【南区向野】皮はモチモチ、餡は肉と野菜が甘くてジューシーなジャンボ餃子

こんにちは。趣味は乗り物、特技は食べ歩きのリビングふくおか・北九州Web地域特派員 ”ほっぺた親爺” です。 今回は、メインストリートからちょっと入った良い感じの中華料理のお店 「蓬莱閣（ほうらいかく）」を紹介します。 場所は、福岡・天神から渡辺通りを大橋方面に進んだ九州中央病院の近く。西鉄天神大牟田線の大橋駅から徒歩８分のところにあります。 渡辺通りは良く利用しているのに、ちょっと入った先の「蓬莱閣」の存在には全く気付いていませんでした。

赤い看板に誘われて魅惑の店内へ

大通りから入った先のビル１階に、焼き鳥屋さん、スペイン料理屋さんと並んで中華料理の「蓬莱閣」があります。 日本、欧州、中国と、僅かの間隔で世界旅行が楽しめます。

店内に入ると、入口近くに湾曲したカウンターが現れます。カウンターには十分な間隔を隔てて７席あります。カウンターの左奥が厨房で、大将が勢い良く中華鍋を振るっていることが音で分かります。

カウンターの右奥のスペースには、４人掛けのテーブルが２台、２人掛けのテーブルが１台。 夜の営業開始から１時間経過したところで、テーブルには料理が出揃い、楽しいお食事タイム真っ盛りです。 2016年の創業、今年で９年目になる地元民から愛されているお店です。

メニューは品数豊富！同行者が多いほどに楽しさ倍増間違いなし

麺類は、チャンポン、皿うどん、焼きそば、ラーメン、担々麺と品数豊富。 定食類も、八宝菜定食、スーパイコ（酢豚）定食、レバニラ定食と、食いしん坊には厳しい選択を迫るラインナップです。 ぎょうざの付いたセットメニューが「ラーメンぎょうざセット８５０円」と「中華丼ぎょうざセット９８０円」だけです。 どうしても他のものを頂きたい場合は、セットは諦めてどんどん注文しましょう。リミッターを外すと、選択の幅が広がって楽しみが倍増しますよ！

点心飲茶もこれでもか‥とまだまだ続いて出てきます。水ぎょうざ、海老ぎょうざ、肉シューマイに小籠包‥。 メニューを決められない人向けのお助けメニューが、この「蓬莱閣ペアセット」なんでしょね。２名様で４０００円、炒め物、揚げ物をそれぞれ一品選ぶと、点心３種に焼飯、杏仁豆腐、中華サラダ、ウーロン茶が付いたフルコース。これは相当お得なメニューです。

それでも食べたりない食いしん坊には、おつまみ単品もありがたい設定です。 最上段の「エビ イカ ホタテのマヨネーズ和え」は、何と魅力的なメニューなんでしょうか。

今日は焼餃子（鍋貼）からスタート

ここ「蓬莱閣」の焼餃子は、大きくて美味しいと評判です。 実際に提供された焼餃子のサイズは、小ぶりな九州餃子に比べると３～４倍でしょうか。お店では名乗っていませんが、明らかにビックサイズの『ジャンボぎょうざ』です。 良～い感じに焼き目がついた餃子が ”７つ” も入って一人前です。普通は一皿に５個か６個なので、７個は嬉しい設定。でも、完食できるかな？

お箸で持ち上げたところです。この大きさ、分かりますか？

大きいだけではなく、実に美味しい！皮はモチモチで、中の餡は豚肉と野菜の配分が最高です。 肉が多いと固くなり、野菜が多いとあっさりしすぎて物足りなさを感じます。この餃子、配分が丁度良いです。 餡は、ジュワッと肉汁が出て、野菜の甘味を存分に感じます。餃子のタレ不要で素の状態でも、十分美味しく頂けます。 あっと言う間に完食です。ビールで一皿、ご飯で一皿‥そんなペースで行けそうです。

締めはいつもとは違う「豚の天ぷら定食」で！

定食メニューで目を引いたのがこの「豚の天ぷら定食」でした。あまり見ることのないメニューです。 定食は、レタスがタップリ入ったサラダ、大盛ご飯、ザーサイ、卵スープが付いた豪華版です。

メインの「豚の天ぷら」です。味を表現すると「豚の天ぷら」 ≒ 「豚の唐揚げ」です。 当然ですが、鶏の唐揚げとは違った食感です。一口サイズの豚の天ぷらが、１２個も入っていました。 衣に塩コショウとスパイスで下味が付いているので、何も付けずにバクバク行けます。 「酢豚の豚だけを力一杯食べたい！」と、思ったことが有る人は、一度お試しください。

焼餃子と豚の天ぷら定食の２品を頂きましたが、どちらもボリューム満点で大満足の味でした。 でも、ちょっと食べすぎたかな‥。次回は大勢で行って、色んなものを注文しようと強く思いました。