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知らないと恥をかく!?【お年玉の正しい渡し方マナー】とは?

  • 2024.12.31
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

お正月の恒例行事の一つといえば、「お年玉」。お年玉の渡し方には、さまざまなマナーがあるのをご存知でしょうか?
お札の折り方や紙幣・硬貨の裏表などお金の入れ方にもマナーが存在します。

そこで今回は、お年玉の正しい渡し方マナーについてご紹介します。お年玉だけでなく、さまざまなシーンで役立つためきちんと覚え、気持ちの良い新年を迎えてみてくださいね。

マナー1. お年玉袋に入れるお札は新札が基本

お年玉に入れるお札は新札が基本マナーです。
新札は前もって用意しなければならないため、「相手を思って事前に準備した」という気遣いを示すことができます。もし、新札が用意できない場合には、ピン札を代用するのも可能ですが、「新札の持ち合わせがなくてごめんなさい」などの言葉を添えて渡すと良いでしょう。

マナー2.お札は三つ折りが基本

お年玉に入れるお札は三つ折りにするのが基本マナーです。
お年玉はポチ袋などに包んで渡すのがマナーです。また四つ折りは、「4」が「死」を連想してしまうため避けましょう。大きい袋を使う場合はお札を折らずに収める方が好まれる場合もあります。袋のサイズに合わせて丁寧に収めることが重要です。硬貨の場合、製造年月が書かれている裏側を下にして入れるのがマナーと覚えておきましょう。

マナー3.上司や先輩の子どもにはお年玉はNG

お年玉は、目上の者から目下の者に渡すものです。
上司や先輩といった目上の方の子どもにお年玉を渡したい場合は、「お年賀」として現金でないものを贈りましょう。お菓子の詰め合わせを持参したり、ギフトカードや図書カードなどがおすすめです。現金は、「お金に困っている人に渡す」という印象を与えかねないためNGです。

新年のお祝いと相手への想いが大切

新しい年の始まりに、基本的なお年玉のマナーを守り、渡す側ももらう側も気持ち良く新年を迎えられるようにしましょう。
新年のお祝いと相手への想いを込めて伝えることが大切です。皆様にとって、豊かなお正月をお迎えください。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。