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「自信をなくしている」図工教諭がこぼした本音と児童の思いに4.1万いいね「ええ話」「好きでした」

  • 2024.12.1

この記事ではX(旧Twitter)でバズった投稿を紹介します。今回ご紹介するのはしかせんべい(@shikashika555)さんによる、小学生のころに体験したエピソードです。小学校では主要4教科のほかに図工や音楽、体育などの副教科がありますね。投稿者はこの副教科を担当していた先生から、意外なお願いをされたことがあるそうです。ベテランの先生が児童たちに頼んだお願いとはどんなものだったのでしょうか。

自信をなくした図工の先生から、子どもたちにお願い

小学校時代、工作や絵画を教わる時間だった「図工」。人によって得意・不得意がありつつも、自分なりの作品が完成した瞬間は喜びがあったのではないでしょうか。

投稿者・しかせんべいさんは小学5年生のころに図工の先生から意外なお願いをされたエピソードを投稿しました。おおらかな教諭だったというその先生が児童に頼んだお願いの内容とは…?

思い出した。
小5くらいの時、図工の先生が
「皆さんにお願いがある。図工のいいところ好きなところを書いてほしい。ずっと図工を教えてきたが主要科目に比べてあまりに軽んじられているようで自信をなくしている。どんな小さなことでも思いつくことを書いて」
と紙を配られたことがあった。 X「しかせんべい」(https://x.com/shikashika555/status/1855975962707657206,2024年11月17日最終閲覧)
おおらかでどっしりとした性格の先生だったのでびっくりしたのを覚えている。時々言葉に詰まって涙ぐんでおられた。
教える立場の人が子供に弱みを見せていること、素の感情を出していることに本当に驚いた。

なにか力づける言葉を伝えたくて一生懸命書いた。 X「しかせんべい」(https://x.com/shikashika555/status/1855978509732106655,2024年11月25日最終閲覧)
後日、先生からみんなにお礼を言われた。
短い素朴な言葉だけれど実感のこもったものに聞こえた。

そのあとは全くいつもの先生に戻って、相変わらず大きい声で授業をしておられた。

あまり会話をした覚えはないが、いい先生だったという記憶がある。 X「しかせんべい」(https://x.com/shikashika555/status/1855979749052682282,2024年11月25日最終閲覧)

図工が他の教科に対して軽んじられているように感じ、自信をなくしてしまったという先生。何があったのかはわかりませんが、子どもたちの言葉で元気を取り戻してくれたようでよかったですね。

この投稿には「1時間2時間かかりきりに集中して自分だけの作品を作るって人生の中でもすごい経験だと思う」「自分を自分のために全開にできるところが何より好きだった」「図工からそのまま工学部って感じでした。中学も技術の時間が一番楽しかったかも」といったリプライがついていました。

幅広い体験の中から、自分にとっての「好き」を見つけたり「深めたい」に気づいたりするきっかけになりうる図工の時間。子どもたちが図工を楽しむとともに、先生たちにも自信を持って子どもを導いてほしいと思う投稿でした。

著者:kate_mu_23

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