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「知らないと逆効果に!?」取引先への贈答品で【気をつけたい3つのポイント】

  • 2025.1.24
出典:photoAC(※写真はイメージです)

取引先や顧客に贈答品をお渡しする際、まず考えるのは「何を贈るか」ではないでしょうか。しかし、ビジネスシーンにおいては、贈答品をお渡しするタイミングや注意点も非常に重要です。

今回は、取引先や顧客に贈答品を贈る際のマナーについてご紹介します。気持ちを込めた贈り物とその渡し方で、相手により良い印象を与えましょう。

1.受け取りの事前確認

贈答品を贈る際は、事前に取引先に確認することが重要です。

企業によっては、コンプライアンスの観点から贈答品の受け取りを許可していない場合があります。直前に確認すると相手に気を遣わせてしまう可能性があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

2.渡すタイミング

取引先に贈答品を渡す際は、打ち合わせ後や商談の締めくくりに贈るのが基本マナーです。

訪問する際は、昼休憩や終業時間にかかる時間帯を避けることを心掛けましょう。また、「いつもお世話になっております」「日頃からのご支援に感謝いたします」など、感謝の言葉を一言添えると、より気持ちが伝わり、好印象を与えることができます。

3.配送する場合の注意点

遠方の相手やスケジュールの都合で直接訪問が難しい場合は、配送を利用するのも一つの方法です。

配送の場合は、相手が受け取りやすい日時に合わせて手配することが大切です。また、品物の内容や到着日を知らせる送り状を用意し、贈り物が届く前に相手にお知らせしましょう。配送時には、包装が崩れていないか確認し、のしの文字が正しく整っていることも確認してください。

相手に合った渡し方や気持ちの伝え方を意識しよう

贈答品を渡す際には、適切なタイミングとマナーが重要です。贈り物そのものに意識が集中しがちですが、相手に合った渡し方や気持ちの伝え方を意識することで、贈り物の意味がさらに深まり、相手に喜ばれることでしょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。