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ニセコの地で味わう、極上のハーバルセラピーで心身の解放を【エディター体験録】

  • 2024.11.29

壮大かつ豊かな自然に恵まれ、ウィンターシーズンには上質な雪を求めて世界中から多くの人が集まる北海道のニセコ。四季折々で異なった表情を見せ、ラグジュアリーな宿やコンドミニアムで味わえるスペシャルなステイを目的に訪れる人も。

そんな日本が世界に誇るニセコの地に2022年に誕生した「雪ニセコ」は、比羅夫エリアでも有数のロケーションに恵まれ、1ミシュランキーホテルにも選出されたことで話題となっているデスティネーション。食やウェルネスプログラムを通して心身を労い、自分自身を取り戻すための“浄化”に最適の場所だ。

今回の旅の目的の一つが、ここ雪ニセコの『六花スパ』で受けられるハーバルセラピー。数々のアワードを受賞する人気スパブランド『LAPIDEM』が運営する六花スパは、東洋医学の陰陽五行論をベースにデザインされたトリートメントを擁し、ホテルの宿泊者のみならず多くのニセコ滞在者を魅了している。

六花スパのエントランス。
六花スパのエントランス。

トリートメントでは、体の状態に合わせたオイルを使用して人それぞれにカスタマイズを行う。木、火、地、金、水という陰陽五行論を表すエレメントと結びつく香りを一つずつ味わい、その日の気分や今、自分の心が欲するものと向き合いながら使用するオイルを選択していくのも、すでに楽しい。

5種から選べるマッサージオイル。
5種から選べるマッサージオイル。
エレメントごとにアドバイスが書かれたカード。
エレメントごとにアドバイスが書かれたカード。

忙しない日々の中で気づかないうちに疲弊していた心を癒やしたいという気持ちが沸々と湧き出てきたエディターは、「火」をセレクト。イランイラン、オレンジ、ラベンダーをブレンドした軽やかでフレッシュな香りと、その清々しさに引き寄せられたようだ。

モダンなジャパンスタイルに整えられたトリートメントルーム。今回体験したのは、スリーピング ボディ&ハーブボール 90分 ¥36,000
モダンなジャパンスタイルに整えられたトリートメントルーム。今回体験したのは、スリーピング ボディ&ハーブボール 90分 ¥36,000

ガウンに着替えを行ったら、まずは足浴から。へべすと呼ばれるみかんに洞爺湖のガーデンで育ったホーリーバジルのドライ、富良野産のラベンダーを入れたお湯でゆったりと足を温めていく。リラックスモードにスイッチングするための、儀式のような感覚だ。

贅沢な足浴。
贅沢な足浴。

さらに、先程選んだ“火”のオイルに函館の塩をブレンドしたスクラブでガサガサとした足先全体を丁寧に磨いていく。足元から全身に血流が巡るようで、滞りがちな全身が緩むのを感じた。

そこから、全身のトリートメントへ。ホットストーン使って背中から全身を流してくれるのだが、これがなんとも心地良い。ほどよい温度に温められたストーンは体の深部にまでゆるやかな熱を伝え、触れたところから筋肉の緊張がほぐれていくよう。

※イメージ
※イメージ

続く、オイルを使ったハンドマッサージも至福の時間。心地よい圧とタッチでガチガチに凝り固まっていた肩や首、足腰が柔らかになり、むくみや老廃物もドレナージュされていく。溜め込んでいたものがすっとなくなり、深いリラックスの中で心身を整えることができた。

そして、ニセコをはじめとした北海道の雄大な自然のパワーを借り、全身にエネルギーをチャージしたことで、日常に戻った後も頑張ろうという活力が湧いてきたのも非常にうれしいポイントだった。

トリートメント後は、オリジナルブレンドのハーブティーを飲み、体の中からホッと温まるひとときを過ごせる。
トリートメント後は、オリジナルブレンドのハーブティーを飲み、体の中からホッと温まるひとときを過ごせる。

夏季と冬季ではスパメニューが異なるため、どちらも味わい尽くすために年に数回足を運びたいと思うほどの極上だったが、12月以降のハイシーズンでは常に満席となる人気っぷりのため早めの予約が必須だ。スキーやスノーボードで汗をかいたあとのトリートメントもまた最高の気分だろう……と想像する。美しいニセコの地とハイクラスなスパを堪能しに、今年の冬はぜひ、北の大地へ出向いてはいかがだろうか。

Salon Information

雪ニセコ 六花スパ

北海道虻田郡俱知安町ニセコひらふ1条2丁目6番9号

0136-55-5130

https://setsuniseko.com/ja/wellness/rikka-spa/

Editor:Misaki Kawatsu

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