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「知らないと損」冬キャンプの寒さ対策は何が正解?寒さトラブルの対処法を紹介!

  • 2024.11.30

冬のキャンプでは、寒さはつきもの。外で過ごすときから寝るときまで、冬キャンのあらゆる場面で活用できる対策・アイディアを紹介しよう!

【よくある寒さのトラブル1】寒くて寝られない!

対策方法■ インナーダウンを着て寝る

持ってきたシュラフの保温性が心配だという人は、インナーダウンやフリースなどのミドルウエアを着たまま寝るのもおすすめ。
とくに肩口の冷えが気になる封筒型は、この方法なら冷える心配はない。

対策方法■ シュラフに毛布を入れて保温する

ウエアを着込んで寝るのは窮屈でちょっと……という人は、家から毛布を持参して、シュラフ内に入れれば暖かく過ごせる。
毛布が大きめの場合はシュラフにかけたり、くるんだりしてもOKだ。
ただし、ファミリーキャンプなど人数が多い場合は、かなりかさばってしまうので、ほかの荷物を減らすなどの工夫が必要になる。

対策方法■インナーシュラフの追加で冬用に

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ハイランダー シュラフinダウンシュラフ 150

3シーズンシュラフを持っているけれど、4シーズンシュラフを買うのは予算的に難しい。
そんな人は、シュラフの中に入れて使用する「インナーシュラフ」を用意するといいだろう。
今あるシュラフを活用できるし、4シーズンシュラフを買うよりリーズナブルだ。
単体で夏用シュラフとして使用できるモデルもある。

対策方法■ 封筒型シュラフをタオル&帽子で暖かく

封筒型のシュラフは肩口が大きく開いているので、首や肩から体を冷やしてしまうことがある。
そんなときはタオルを縦長に折りたたみ、肩に巻いて寝ると肩口から体温が逃げにくくなる。
また、封筒型にはフードがないので、頭から体温が逃げないよう、ニット帽など保温性の高い帽子をかぶって寝るのもおすすめだ。

対策方法■ 寒い夜は湯たんぽも効果的

寒いときにはシュラフの中に湯たんぽを入れて眠るのも効果的。
プラスチック製やゴム製、金属製などさまざまな種類がある。
ただし湯たんぽは、低温やけどの恐れがあるので、カバーやタオルなどで包んで使おう。


【よくある寒さのトラブル2】外にいる時に寒い!

対策方法■ 風防で炎のぬくもりを無駄にしない

「知らないと損」冬キャンプの寒さ対策は何が正解?寒さトラブルの対処法を紹介!
〈ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA〉耐熱温度500℃のファイバーグラス生地両面にシリコンコーティングを施した焚き火用風防。幕の高さが90cmで、ローチェアに座ると頭まですっぽり。コンパクト収納なのもいい。

晴れていても、まだ風を冷たく感じる季節。
こんなときは顔あたりまでカバーする焚き火用風防を使おう。
風が焚き火にも人にも直接あたりづらく、熱が逃げにくいのでぬくもりをとことん利用できる。

対策方法■ チェアにカバーやブランケットをかける

腰や背中が冷えるときは、チェアに起毛素材のカバーをかけて保温性を高めよう。
チェアカバーがない場合はブランケットを敷くことで同様の効果を得られる。
大きめブランケットなら足首あたりの冷えにも対応する。

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〈ロゴス〉Tradcanvas 難燃BRICK・キングあぐらチェアあぐらをくんでくつろげるゆったりサイズのローチェアで、簡易こたつと相性抜群。燃えにくい素材を採用しており、焚き火まわりで使えるのもうれしい。収束式で組み立てが楽なのも◎

対策方法■ 汗冷えせず保温性があるウエアでレイヤリング

日中は暖かく、朝夕は寒い秋キャンプでは、ウエアを上手に重ね着することで温度調節ができるようにするのが基本。いちばん下に速乾性のアンダーウエア、その上には薄手フリースなどのミッドウエア、外側には風を通さないアウターウエアを着ることで、変わりやすい気温に対応しよう。ミッドウエアから上は、脱ぎ着しやすいフロントジップがおすすめ。

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気温に合わせて簡単に脱ぎ着できるウエアを選ぼう。
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キャプテンスタッグ/フード付きネックウォーマー(スタイル) オープン価格ネックウォーマーにもフードにもなる2ウェイモデル。気温に合わせて使い方を選べる。
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ミズノ/ブレスサーモレギュラーソックス2P メンズ 1500円体から出る水分を吸収して発熱する素材を使ったソックス。足元を温めるのにおすすめ。
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フェニックス/Outlast PP Heavy wt. Crew[メンズ] 6300円放熱と蓄熱を兼ね備えた調温素材で快適な温度をキープしてくれるアンダーウェア。消臭機能も搭載。

対策方法■ 温かいもので体の中から暖まる

焚き火やウエアで暖まるのも必要だけれど、温かいものを飲んで体の中から暖を取るのも、冬キャンプにはおすすめだ。ホットドリンクを保温ボトルに入れておけば長時間保温できるので、時間が経っても温かいまま飲むことができて便利。また気軽に温め直しができるシェラカップやマグカップも、寒いときには重宝するアイテムなので準備しておきたい。

「知らないと損」冬キャンプの寒さ対策は何が正解?寒さトラブルの対処法を紹介!
SOTO/サーモスタッククッカーコンボ 7200円750㎖、400㎖、350㎖のマグカップを組み合わせて使用。350㎖と400㎖マグを組み合わせると二重構造になり保温性がアップする。
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350㎖と400㎖マグを組み合わせると二重構造に。冷めても350㎖マグを取り出して再加熱できる。
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モンベル/アルパインサーモボトル 0.35L 3000円95℃のお湯が6時間後も74℃以上に保たれるほど保温性が高い。フタはカップにもなる。
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750㎖マグはコジーとフタが付いているので、飲み物やスープなどを保温することができる。

【よくある寒さのトラブル3】足元が寒い!

対策方法■ ダウンソックスで足元を保温しよう

首・足首・手首という3つの“首”は冷え対策の要だ。
とくに地面に近い足首は冷えやすいのでダウンソックスやレッグウオーマーで保温しよう。

対策方法■ 寝室もリビングもマットを3枚以上重ねる

寝室はもちろん、リビングも地面むき出しにするのではなくマットを重ねて湿気と冷えを遮断しよう。
シートとマットを3枚以上重ね、できれば一番上に起毛素材のマットや肌触りのよいラグを敷くことで過ごしやすい環境となるので試してみてほしい。

対策方法■ 地面からできるだけ距離をとる

できるだけ地面と距離をとることが冷え対策のキモで、コットを使えばかなり楽になる。
マットだけの場合は、エアマットとクローズドセルマットの二枚重ねなどで高くできる。

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ogawa ハイ&ローコットワイド脚の取り付け位置を変えるだけで高さ(42cm、25cm)が変わる優秀コット。ローコットならコンパクトなテントに入れても圧迫感を抑えられる。幅71cmでゆったり眠れるのもいい。

対策方法■ 靴の中の湿気を取り除く

1日中履いた靴には湿気がこもっている。
そのままにしておくと冷え冷えになるので乾燥剤を忍ばせてテント内で保管。
履く前に中敷きを寝袋に入れてあたためることも忘れずに。

対策方法■ トウガラシパワーで足元ポカポカ

トウガラシの成分、カプサイシンは皮膚の表面温度を1~2℃上げることができるそう。
古典的だけれど、靴や靴下の中にトウガラシを入れることで足がポカポカ。


【よくある寒さのトラブル4】テント内が寒い!

対策方法■ 冬も楽しむなら4シーズンテントを使う

一年中キャンプを楽しむ人なら、テント購入のタイミングで4シーズンテントを検討してみよう。
風や冷気の侵入を防ぐ「スカート」、テント内の結露を軽減する「ルーフフライ」などを装備しているモデルが多いので、冬でも快適にキャンプを楽しめるはずだ。
もちろん“4シーズン”なので、夏でも快適に過ごせる機能も装備している。

対策方法■ 2ルームテントで寝室を暖かく

リビングと寝室がつながっている2ルームテントは、リビングで過ごしていたときの暖かい空気が寝室を暖めてくれるので、タープとテントを別々に設営したスタイルに比べれば、多少は暖かくなっているので寝やすくなる。
ただし寝室を暖めようと、バーナーや燃焼式のランタンを使うのはNG。
テント内は火気厳禁だということを忘れずに。

対策方法■ 重要なのはテント内レイヤード

テントのフロア全体にテントマットを敷いて、その上にスリーピングマットを敷く。
そしてその上にシュラフを置けば、地面からの冷気を遮ることができる。
これがテント内レイヤードの基本だ。
テントマットは薄手のものでもかまわないが、フォーム材が入った厚手のものなら断熱性が高いので、地面からの冷気の侵入を押さえてくれるので安心。

対策方法■ 段ボールを敷いて断熱効果アップ

冬キャンプを続けるかどうかはわからないので、厚手のテントマットを新調するのは躊躇してしまう。
そんな人は、テントマットの下に段ボールを敷いてみよう。
段ボールには空気の層があるので断熱性が高く、地面からの冷気の侵入を軽減してくれる。
ただしフロアが広い大型テントの場合、段ボールの量が多くなってしまい、荷物がかさばってしまうので注意しよう。

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