住民が利用できる公共施設が充実する「東京23区の自治体」ランキング！ 「千代田区」を抑えた同率1位は？

All About ニュース編集部は、全国20〜60代の男女210人を対象に「東京23区で住みここちのいい自治体」に関するアンケート調査を実施しました（調査期間：8月7日〜11月11日）。調査結果から今回は、住民が利用できる公共施設が充実していると思う「東京23区の自治体」ランキングを発表します。

3位：千代田区

3位の千代田区は、皇居、国会議事堂や官公庁が集結するほか、数多くの大企業が立ち並ぶ大手町や丸の内エリアがあるなど、日本の政治・経済の中心として機能しています。大芝生広場などがある自然豊かな皇居外苑、さまざまなイベントが開催される日比谷公園、日比谷図書文化館や千代田図書館など数多くの公共施設があり、日本で最初の国立美術館「東京国立近代美術館」も区内に位置しています。

回答者からは、「東京の中心であり、図書館などの充実もしっかりしています。また外国語対応もされているため、日本人にとっても外国人にとってもありがたい地域です」（40代女性／東京都）、「日比谷図書館や千代田区立図書館、公園、その他文化施設など住民が利用できる公共施設が非常に充実していて、大変便利だと感じています」（30代男性／千葉県）などの声がありました。

同率1位：世田谷区

同率1位は、世田谷区。多摩川をはじめとする豊かな自然、三軒茶屋・下北沢などのカルチャー発信地など、幅広い世代に魅力的なエリアが集積しています。9月にリニューアルオープンし、音響効果の高いホールを備えた世田谷区民会館、23区内唯一の峡谷である等々力渓谷公園、砧公園の一角に位置する世田谷美術館など、多種多様な公共施設が点在しています。

回答者からは、「子育て世帯が多く、図書館や温水プールなど多様な施設があるから」（30代男性／東京都）、「住民数が多く公園や区の出張所が多いイメージ」（30代女性／東京都）、「民間主導の施設が多い」（20代女性／埼玉県）などの声が集まりました。

同率1位：港区

同率1位は、港区。高級住宅街の高輪、国内外の大手企業が集積する赤坂、虎ノ門、六本木などのビジネス街など5つのエリアで構成され、東京タワーや六本木ヒルズなどの観光スポットも多く、国内外から多くの人が訪れます。室内にトレーニングパークやプール、競技場などを完備した「港区スポーツセンター」が入る「みなとパーク芝浦」、子育てひろばなどが入る「ゆかしの杜」など、区の関連施設が集まる複合施設も点在しています。

回答者からは、「図書館の蔵書、雑誌が充実している。基本的に公共施設がきれい」（30代男性／東京都）、「立地のいいところに、区民が使えるスポーツ施設や図書館がある」（20代女性／東京都）などのコメントが寄せられました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者：福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。

文：福島 ゆき