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知らないと失礼に?『年賀状じまい』のマナーと伝え方のポイント

  • 2024.12.29
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

新年のご挨拶として親しまれてきた「年賀状」。しかし、時代の変化とともに「年賀状じまい」を検討する人が増えています。
今年は年賀状を出すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。長年続けてきた習慣をどうやって終わらせるべきかタイミングについて悩みますよね。

今回は、年賀状をやめるときのマナーについてご紹介をします。心地よく新年を迎えるための参考にしてみてくださいね。

1.適切なタイミングはいつ?

年賀状じまいを伝えるタイミングは、相手に配慮することが大切です。その上で、3つの適したタイミングをご紹介します。

  1. 家族構成が変わったタイミング
    子どもの独立や結婚など、家族の変化を伝えるとともに、これまでの感謝を込めた丁寧な挨拶ができます。
  2. 自身のお祝いの年
    祝いの年は人生の大きな節目であり、節目の年齢を迎えたことを伝えることで相手の理解も得やすいです。
  3. 会社を退職するタイミング
    長年のお付き合いへの感謝を伝えつつ今後の関係性の変化を告げられます。

2.何で知らせるのが正解?

「年賀状じまい」を知らせる方法には、実は年賀状以外にもあります。知らせる方法を3つご紹介します。

  1. 年賀状
  2. 暑中見舞い
  3. 寒中見舞い

年賀状で新年の挨拶とともに、今年をもって年賀状交換を終了する旨を伝えるのが一般的です。暑中見舞いや寒中見舞いで知らせる場合も、挨拶とともに年賀状じまいの意思を伝えるとよいでしょう。

3.ポイントは?

年賀状じまいを伝える際の一番大切なことは、これまでのお付き合いに対する感謝の気持ちです。
長年の交流に対する敬意を示すことで、相手への思いやりを伝えることができます。「これまでの温かいご挨拶を心より感謝申し上げます」といった言葉を一言添えましょう。
また、年賀状のやりとりは終了しても、相手に対する感謝の気持ちは変わらないことを伝えましょう。

これまでのお付き合いに対する感謝の気持ちを忘れずに

年賀状じまいは、暑中見舞いや寒中見舞いを通じても丁寧に伝えることができます。
伝える際には、辞退の意思と感謝の気持ちを明確に伝えることが大切です。感謝の気持ちを忘れずに、関係を維持したいという気持ちも伝え、より心地のよい人間関係を築いていきましょう。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。