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「えっ!娘が頭から地面に…」チャイルドシートの転落事故で夫の行動に激怒!急いで病院へ行った結果

  • 2024.11.30

私は2人姉妹の母です。次女が生後6カ月のころ、夫の不注意で次女は大怪我をするところでした。夫に激怒しましたが、冷静になると私自身にも反省点が……。夫婦で子どもたちの安全対策について考えさせられた体験談をご紹介します。

次女がチャイルドシートから転落

次女が生後6カ月になったある週末、家族4人でスーパーへ買い出しに行きました。買い出しを終え、私は両手に荷物、長女は自分のお菓子を握りしめ、夫は右手に荷物を持ち左手に次女を抱っこ。車に戻り、長女は助手席へ乗り、夫は次女をチャイルドシートに乗せていました。

そのとき私はトランクに荷物を積み、夫が持っていた荷物もトランクに乗せようかと前を向いた瞬間、まだベルトを装着していない次女から夫が目を離し、次女がチャイルドシートから転落。頭を車内の床にぶつけたあとそのままアスファルトにずり落ちてしまったのです。

ちょっと! スーパーの駐車場で大激怒

「何してんの!!」と夫に叫びながら次女を抱き上げると、わんわん泣き始めました。見た目ではかすり傷程度でしたが、頭から落ちているのでとても心配になりました。休日だったので救急へ電話し、そのまま病院へ向かうことに。車内で夫に「何で目を離したの?」と聞くと、夫は「荷物をトランクに乗せに行こうと思った。その間だけなら動かないで待ってると思った」と……。

当時の次女はだんだんと動きが出てきたころで、以前「チャイルドシートに乗ったらすぐにベルトを着けないと動く」といった話をしたときも、夫はさらっと聞き流している感じがありました。夫にすれば、聞いてはいたけれどまだ見たことがないので現実味がなかったのかもしれません。私は夫に言いたいことが山ほどありましたが、長女もいるのでぐっと飲み込み、ひとまず次女の無事を祈りながら病院へ向かいました。

大丈夫かな? 病院での診断結果は…

救急病院での診断は、外傷もないし機嫌も悪くなかったので大丈夫だろうとのこと。私も夫も長女もひと安心し、家族4人で家へ帰りました。

その夜、子どもたちが寝静まってから、私は夫に「“少しくらい大丈夫”が命取りになることもあるから、子どもたちのためにも本当に気をつけてほしい」と伝えると、夫はさすがに落ち込んでいる様子で「ごめん」とだけ言いました。

今回の件は夫の不注意が原因です。しかしながら、毎日子どもの一番近くにいる私が、もっと子どもの様子を夫に話したほうがいいなと思いました。特に、危険を伴うかもしれないことはきちんと伝えることが大事だと感じました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:石井ゆうき/女性・主婦。9歳と2歳の姉妹を育てるママ。秘書として時短勤務。お金にまつわることに興味があり、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。

イラスト:あやこさん

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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