕たちとしても、どんどん宣伝の場として使っていただけたらと思っています。

僕もゆうたろうも、鳥ちゃんも郁巳も、それぞれがいろいろな活動をしていて、それぞれの交流が広がっていて、そこで出会った方々が出てくださって……という形で続いています。

「あそびば」イベントに参加して「いい年明け」に

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──まさに番組が始まってからこれまでの間に、4人とも活動の場が広がっていますよね。

そうですね。振り幅の違いはありますけど、みんな前に進んでいる、上に上がっている感覚はあります。

──そういった他のメンバーの活動はどのように見ていますか?

単純にうれしいですね。

──どうしてこの質問をしたかというと、「あそびば」メンバーはもはや俳優仲間という関係性を超えているんじゃないかなと思ったためです。

あー、そうですね、俳優仲間としては見ていないかもしれない。友達です。もし何かつまずいてしまったとしたら、できる限りフォローして寄り添いたいと思うし、例えば体調不良とかで休むことになったとしてもそばにいると思う。そういう存在ですね。

──そんなメンバーに、豪華なゲストと行う「あそびば2025の宴~生であけおめ言わせんかい!」ですが、どのようなイベントになりそうですか?

たぶん、記憶には残らないけど「なんか楽しかったな」っていうイベントになると思う。「何がオモロかったはあんまりよく分かんないけど、なんかいい年明けだったな」と思えるようなイベントになったらいいな。

野菜の漢字書き取りクイズに挑戦

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

身の回りで見かけることがある漢字の中には、読めても書こうと思うと意外と難しいものも多い。そこで、今回は野菜をテーマに「瓜」がつく野菜シリーズの漢字書き取りにトライしてもらった。

──今から言う野菜を漢字で書いてください。すべて「瓜」という漢字が入ります。

そもそもウリっていう漢字が書けない気がする…爪みたいな字ですよね?

──そうです。

これか!OKです。問題、お願いします。

──まずは「ゴーヤ」。

ヤバい、頭の片隅にも思い浮かばない。

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──ヒントは、ストレートに味ですね。

あ、分かった!「苦瓜」でしょ!

──正解です。

へぇ、これで「ゴーヤ」って読むんだ。2問目お願いします。

──はい。では「カボチャ」。

カボチャはハロウィンだから…「秋瓜」!

──違います。

えー、じゃあプーさんみたいな発想で…「黄瓜」!いや、見た目は緑だから「緑瓜」か?

──どちらも違います。

分かった。さっき「苦瓜」だったから、味覚シリーズだな。「甘瓜」!

──違います。○に入る漢字は方角です。

あー!「南瓜」か!方角って言われたら、東瓜は聞いたことないし…って考えてたらピンときた。

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──正解です。では、3問目「スイカ」はどうでしょうか?

スイカはウォーターメロンだから…「水瓜」だ。

──不正解です!先ほど「『東瓜』はない」とおっしゃっていたのがヒントですね。

え、南じゃなくて、東じゃないってことは…「西瓜」か!

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──正解です。では続いて「キュウリ」。

キュウリはカッパの好物だから…「皿瓜」だ!

──その発想は面白いですが…違います。

ヒントください。

(同席していたマネジャーさん)「三日月宗近」がヒントですね。

え、「月瓜」?いや、全然出てこないな。正解見せてください。

──「胡瓜」です。

あー、見たことはある。漢字が出されて「何と読むでしょう」という形だったら読めたなー。

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

──では、最後の問題です。「ヘチマ」。どのように育つかを考えると分かりやすいかもしれません。

えっ、俺、ヘチマがどう育っているのか知らない。見たことない。

──ツルが伸びて広がっていきます。あとは、ヘチマたわしから想像するのもいいかもしれないですね。

えー、全然分かんないな。広がるってことは「八瓜」?

──違います。惜しい!

(同席していたマネジャーさん)ヒントは「中島みゆき」です。

あー、「糸」ね。「糸瓜」か!難しいなぁ。読みだったらいけそうなのもあったけど、総じて難しかったです。でも勉強になりました。

高橋健介 撮影=八木英里奈
高橋健介 撮影=八木英里奈

◆撮影=八木英里奈

取材・文=小林千絵

スタイリング=齋藤良介

ヘア&メーク=yuto

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